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打越さく良議員の問題点

◉立憲民主党の打越さく良議員が、国会での質問で山際大志郎経済再生担当大臣に、宗教上の信仰を問いただした行為。問題ありますね。思想信条の自由は、憲法でも守られており、こんな形で持ち出していいことではないです。たとえ国会議員でも。少なくとも、議事録からは削除すべきだし、打越さく良議員には何らかの懲罰がなされるべきです。しかもこの人、弁護士でもあるんですよね。知らなかった、ではすみません。

【立民・打越さく良氏、国会審議で山際担当相の信仰をただす 参院予算委で質問】産経新聞

立憲民主党の打越さく良氏(参院新潟選挙区)が19日の参院予算委員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が次々と発覚している山際大志郎経済再生担当相に対し、旧統一教会の信者かどうかをただす場面があった。「信教の自由」は憲法で保障されており、国会審議の中で個人の信仰に関する質問が出るのは極めてまれだ。

https://www.sankei.com/article/20221019-GFOIEZC7YRIO5EI5WR3ESI63I4/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。

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■信教の自由と政教分離との混同■

こういう質問に答えない権利はありますし、答えたくなければ答えなければよかっただけという、擁護意見も見かけますが。答えなければ、答えなかったという事実を声高に叫び、攻撃するのは目に見えています。それが信教の自由に抵触することを、憲法違反であることを、朝日・毎日・東京新聞などの左派マスコミとその系列のテレビ局は、ほとんどど触れずに。

左派に見かける言説ですが、政教分離を完全に履き違えていますね。政教分離とは、国が特定の宗教に肩入れしたり便宜を図ることを禁じてるのであって、政治家の信仰は統一教会だろうがオウム真理教であろうが、自由です。かつては国教という形で、特定の宗教を優遇し、他の信仰を禁じる(ここが重要)国が普通にありました。半島では、高麗王朝の国教が仏教であったので、これを滅ぼした李氏朝鮮は儒教を国教とし、激しい廃仏毀釈を行い、僧侶は賤民とされ、首都京城に入ることが許されませんでした。しかも打越さく良議員、こんな話もいい出しています。

【立憲民主党・打越さく良「在日コリアンへの集団リンチも発生してます」 =ネットの反応「ん? いつどこであったんだ?」】アノニマスポスト

https://anonymous-post.mobi/archives/23383

■在日コリアンへの集団リンチ?■

これに対してTwitterなどでは、そんな事実を報じたマスコミってあったっけと、疑義を呈する声が多数上がっています。それどころか、地元に朝鮮学校があったユーザーにいたっては、自分自身の朝鮮学校生徒からの暴力体験を語りだす人が多数出ていますね。何しろ、朝日新聞の金漢一記者が『朝鮮高校の青春 ボクたちが暴力的だったわけ』なんて自伝を書き、そこでの悪事や暴力行為の数々を、自慢気に書いていますからね。こんな著書が2005年に、光文社という音羽グループの老舗出版社から問題なく出版され、批判もされていなかった事実が、朝鮮総連関係が腫れ物扱いだった事実を雄弁に語っています。

小泉訪朝は2004年であり、この時点で金正日世襲二代目酒王群様が、拉致を認めているのに、です。こうなると「〝への〟じゃなく〝による〟の間違いでは?」なんて揶揄も飛んでいますね。挙げ句に、2014年末に起きた大学院生リンチ事件も含めてほじくり返される始末。いちおう、朝日新聞のこういう報道↓はありますけどね。でも、北朝鮮に都合の悪いことがあるとなぜか起きるチマチョゴリ切り裂き事件で、犯人は捕まっていませんね。それどころか、元朝鮮総連幹部による自作自演が指摘されていますし、この件を折っていたフリーライターが変死するなど、不気味な動きさえあります。

【朝鮮学校生徒への暴行など相次ぐ ヘイトクライム防止を法務省に要請】朝日新聞

 北朝鮮によるミサイル発射の影響とみられる朝鮮学校生徒への暴行などの事件が相次いでいるとして、朝鮮学校の教員や支援団体が18日、東京都千代田区法務省を訪れ、ヘイトクライム憎悪犯罪)の防止を政府に求めた。

 全国朝鮮学校校長会によると、日本上空を通過した4日朝のミサイル発射後、8日までに6校に脅迫や抗議の電話などがあった。4日夕には東京朝鮮中高級学校の中級部(中学)生徒がJR埼京線車内で「お前、朝鮮学校の生徒だろう。日本にミサイルを飛ばすような国が高校無償化とか言っているんじゃねえよ」と威嚇され、足を踏まれる暴行を受けたとして、警視庁に被害届を出したという。

https://www.asahi.com/articles/ASQBL655GQBLUTIL002.html

■上祐史浩氏の解散命令への正論■

マスコミのレベルはひどく、お話になりません。上祐史浩氏のツイートを紹介するのは、地下鉄サリン事件に遭遇仕掛けた世代としては、忸怩たる思いがあるのですが、そこは是々非々で。解散命令の問題点と実効性のなさ、抜け道についてきちんと説明しており、朝日新聞や毎日新聞の記者より、10倍まともな意見になっているので、仕方がないですね。日本の左派は高学歴が自慢な割には、薄っぺらなゼネラリストが多く、深い専門知識がなくて、ネットの集合知の前にボロボロですしね。長いですが、備忘録も兼ねて以下に転載しておきます。

解散命令で法人格や課税免除権が剥奪されても、教団自体は残るので課税回避は容易なこと、地下に潜る危険性が高いこと、献金は韓国の本部に直接やればいいだけなので実効性がないこと、信者数の現象にはあまり影響がなく、むしろコアな信者が弾圧と捉えて団結する可能性など、実に理路整然。やはり、地頭が良い人物ではあります。むしろ法人格を残して地下に潜るのを防ぐという提案までしていますね。朝日新聞や毎日新聞の大手マスコミで、このレベルの意見を見た記憶が無いです。

■立憲民主党辻元清美議員の放言■

そして、立憲民主党の先輩議員でもある、この御仁です。相変わらず、マスコミ受けだけを狙った、浅薄な質問ですね……。予算委員会はテレビ中継が入るので、ここぞとばかりに目立とう精神を発揮する、愚かな野党政治家が出るんですが。予算委員会なんだから、予算について質問しろってのが、ニュートラルな有権者の意識で、またモリカケサクラと同じく国会を空転させるのかと、ウンザリしてるから選挙で負けるのに。こういう議員をのさばらせるのは、野党を批判しないマスコミの責任が大きいです。こういうのを「舌鋒鋭く」とか、持ち上げる持ち上げる。一種の共犯関係ですね。

【辻元清美氏、岸田文雄首相に「総理は将来国葬して欲しいですか」国葬と旧統一教会の問題を追及】日刊スポーツ

立憲民主党の辻元清美参院議員は19日、参院予算委員会で、安倍晋三元首相の国葬や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題について質疑を行った。辻元氏は21年秋の衆院選で落選し、今年7月の参院選比例区で国政の場に復帰した。

辻元氏は岸田文雄首相に対し、世論が分断された国葬について質問。「説明が足りていなかったのでは」などと問う中で「総理はご自身、将来国葬して欲しいですか」と聞いた。岸田氏は「してもらう、してもらいたい。そういう次元の話ではない。その時の内閣が国としてどう対応するか、内閣の責任で判断すべきことだと思います」と答えた。

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202210190000310.html

完全に、言挙げしていますね。つい数ヶ月前に、テロリストの教団に倒れて暗殺された元内閣総理大臣がいて、現役の内閣総理大臣に「総理はご自身、将来国葬して欲しいですか」ってのは、日本人の伝統的な意識として「オマエも暗殺されたいか?」と、不幸な未来を予想し、それを言葉にすることで未来において実現するように願う、言挙げの行為です。それ自体はただの迷信ですが、その迷信に無自覚に絡め取られ、「アメリカと戦争したら日本は確実に負けるから回避すべき」の正論も、「もう降伏しないと死者が増えるばかりだ」も封殺された歴史に、思いを致すべきでしょうに。

この国の言霊信仰については、コチラのnoteも参照してくださいm(_ _)m この国を戦前も戦後も今現在も、歪めている最大の現況はマスコミです。この点は、微力ながらも訴え続けないと。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ