関西電力の原発7基が再稼働
◉東日本大震災の前には、日本には54基の原子力発電の原子炉が存在しました。無能な方の菅元総理が強引に原発を止めてしまって、12年。原子力規制委員会の基準をクリアし、地元の合意を得て再稼働したのは、九州電力の玄海・川内原発、四国電力の伊方原発。そして、関西電力の大飯・美浜・高浜原発。6発電所の11基が再稼働にこぎ着けました。西日本に偏っていますが、これは加圧水型で、福島第一原子力発電所の沸騰水型とは異なるため。おかげでこの夏、電気料金は西低東高の偏りが出ましたが。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、高浜原子力発電所のイラストです。
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東日本大震災後に廃炉が決まったのが21基。後は、23基ですか。東北電力の女川原発、東京電力の柏崎刈羽原発、日本原子力発電の東海第二原発、中国電力の島根原発の6基が、原子力規制委員会の新規制基準をクリアしていますが、まだ再稼働には至っていません。北海道電力の泊原発が3基。東北電力の東通原発が1基、女川原発はまだ合格していない1基があります。中部電力の浜岡原発が3基。柏崎刈羽原発もまだ合格していないのが5基。北陸電力の志賀原発が2基。日本原子力発電の敦賀原発1基。建設中が3基あります。
再稼働した原子力発電所が、11基から34基になっても、東日本大震災まえの状況に復するのは、まだまだ先ですね。なにしろ当時は日本の発電量の30%ほどの発電を、担っていましたから。でも、原発再稼働で天然ガスなどの火力発電所の負担も減り、二酸化炭素排出量も減り、燃料費の負担もグッと減り。津波で外部電源を喪失するような原発は、もうないですから。地震で直接壊れた原発はありませんので。主要な再生可能エネルギーは、ほのほぼベースロード電源にはなり得ず、期待できませんから。
メルトダウンしづらい構造で、より安全性が高い第四世代の原子炉を、増やしていく必要はあるでしょう。とはいえ、アメリカやイギリスは2029年の商用炉稼働が目標です。あと六年が、早いか遅いかは解りませんが。日本はイギリスとの技術協力の覚書も交わし。国産に拘らず、アメリカやイギリスからの輸入品で、建築するかもです。モジュール構造で、量産が効きますから。10年先、20年先を見据えて、動いて欲しいです。左派の影響力と発言力が、ガタ落ちの今だから、なおさら。
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