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【8/2】定型になっていけー

・1300字強

・8/4の夜にこの日記を書いている。ようやく外泊から帰ってきて、キーボードのある環境を得たからである。

・noteに下書きが溜まっているから、その中から適当なエッセイを投下しとけばいっか(全く日記ではない)


・「定型発達症候群」について

・自己診断に過ぎないが、私は自閉症でありADHDであると思う。年齢を重ねるごとにそれが薄れつつあるが、少なからず幼少期の私はかなりその傾向がかなり強かった。しかし私はそれを疾患や障害だとは思っていない。

・定型発達症候群という障害がとても面白いので紹介したい。

・「障害を面白がるんじゃない!」とお怒りの方も、まず拳を降ろしてほしい。読んだらわかるので。

「定型発達症候群は脳生理学上の障害であり、社会問題への没入、優越性の妄想、同調への強迫観念によって特徴づけられる。定型発達者はしばしば、彼らの世界体験が唯一のものか、唯一正解のものと考える。定型発達者はひとりぼっちでいることが困難だ。定型発達者はしばしば、他者の些細(ささい)な違いと見えるものに対して寛容ではない。定型発達者は集団内では社会性または振る舞いが硬直し、よく機能不全な、あるいは破壊的な行動に、さらにはありえない儀式にすら執着するが、それらは集団のアイデンティティを維持するためなのだ」
「定型発達者は直接的なコミュニケーションを苦手とし、自閉スペクトラム症者に比べてはるかに嘘(うそ)をつく傾向がある」
「定型発達は遺伝に由来すると考えられている。検死解剖によると、定型発達者の脳は自閉スペクトラム症者の脳よりも小さく、社会的振る舞いに関連する領域が発達しすぎている可能性がある」
「悲惨ながら、一万人のうち九六二五人が定型発達者らしい」


・ははぁ、なんてことはない。定型発達症候群とは、普通の人間のことじゃないか。

・引用元のサイトにもうちっと詳しく書いてあるので、興味のある方はどうぞ。


・つまりはこういうことだ。

多数派が「正常」で、そうじゃない人が「疾患」だ。
「そういうのって、そもそも根本的におかしくないか?」という考え方があるんです。

・定型はASDに対して「言われたことしかできない変な奴」とか「地道な作業に没頭する変な奴」などと思うかもしれないが、ASDは定型に対して「思っていることを言語化しなくても伝わると思っている変な奴」とか「地道な作業に集中できない変な奴」だと思うかもしれない。

・定型はADHDに対して「落ち着きのない奴」「空気を読まない奴」「独り言の多い奴」と思うかもしれないが、ADHDは定型に対して「落ち着いてて退屈な奴」「他人の目ばかり気にし、右に倣ってばかりの奴」「空想をしない奴」と思うかもしれない。

・ASDやADHDが少数派であるため疾患扱いされているが、もし定型発達の方が少数派だったら定型発達の方が疾患扱いされていたかもしれない。


・私の尊敬しているカウンセリング科目の教員曰く、「人間は誰もが障害を抱えている。とある人は5%くらいADHDかもしれないし、とある人は10%くらいASDかもしれない。程度に大小があるだけで、障害者とそうでない人間に区分はない」らしい。

・Good。みんながそう思っていて欲しいね。


・おわり

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