香川一人旅を振り返る
前書き
どうも、現在は卒論に追われている大学4年生の土竜です。
4月の頭に1人で香川旅行に行ってきました。というのも、「香川のうどんは本当に美味しい」という話を耳にして食べてみたかったこと、寝台列車が香川から出ており乗ってみたくなったことが重なったんですね。そんな訳で4/1夜新宿発の夜行バス→丸亀で1泊→高松からサンライズ瀬戸で帰る、という弾丸旅行を実行しました。
往路・夜行バス
結構な長旅ということで少しお高い3列独立シートのバスに乗りました。各席がカーテンで仕切られており、トイレも付いていて思っていたよりは快適な旅でした。個人的にネックピロー、耳栓、ホットアイマスク、着圧ソックスは準備して良かったと思いました。
香川1日目・西側観光
丸亀駅でバスを降り、まずカーシェアで車を借りて出発しました。トヨタのカーシェアは全国にステーションがあって旅行にはありがたいですね。
香の香
まずは知人に教えてもらったこちらのお店へ。システム何も分からん!とあたふたキョロキョロしていたら隣の席のお兄さんが見兼ねて店員さんに声を掛けてくれました。お兄さん、店員さん、ありがとうございました……。香川初のうどんは出汁が非常に美味しかったです。お湯で割って飲みたい。
丸亀城
丸亀駅の方に戻り、丸亀城に来ました。来ましたが、坂が急すぎる。運動不足ヨボヨボ大学生にはかなりキツかったです。ただ、その道中でシンガポールからの観光客の方と仲良くなれたので、辛さを分かち合うって強いなと思いました。一緒に天守を見て回れて良かったです。
善通寺
到着し、お参りしようと歩いていると法螺貝の音が!!法螺貝の音を実際に聞くのは初めてだったので興奮しました。
お遍路さんも沢山見かけました。いつか私もやってみたいですね。
金刀比羅宮(こんぴらさん)
周囲の道が狭く、駐車場を探すのに手間取りました……。私はつるやさんの駐車場に停めました。
本宮にお参りしよう、と意気揚々と歩き出したのですが、階段がキツすぎる。左右に立ち並ぶお店を覗きながらゆっくり上りました。上を見ても下を見ても良い景色だったのでちょうど良かったのかもしれません。
本宮にお参りし、うろうろしていると神馬がいました。格好良い。できるなら奥ノ院まで行きたかったですが、体力的にリタイアしました。
帰りは甘酒を飲んだり、お土産を買ったりしながらのんびりと階段を下りました。お昼はこんぴらうどんのしょうゆうどん。美味しかったです。
お土産にヤドンのうどんを買ったら店員さんにヤドンのマンホールがあると教えてもらい、見に行きました。可愛い。
豊稔池堰堤
山道を走らせてたどり着いたこのダム。デカ建造物に興奮しているとおじさんに「いつも放水してるわけじゃないから良いタイミングだね」と言われました。ラッキーですねぇ。ダムの脇の道を上ると山と池が広がっており自然の雄大さを目の当たりにしました。桜も咲いていて綺麗でしたね。
銭形砂絵
あまり考えずにナビを設定したら銭形砂絵本体の方に着いてしまいました。大きいことは分かりましたが全容はさっぱり分かりません。仕方がないので再度ナビを設定して車を走らせたのですが、道は狭いわカーブは急だわ勾配も急だわでちょっと怖かったです。
展望台に着き、上から見下ろすとはっきりと寛永通宝の図が見えました。あれを作って、管理・保存している労力には脱帽ですね。
父母ヶ浜
さて、そろそろ日も沈もうか、ということで夕焼けを見に父母ヶ浜に行きました。周囲を見渡すと、カップル、家族、友人グループ……一人旅の私は少し居心地が悪かった、というのが本音です。しばらく座って日没を待っていたのですが、曇っていて見られそうになかったので混む前に早めに退散しました。一人旅だと自由に行動できて楽です。
居酒屋うさぎ
車を返却しホテルに荷物を置いたのが20時前。まだ時間があるな……ということで、近くの居酒屋で飲もうと歩き出しました。そこで入ったのが「居酒屋うさぎ」さんです。アットホームな温かい雰囲気でした。やはり香川に来たなら是非とも食べたかった骨付鳥を頼み、地酒も飲んで大満足でした。
隣に京都から観光に来たご夫婦がいらしたので少しおしゃべりしました。どこを見てきたとか、明日はどこに行くとか……茨城にも来てみたいと言ってくださって嬉しかったです。
その後はローカルスーパーで翌朝のご飯を購入してから就寝しました。
香川2日目・高松周辺観光
8時半に起きるつもりが目が覚めたら9時を過ぎていたので、のんびり高松駅に向かい、駅のコインロッカーに荷物を預けて動き出しました。
うどん市場・めんくい亭
気付けば11時を過ぎていたのでまずは腹拵えを、と琴電に乗って後輩に教えてもらったうどん屋さんに向かいました。メニューを見たらどうやら一番人気らしかったので肉ぶっかけうどんを注文。全体的に甘めの優しく空きっ腹にありがたい味でした。
栗林公園
腹拵えを済ませ、雨の中歩いて栗林公園に行きました。
水戸出身で偕楽園が身近だったので「ふーんどんなもんかね~」という顔でいましたが思っていたよりも広く庭園としてとても美しく、充実していて楽しかったです。雨もしっとりとした趣を強めていて素敵でした。次は晴れている時に見てみたいですね。
屋島神社
電車に乗って屋島に向かいました。駅から出て「よーし水族館はどうやって行くんだ??」と調べたところ結構山の上の方にあり、シャトルバスの時間を鑑みてもあまりゆっくり見られなさそう、ということで断念しました。これは困った、ととりあえず道端にあったマックに入り調べていると屋島神社がすぐ近くにあったので参拝することにしました。
階段を上って振り返ると広がる町並みは人の営みを感じてグッときましたね。雨で濡れた階段は滑りそうで少し怖かったです。
四国村ミウゼアム
さて、戻るには少し早いな……と思いながら階段を下ると「四国村ミウゼアム」の看板が。……あれここ来る前に調べてたところじゃん。時間も余ってるし折角だから入るか、と入場しました。
これがめちゃくちゃ楽しかったんですね。個人的には今回の香川旅行で一番楽しんでた気がします。古民家や古い醤油蔵、灯台や現代的な庭園が広めの敷地に数多く展示されておりとても充実していました。平日の閉園間近だったからか人がほとんどいなかったのも良かったです。惜しむらくは時間が無くて慌ただしく回らざるを得なかったことですね。
高松駅前酒場 納屋之炭
観光を終え高松駅に戻ってきました。お土産を買い、帰りの電車まで一人で飲もうと散々迷った挙句こちらに入りました。
お店の雰囲気も素敵で、若造が1人で入ったにも関わらずとても丁寧に接客していただいて良かったです。わざわざ隣の席の食器類をすぐに下げて荷物を置かせてくださりました。
鰆の刺身、しょうゆ豆、釜玉うどんなど香川の名産品をはじめとしたおつまみと梅酒でのんびりと過ごしました。
帰路・サンライズ瀬戸
お店を出てまだ時間に余裕があったため、高松シンボルタワーに登って夜景を見たり、帰りの電車のために少し買い物をしたりしました。ちょうどいい時間になり、荷物を持ってホームへ。初めての寝台列車にワクワクが止まりません。
後輩の教えに従い、乗車して真っ先にシャワーカードを購入してから自分の個室へ。寝るには十分なスペースがあり、ホテルのようでテンションが上がりました。
発車前にシャワーを済ませようと浴びていると列車が発車してしまいました。なんだか不思議な気分になりますね。シャワーの時間が6分間で足りるか不安でしたが2分余りました。余裕でした。それよりもドライヤーが本当にため息?というレベルで弱かったのが想定外。髪の長い方は持参することをおすすめします。マジで。
そんなこんなで部屋に戻り、駅で買ったジュースを飲んでいるとなぜか岡山駅前の備前西市駅で停車する列車。何事じゃとアナウンスに耳を傾けるとどうやら事故があったとのこと。結局2時間ほど遅延し、その間に列車内を端から端まで散策しました。今度は違う個室にも乗ってみたいですね。
後書き
7時過ぎに到着するはずだった東京駅に9時半前に到着し、2時間以上の遅延ということで特急料金を払戻して帰りのバスに乗りました。
初めてのがっつり一人旅でしたが、自由気ままにたくさん観光できて一人の良さを感じました。
ちなみに私は旅行に行くといつもお土産を大量に買ってしまうのですが、今回も例に漏れず大量購入しました。みんなにあげたいからね。仕方ないよね。
一人旅だからこそ色んな人とお話しできたり、のんびりしたり予定を詰め込んだりと自由に活動できてとても充実した香川旅行でした。次はどこに行こうかな……。
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