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《教えてモグモグ》第2回

はぁいはーい、教えてモグモグ、略してオシモグの時間でーす。第2回目が始まりましたよー。
このね、最初の挨拶の「はぁいはーい」って個人的にはね、第1回にやってすごくツボだったの。
はぁいはーい。ねっ。好きだなぁ。はぁいはーい。
うん、ではね早速、届きました質問の方へいってみましょ(笑)

「入社して5ヶ月になる年配のパートの教育係りをしています。その人は毎日同じ失敗を繰り返し、その都度私は冷静に話をしているんですが…笑ってるんです。その人。ニコニコしながら私の話を聞いてるんです。そろそろキレていいでしょうか。宜しくお願いします。」


キレてまえ、キレてまえ。そろそろじゃなくてキレてまえー。
失敗、冷静に話。失敗、冷静に話。失敗、開戦じゃボケェー!
やったるでぇー!

と言いたいところなんだけど待って。
「モグが真摯に、かつ適当に答える」っていうコーナーなんだけど、あまり適当に答えていい内容じゃない(笑)。

真面目に答えるとなると、ここで問題なのが「そもそもモグという人間が人様の悩みを解決できるほどの器を持ち合わせていない。」って事。知識や教養、常識だったりマナーだったりが圧倒的に足りないんだ。あと人徳なんか皆無。僕なんかに聞く事が間違ってるよ。

「じゃぁオシモグなんかやるなよ」とか言われたら…しょぼーんってなっちゃうし。なんかごめん、謝るからさ、このコーナー続けさせて?

でもさ、人間って面白いもので、今いる場所が自分に合うか合わないかという単純に思える事がわからなかったりするんだよね。「俺、今の職場合わねー」とか言えるような時には大丈夫な場合。そうじゃなくて、そもそも全てが違いすぎて置かれた状況を判断できない人の事。そういう人達って可哀想だと思うんだ。ココじゃないどこかなら活躍できるだろうに、いる必要もないココにいて“ダメな人”だと思われ続けるんだもん。

僕、2017年に九州に移住して、今まで経験した事のない仕事とかもして、その中ですごくそれを痛感したんだよね。自分が何も出来ない事をいろんな場面で体感したし、頑張るっていう気持ちだけではどうにも出来ない場面もある事を感じたし、ていうかそもそもまわりの人が何喋っているか一切わからなかったんだけどね。

でさ、何も出来ない自分を見て、逆に何も出来ない人達も見て、そんな経験をして思うのは「合わないココでもがくより、それぞれに合った場所で活躍した方かいいよ。」ってこと。
何も出来ない人達を見ても“良いところ”を皆それぞれが持っていたし、自分にも別の場所では活躍できる能力があると信じたいし。
その年配のパートさんも、活躍できる場所がどこかにあるはずだよ。

とはいえ、年配のパートさんがココにいるのが現時点では変わらない事実なので。このままでは質問をくれた方が憔悴してしまう。(笑)

もうさ、存分にキレて叱っていいと思うんだ。
それが仕事を成立させる為に必要な工程ならばどんどんキレて叱っていいと思うんだ。

ただ今から大噴火で、キレて溜まったものを全て吐き出したところで年配のパートさんには伝えたい事のほとんどが伝わらないからね、そこは勘違いしちゃダメだよ。今からキレて年配のパートさんが思うことは「なんかよくわからないけどキレられたぁー」ってことだけだからさ。逆に、キレただけで全てが伝わるくらいなら「もっと早くに理解しろ」って話だし。

失敗、冷静に話。失敗、冷静に話。失敗、がつり叱る。
実は最初にも言ったそれが大事だと思うなぁ。リアルタイムで叱ってあげよう。

質問をしてくれた方は今、一番心をすり減らして大変だろうけど、せっかくここまで冷静に話し続ける根気があったのだから、どうかもう少しだけ試行錯誤で、年配のパートさんを少しでも良い方向に導いてあげてください。貴方のように根気よくソレを続けていける人を僕は心から尊敬しています。

ていうか年配のパートさん、何わろてんねん。
僕だったらシャイニングウィザードぶちかますぞコンチクショーめ。
というわけで以上、お相手はモグモグでしたー。

【Writone】
“オシモグ第2回”をオーディオブックでどうぞ。

アクター:上ノ森シハ
アクター:サンペレ




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