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政権交代なき日本?

◉X(旧Twitter)で、興味深いポストがありました。左派は、日本は政権交代がない国と、言い募りますが。実際は、1993年の宮澤喜一内閣を最後に、自由民主党の単独政権って、ほぼないんですよね瞬間的にはあっても。日本新党代表の細川護熙内閣は、非自民・非共産連立政権でしたし、新生党党首の羽田孜内閣も非自民・非共産連立政権、昨日100歳になられた日本社会党委員長の村山富市内閣は、自社さ連立政権、民主党代表の鳩山由紀夫政権は民社国連立政権(途中から民国連立政権)で、自民党が政権に復帰した安倍晋三内閣も、自公連立ですしね。31年ほどで4回の、明確な政権交代が起きています。

日本は約30年間で4回政権交代しています。

①宮澤・自民→細川・8党派('93)
②羽田・7党派→村山・自社さ('94)
③麻生・自公→鳩山・民国社('09)
④野田・民国→安倍・自公('12)

左派リベラルから保守へ代わった回数を意図的にカウントしない連中がいます。嘘つきです。英国はこの間2回です

https://x.com/hskenncutter/status/1764229268962459866?s=20

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、国会議事堂の写真です。

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■米独英の政権与党は?■

アメリカだと、1993年は民主党のクリントン政権で、2001年から共和党の息子ブッシュ政権、2009年から民主党のオバマ政権で、2017年から共和党のトランプ政権で、2021年からはバイデン政権。5回ですか。普通は2期8年努めますから、トランプ大統領が再選していたら、4回で、日本と変わりませんね。個人的には、2期8年ぐらいがちょうどいい政権期間で、戦時中など特殊な状況以外では三選を禁じる仕組みは、政権の腐敗化を防ぐ意味でも、よく考えられた仕組みに思います。

ドイツの場合は、キリスト教民主同盟系のコール政権が1982年から98年までの長期政権で、ドイツ社会民主党系シュレーダー政権が1998年から2002年まで、キリスト教民主同盟系のメルケル政権が2005年から2021年の、これまた長期政権で、21年からはドイツ社会民主党系のショルツ政権。4回の政権与党交代ですから、日本と同じですが、1982年から2021年に区切れば、29年で3回の政権交代になります。また後述しますが、日本は内閣総理大臣がコロコロ交代するのに対して、ドイツは首相が長期安定政権の傾向がありますね。

イギリスは、保守党のメージャー首相が1993年当時は首相で、労働党のブレア政権とブラウン政権が1997年から2007年まで10年ほど政権担当しましたが、2010年のキャメロン政権以降はずっと保守党政権。確かに、3回の政権与党交代ですね。正確には、1979年のサッチャー政権から、45年間で3回の政権与党交代。

■日本は総理代わりすぎ■

政権がころころ代わると、外交が安定しないんですよね。日本の場合は、政権政党の交代に加え、総理もコロコロ変わる悪癖がありますから。宮沢内閣から岸田内閣まで、31年で18人も内閣総理大臣が交代しています。安倍内閣が8年弱の長期政権なのを考えれば、残り23年で17人の総理大臣が担当したことに。平均16.2ヶ月、1年4ヶ月ちょっとでトップが代わっては、外国としても名前を覚えたと思ったらもう交代です。代わる政治家よりも、代わらん官僚相手の外交になるのは必然ですね。メルケル政権とか2005年から2018年ですから、良くも悪くも安定してた訳で。

トップがコロコロ代わるのは、イタリアもそうですけれども。1993年のイタリア社会党のアマート首相から現在のメローニ首相まで、17人と日本に負けず劣らずのコロコロぶり。ただイタリアは、閣僚の再起用が頻繁なので。また、アマート首相は2000年に返り咲き、プローディ首相も一度下野した10年後に返り咲き。ベルルスコーニ首相に至っては3度返り咲いて4次政権まで勤めましたし、そういう意味では、外交などの連続性は、途切れ途切れながら継続している感じです。

岸田総理は、安倍政権での外務大臣が長かったので、その意味では外国政府には安倍政権からの連続性は感じられるでしょう。政治の連続性を考えれば、外務大臣からの総理大臣、というのはかなり重要なステップかと。また総理を退いても上がりではなく、麻生太郎議員のように総理経験者が入閣とか、今後はもっと必要でしょう。そこを考えれば、もし解散総選挙で岸田総理退陣となっても、上川陽子外相が後継なら、問題ないかなと思います。元々、法務大臣として有能な方で、それが外交という継続性が問われるポストへ。それを見越した起用だと思います。

■馬や鹿よりも猿がマシ■

さて、平成期の政権交代の混乱によって、国民が得た教訓は…以下の点でしょうね。

・保守系でも自民党から離れるとダメになる
・自民党でも社会党系を入れるとダメになる
・革新系でも旧社会党系が入るとダメになる

立憲民主党も、せっかく自民党と調整した案も、旧社会党系が卓袱台返しすると、愚痴ってるようで。呉智英夫子が昔、選挙のたびに期待する政党は社会党だと答えるようにしている、と語っていました。できれば、政権交代するぐらい頑張ってほしいと。政権担当して無能をさらさないと、リベラル幻想なんか崩れないからという、強烈な皮肉なのですが。その予言通り、細川護熙政権・村山富市政権・鳩山由紀夫政権と、3回の政権与党となった社会党(社民党)は、野党第一党から党首と副党首が非科学的な放言を繰り返す泡沫政党に転落。

国民の側に、めちゃくちゃになってもいいから野党に政治をやらせてみよう、後の責任は自分たちで取るぐらいの気概がないと、本当の政権交代など無理。

https://x.com/J_J_Kant/status/1763810462154850737?s=20

無責任極まりないですね。メチャクチャになったツケを払うのは、国民です。そして、31年で4回の政権交代で、反対反対とにかく反対の社会党根性では、政治はメチャクチャになるという実体験をしたからこその、安倍政権の強さだったわけで。自民党が良いとかではなく、野党があまりにもひどすぎて、とても政権は任せられないという消去法。野党支持者は安倍政権について、「猿🐒がハンドルを握っていたら、引きずり下ろすのは当然」と語っていましたが。いやいや、あなた達は馬🐎や鹿🦌で、蹄ではハンドルを握れませんよね猿のほうがマシですよねと言われているのに、理解できないようで。


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