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【不妊治療57】採卵周期④拡張胚盤胞まで育てるための方法

今のクリニックに転院してから採卵は2回、転院前と合わせると4回の採卵を経験してる。

4回の採卵を通じて見えてきているのは
「低AMHにしては卵は採れるし受精もする、でも胚盤胞まで育たないので凍結できない」
という課題。

今までの足し上げで考えると、
受精にまわした卵の数は計24個
に対し、
凍結できたのはたった3個。しかもそのうち1個は初期胚だったので
胚盤胞として凍結できたのは2個。
つまり「24分の2」ということになる。

40歳で胚盤胞が凍結できる確率って、(いろんなデータあるけど)3割くらいが平均と考えると、
私はだいぶそれより低くて、1割を下回っている。


クリニックで言われたのは、
受精卵が育たないというのは、ほとんどが染色体異常。
染色体異常は加齢とともにぐっと増えるから、
それはどうしようもない、と。

そんな中、今回初めて提案されたのは、
「膜構造を用いた生理学的精子選択術」というもの。

顕微授精で精子を選別するときに、一般的には遠心分離にかけるらしいのだが、これをすることによって精子のDNAが損傷している場合が考えられる。
だから遠心分離をして選別するのではなく、自らの運動能力によって特殊な膜を通過できた精子を選別するというものらしい。

2023年に先進医療として認定されたんだとか。
だから保険治療との併用ができるらしい。
複数回の受精を試してもなかなか胚盤胞まで育たない等という実績?がある人のみ適用できる方法らしいです。


この方法によって、より質のいい精子と受精させれば、
拡張胚盤胞まで育つかもしれない。
希望を持って、トライしてみようか。

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