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コロナ敗戦と書く朝日新聞のお粗末

◉敗戦とは、何を以て敗戦というのか? 終戦記念日にぶつけてきたのは、やはり意図的なものでしょうけれども。こういうことを書く朝日新聞の意図と、現実をすり合わせてみますかね。だいたい、世界ではアフガニスタンをタリバーンが制して、その混乱を報じているのに。日本のメディアは76年前の戦争を引きずり出して自虐してみせるだけ。現実に対応できず、昭和の時代の話法の固執し衰退する旧メディアの、断末魔の叫びですけどね。

【コロナ敗戦から考える「危機の政治」と「政治の危機」】朝日新聞

 「コロナ敗戦」「インパール2020」――新型コロナウイルス感染拡大への政府の対応や東京オリンピック開催に至るまでの曲折は、先の大戦になぞらえられることも少なくない。戦後76年の夏、長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)、杉田敦・法政大教授(政治理論)、そして日本近現代史研究で知られる加藤陽子・東京大教授の目には、いまの政治はどう映るのか。

イラストは、新聞の上で大開脚するネコ。今だと、未使用の新聞がペットもトイレシートとして、お安くてに入ります🐱

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■言霊思想に走る朝日新聞■

数字でみていきましょうか。2021年8月16日現在、世界的には日本の累計死者数は1万5400人、未だにcovid-19の調査対象が222の国と地域のウチでは38位です。日本は少子化とは言え、何しろ世界11位の人口1億2536万人を抱える大国ですから、人口あたりの死者数では140位です。国際連合の加盟国数が世界196か国で、ですから、これはむしろ世界的には優秀な部類でしょうね。いったい、なにが敗戦なのでしょうか? 定義を明らかにすべきでしょうね。勝ってる国はどこですか?

けっきょく、朝日新聞は日本は負けたんだ敗戦したんだと、呪いの言葉を吐いてるだけなんですね。負けた負けたということで、現実がそうなってしまうことを望む。これは典型的な日本の『言霊思想』であり、呪術的な発送。とても科学的な態度とは言えません。この発想の先に、敵性語を使うなという戦時中の庶民発のバカな運動があるわけです。日本人は無意識にこの言霊思想に絡め取られてしまうので、かなり自覚的でないと危険です。

■これが日本の知性たちか?■

加藤陽子教授、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』は資料としてとても興味深く読めたのですが、どうにも政治的には問題があると言うか。学術会議から外されたとき、毎日新聞市場において憲法第23条の学問の自由について、「23条は生まれながらの人一般の学ぶ権利を保障したものではない」という主張をされていて、かなり批判されていましたね。それを共産党の小池晃議員が追認するという、彼女の思想的背景がわかる事態がありました。

こちらの反論が参考になるでしょう。

そして、長谷部恭男教授に関しては、緊急事態上古は絶対に駄目と主張していた方ですね。ロックダウン議論が左派から上がっている現在、どんなことを言ってるかはわかりませんが。孔子廟に那覇市が無償で土地を使わせたのは政教分離を定めた憲法違反とした最高裁判決に対し、孔子廟を撤去しろとは言っていないと、擁護した方です。朝日新聞としては、学術会議を追放された人を集めて、反政権の代弁をしてもらいたかったのでしょうけれど。

要は、朝日新聞のイデオローグであり、あるいは都合のいいことを代弁してくれる人達を、「日本の知性」と持ち上げているわけです。まぁ、法政大ファクから山口二郎教授を、上智大学から中野晃一教授を呼ばなかっただけ、まだしも自制はしてるのかもしれませんが。

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■敗北したのは朝日新聞と高野連?■

そして、2020東京五輪を社説で批判しておきながら、自分が後援する夏の甲子園大会(全国高等学校野球選手権大会)はシレッと強行して開催したら、クラスター発生の疑いです。東北学院高校と宮崎商業高校の、2つで陽性反応、しかも複数ですからね。東京五輪は無観客でやってかなりきちんと対応したのに、それを朝日新聞はムリヤリ感染拡大に結びつけましたが。東京五輪批判が全部ブーメランとして帰ってくる可能性大。このまま、日和って大会中止の最悪の結果になるかもしれませんね。

【甲子園出場の東北学院「陽性」選手の濃厚接触者、朝日新聞担当記者ら4人と判断】読売新聞

 第103回全国高校野球選手権大会の大会本部は15日、選手1人が新型コロナウイルスの陽性と判定された東北学院(宮城)で、選手ら計4人が濃厚接触者と判断されたと発表した。
 4人は、選手2人と練習の補助を行う部員1人、チームと大会本部との調整などをする朝日新聞の担当記者1人で、宿舎の個室で待機している。いずれも、12、14日のPCR検査では陰性だった。

あ、失礼。最悪はこのまま開催を強行して、クラスター発生でさらに拡大する事態ですね。むしろ、この時点で中止の決定なら、まだしもマシかも。もともと、開催して問題がなければ東京五輪批判は杞憂でありダブスタだと批判される。もしクラスターが発生したら、それこそ東京五輪では出来たことを、朝日新聞と高野連は出来ないのかと批判される。朝日新聞と高野連にとっては、どっちに転んでも悪手だったのは、Twitterで以前から指摘していますが。

上野千鶴子御大の「パラリンピックも甲子園も、本来中止すべきです。ただ、五輪を開催しているのにやめろとも言えないでしょう。」なんて責任転嫁を、世間は認めないと思いますよ? 大衆の声は報道しない自由を行使して抑え込めても、部数減などでツケを払わされるでしょう。実際、構成ん大会を支援するクラウドファンディング、現時点で寄付金は995万6884円、10%にさえまだ達していません。中止になったら、同情票でポンと寄付する人が出て、帳尻は合うかもしれませんが、現時点の数字が大衆の本音では?

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