見出し画像

関西電力の原発7基が再稼働

◉東日本大震災の前には、日本には54基の原子力発電の原子炉が存在しました。無能な方の菅元総理が強引に原発を止めてしまって、12年。原子力規制委員会の基準をクリアし、地元の合意を得て再稼働したのは、九州電力の玄海・川内原発、四国電力の伊方原発。そして、関西電力の大飯・美浜・高浜原発。6発電所の11基が再稼働にこぎ着けました。西日本に偏っていますが、これは加圧水型で、福島第一原子力発電所の沸騰水型とは異なるため。おかげでこの夏、電気料金は西低東高の偏りが出ましたが。

【関西電力、全ての原発が再稼働 電気料金に引き下げ余地】日経新聞

関西電力は15日、高浜原発(福井県高浜町)2号機の原子炉を起動した。運転可能な原発7基が全て再稼働したことになり、関電の原発の稼働率は東日本大震災前の水準に戻る見通しだ。原発は燃料費変動の影響を受けにくいため、関電に電気料金の値下げの余地が生まれる。稼働する原発が西日本に偏る中、電力供給や電気料金を巡る東西格差も広がりそうだ。

高浜2号機は2011年11月末に定期検査入りし、約12年停止していた...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF1423C0U3A910C2000000/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、高浜原子力発電所のイラストです。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

東日本大震災後に廃炉が決まったのが21基。後は、23基ですか。東北電力の女川原発、東京電力の柏崎刈羽原発、日本原子力発電の東海第二原発、中国電力の島根原発の6基が、原子力規制委員会の新規制基準をクリアしていますが、まだ再稼働には至っていません。北海道電力の泊原発が3基。東北電力の東通原発が1基、女川原発はまだ合格していない1基があります。中部電力の浜岡原発が3基。柏崎刈羽原発もまだ合格していないのが5基。北陸電力の志賀原発が2基。日本原子力発電の敦賀原発1基。建設中が3基あります。

再稼働した原子力発電所が、11基から34基になっても、東日本大震災まえの状況に復するのは、まだまだ先ですね。なにしろ当時は日本の発電量の30%ほどの発電を、担っていましたから。でも、原発再稼働で天然ガスなどの火力発電所の負担も減り、二酸化炭素排出量も減り、燃料費の負担もグッと減り。津波で外部電源を喪失するような原発は、もうないですから。地震で直接壊れた原発はありませんので。主要な再生可能エネルギーは、ほのほぼベースロード電源にはなり得ず、期待できませんから。

・水力発電→もう新規に開発できるロケーションが少ない
・風力発電→出力が不安定で台風が大いに本には向かない
・太陽光発電→夜間発電できず日照時間が短い日本に不向き
・地熱発電→出力が低くメンテナンスが大変で調査費も高額
・潮汐発電→出力が低く設置可能なロケーションも限定される
・バイオマス発電→出力が低くロケーションも限定される

メルトダウンしづらい構造で、より安全性が高い第四世代の原子炉を、増やしていく必要はあるでしょう。とはいえ、アメリカやイギリスは2029年の商用炉稼働が目標です。あと六年が、早いか遅いかは解りませんが。日本はイギリスとの技術協力の覚書も交わし。国産に拘らず、アメリカやイギリスからの輸入品で、建築するかもです。モジュール構造で、量産が効きますから。10年先、20年先を見据えて、動いて欲しいです。左派の影響力と発言力が、ガタ落ちの今だから、なおさら。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ


売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ