内閣支持率の裏読み
◉岸田政権の内閣支持率が下がった、自民党の支持率も下がったと、左派マスコミは騒いでいますが。何回も書いていますが、内閣支持率はマスコミの誘導やスキャンダルで簡単に上下しますし、政党支持率が実際の選挙の得票に近いです。なので、世論調査で「首相早く辞めて」が58%もあると騒いでも、でも「野党期待できぬ」が78%もあっちゃ、導き出される結論は、ただの八つ当たりです。これで総選挙に突入しても、野党は微増がいいところでしょうね。有料記事ですが、見出しで終わっています。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、
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■批判しても低支持率■
ウクライナ侵攻以来、世界的なエネルギー危機で、誰がやっても経済状況は厳しい中、岸田総理は他国のエネルギー関連料金の値上がりに比較して、かなり頑張っています。石油・石炭・天然ガスなど、エネルギーを外国からの輸入にほとんど頼っている日本で、これはかなりの健闘なんですけどね。けっきょく、増税メガネなんて差別ど真ん中のマスコミのイメージ誘導で、庶民が八つ当たりしてるだけ。「他人を批判しても自分を政党あkできない」と、映画『人間の証明』で三船敏郎さん演じる父親が、息子を批判しますが。
こういう、荻上チキイズムでは、もう通用しないのに。朝日新聞は、ひたすらエビデンスを攻撃しますが。そういうお気持ち批判が通用したのは、昭和の時代。今は令和です。非武装中立論のようなお花畑論理ではなく、きちんと科学的な根拠を示し、電気料金がきついなら原発再稼働をきちんと論じるべきだし、税金の公平さが大事なら消費税の各国における役割を比較検討し、妥当な税制を論じるべき。軽減税率で飴玉しゃぶらされてる新聞各紙に、それができるとは思いませんが。
■NHKの政党支持率は■
そもそも、岸田総理は大言壮語せず、マスコミ受けはしませんが、やることはやっていますし、菅義偉前総理と同じで、総理の座に執着はなく。継ぎの総理が失敗すれば、また再登板の目があるでしょうしね。安倍総理の、間を置いた第二次内閣の成功が、前例になるでしょう。では、恒例のNHKの政党支持率を、転載しますかね。他のマスコミの数字はあまり信用が置けませんが、NHKはそれでも比較的マシな数値が出ますので。興味深い数字が、裏読みできますから。
見やすいように、先月の支持率を括弧内に入れて、一覧にしました。
こうやってみると、ついに自民党の政党支持率も8.2%も下がっています。でも、そこで立憲民主党が2.7%しかあがらず、いまだ4倍差以上。維新の会は増減なし、公明党は微減、共産党も変化なし。国民民主党が倍増と、国民にようやく政策本位の姿勢が伝わったようです。けっきょく、「特に支持している政党はない」が4.8%も伸びてるので、けっきょく自民党が減らした文の半分以上は、イライラの八つ当たり。実際の選挙になれば、渋々自民党、でしょうね。
■現実はダブルスコア■
さて、コレで政権交代と吹き上がっている、左派野党支持者の皆さん。
立民+共産+れ新+社民=12%
国民民主党を入れても14.1%で、自民党の29.5%のダブルスコアです。こんなんで政権交代とか、夢見過ぎです。逆に、
自民+公明+維新=36.7%
国民民主党を入れると38.8%で、12%のトリプルスコアです。これが政治の現実ですから。マスコミ受けするスローガンとして、政権交代というのはありですが、空理空論に見えますね。
マスコミは、次の総理にふさわしい人として、石破茂氏を押しまくり、こんなに支持率が~とか言いますが。内閣総理大臣になるにはまず、自民党内で国会議員と党員の選挙を受けて、総裁(自民党の党首ポスト)にならないとダメです。石破氏はその時点で、もう目がないんです。過去にも政権をさんざん背中から撃ってきて、人望がないので。そんな仕組みも知らない有権者に聞いても、まともな判断ができているかさえ、疑わしいです。
総選挙も、岸田総理退陣となるほど、大敗はないでしょう。直前に大きなスキャンダルが出たら、かなり浮動層が動くでしょうけれど。
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