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ヤマトがメール便配達を日本郵政に移管

◉ちょっと前のニュースですが。ここらへんは、時代の必然ですかね。昔は、郵便局より安く配送できると豪語していた宅配業者もありましたが、ドライバー不足や人手不足、利幅の薄さなど、問題も多いですし。ただ、全国的には本屋や地元のお店がどんどん閉まり、宅配というのは流通を担う重要なポジションとして、今後ますます、その役割は大きくなるでしょう。

【ヤマト、メール便配達を日本郵便に移管 ネコポスも】日経新聞

日本郵政ヤマトホールディングス(HD)は19日、ヤマト運輸がメール便などの配達を日本郵便に全量委託すると発表した。物流業界で深刻化する人手不足に対応。ヤマトは非中核事業を切り離し、日本郵便は積載効率を上げる。

ヤマトは「クロネコDM便」の名称で展開するメール便サービスを24年1月末でやめる。代わりに日本郵便の「ゆうメール」を活用した「クロネコゆうメール」を始める。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC192L20Z10C23A6000000/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、クロネコヤマトのマークです。

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江戸時代の都市生活者は、自分で店に出向くことは滅多になく。そもそも小売用の店舗を構えている店自体が、少なかったんですよね。ある程度の店舗でも御用聞きという形で、顧客を回るのが普通。小規模の商売人の場合は、ボテフリという形で流しで売ったり、お得意先を回るのが通常。そういう意味では、サイトで良さげな商品を見つけて注文するという現在の形態は、むしろ昔に戻った とも言えます。

Google マップなどで生まれ故郷の田舎などを見ますと、本当に人口密度が低いなと思います。自分が暮らしていた頃よりもさらに加速が進んでいますから、ああいう人がまばらなところに店舗を構える意味は、本当に薄くなりつつあります。アメリカのように週に一度、東京のスーパーマーケットに車で出かけて大量に食料品などを買い、大型冷蔵庫で保存するというライフスタイルが当たり前になるでしょう。

しかし、そんなこと田舎でも超大型のショッピングモールなどが、物流のハブとなり物資を集積する場となれば、その日その日に必要な生鮮食料品などは、巡回して店舗のない地域に届ける……という可能性も、ありそうです。今すぐ届けないといけないものと、数日や 数週間のスパンで届けば十分なものを、分けていく必要性はありでしょうね。そういう意味では、Amazonなどの即日配達のサービスなどは、規制する必要はなくても、ある程度制限する必要はあるのかもしれません。

うちの田舎でも、郵便局はしっかりありますから。自分は自宅で荷物を受け取ることはほとんどなくなり、近所のコンビニエンスストアで受け取ることが多いです。あれと同じで コンビニエンスストアや郵便局を集積のハブにし、ラストワンマイルは業者が届けず注文した方が取りに来る。全部をそうする必要はありませんが、現実には半分かそれ以上の荷物は、それで十分なんじゃないでしょうかね。日本の社会学者もそこらへんを研究して、少しは社会の役に立てばいいのに。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ