【日記2024/4/29】映画感想
・1700字強
・帝一の國
他人のオススメで視聴しました。イーネ。
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・ネットリと魅せるようなカットばかりだし、全てのセリフがカッコつけてるし、もっとなんかなぁ~~邦画の嫌いな所、演技やセリフ回しが記号的で、リアリティがない所。「リアルではそんなぎこちない会話しないだろ」と言いたくなる特殊なコミュニケーションが行われている。自分の能力をベラベラ説明するの、漫画だったら違和感がないけど実写でやられると違和感がありすぎる。テンポも悪い。
あと、承太郎さんが人を殺したことがなさそうな顔すぎる。
でもCGは面白いね。仗助が何かを直すシーンとか、シアハとか。
・心霊マスターテープ-EYE-
怖いおばちゃん、演技力が高くていいね。
全ての発言を深刻そうに言うから、ちょっと間延びしている感はあった。でもモキュメンタリーだからそれはいいの。
よかったけど、無印ほどではなかった。
・Winny
実際に裁判沙汰になった事件を、2023年に映画化したやつ。2002年、簡単にファイルを共有できるソフト「Winny」というものが公開されて流行ったのだけど、このソフトで違法コピーも大量にやりとりされていたため、その作者が著作権法違反の幇助という理由で逮捕&起訴されたのだけど、判決やいかに……? というお話。
阿曽山大噴火さんが一瞬だけ出ているということで気になっていた。
堀元見さんが自身のブログで面白かったと言っていたのが決め手になって、視聴に至った。
冒頭に、重要な弁護士が「ナイフを使った殺人が起きたとしても、ナイフを作った人に罪はないよね。Wiinyもそうだから、逮捕はありえないよ」という例え話をしてくれたの、助かる……冒頭でしてくれたのが嬉しい。これによって視聴者も、この映画は「悪人が裁かれる」という当たり前の物語でなく、「悪人でない人が裁かれる」という異質な物語なのだなと認識できる。
あ~~~普通の人って、警察に「これにサインしろ」「これを書き写せ」と言われたらホイホイやっちゃうよな……警察~~~~
にちゃんねらーが続々と送金してくれるシーン、アツい。
32:30~主人公のプログラミングの原体験、良いなぁ~~……
アツい話でした。テンポは悪め。言葉に重みを出すためにネットリ喋るのはやめて欲しい。全ての映画において。
やっぱりね~これは映画の話ではなく現実の話のだけど、勾留されて、連絡手段を奪われて、取調室に座らされて、ガタイの良い複数の成人男性(警察のことです)に同じことを何度も質問されて、そこで黙秘を貫ける人って、よほど法に理解のある人だよ。多くの人は、コミュニケーションに「無視する」という選択肢がないだろうし。
・マイノリティ・リポート
作業しながら視聴したので、珍しく吹き替え版で。
テクノロジーの進歩によって殺人犯が殺人を犯す前に逮捕できるようになった社会が舞台。引きが強いのでグッとなったのだけど、思考実験として浅く、映像的な面白さに頼っており、ちょっと性に合わなかった。見る前から絶対に性に合わないだろうなとは思ってたのだけどネ……
次々に未来予知するシーンは良かった。
・カルト
面白いと噂だったけど、全然でした。
・君の名は。
高校の頃に観て、これはすげえ! となった映画。
クライマックスは、町中にサイレンが鳴り響くようなパニックのシーンなのにドラマチックな主題歌が大音量で流れていて、そのミスマッチさに陶酔できる。他の映画からはなかなか摂取できない類の陶酔がある。
ただね~やはりかなりドラマチックにするためのご都合的な力がめっちゃ働いていたので、かなり随所で「もっとこうしたらいいのに」と思ってしまった。これは私の感性がスれてしまったということかもしれない。
キャラクターの感情を揺さぶるために、作者がキャラクターの脳とか認知能力に直接手を加えるって、そんなのアリ? 「覚えてるぞ! やっぱり思い出せない……やっぱり思い出せた!」って言われても、感情移入できないんよ。作者ってキャラクターの外側からしか干渉しちゃダメじゃない?
あと、タイムリープの仕様に再現性がないのもやだ~。
・おわり
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