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ISOTOPE

詩集《歩道橋から》より


涙を拭いて  1人じゃないんだ
ほら前を向いてごらん  1人じゃないだろ

君が流した  大粒の涙は
いつか君の心に  優しさを灯すだろう

不安な気持ちに  揺れる夜は
そのちっちゃな手で  ぬくもりを求めればいい

ISOTOPE  手と手  繋いで歩こうね
ISOTOPE  歩幅  合わせて歩こうね。



いつか僕が  俯いたあの日
そんな僕に君は  そっと微笑みかけてくれた

あの時  君に  包まれた温かさは
今の僕の大きな  勇気になってるよ

いくつもの不安な そんな夜を
僕等は寄り添い  ゆっくり越えてきたよね

繋いだその手は  離さずに
これからも2人で  ゆっくり越えてゆけばいい。

ISOTOPE  月明かりだけの部屋で
ISOTOPE  くだらない話をしようね


泣きはらした  その瞳は  ずっと僕を見てた
静かな部屋に  クスクスと  笑い声が零れた

ISOTOPE  1つのベットで寄り添って
ISOTOPE  2人で朝を迎えようね


【Writone】
“ISOTOPE”をオーディオブックでどうぞ。

アクター:KHb2PyDWnpfs2Wgm4B8QxS7xF0a2
アクター:じゅんいち



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