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【日記2022/8/3】栄養は摂った方が……

・2700字弱。


・タイトル、最後まで言えよ!


・豚バラほうれん草炒め 作った。

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・ネット上に転がってたレシピを参考に、かなり文化レベルの低い料理をしたな。包丁もまな板も大さじも小さじも使っていない。入れるべき調味料を入れず、入れないでいい調味料を適当に入れた。ほうれん草は手でちぎり入れた。

・しかし、旨いんだなこれが。ワシって天才だから。


・レシピではよく酒とかみりんとか片栗粉を見かけるんだけど、それぞれどういう効果があるんだろう。

・ググった。

・酒:アルコールが蒸発する効果や、お酒に含まれる有機酸によって、素材の臭みを消したり、味を染み込みやすくする。肉を柔らかくする。香りをよくする。

・みりん:酒と大体同じだが、酒が塩味なのに対してみりんは甘味。酒は柔らかくするのに対し、みりんは引き締める。

・片栗粉:とろみのため


・どれも栄養には関わってこないな。次から買わなくてもいいかもしれない。特に片栗粉はいくらググってもメリットがわからん。


もぐぐうまま豆知識:
「腹に入ればみな同じ」というモットーが根底にある
もぐぐうまま豆知識:
忍たまにも「腹に入ればみな同じ」がモットーのキャラいた。
もぐぐうまま豆知識:
「料理は目で食べるもの」という考え自体は尊重するが、その考えが正解であると思い込んだ人間が、こちらの「腹に入ればみな同じ」という合理を否定してきた場合、炒めつけてやりたい気持ちになる。
もぐぐうまま豆知識:
高校の授業で最も嫌いなのは調理実習



・はっぴーカッピについて調べていた。

 はっぴーカッピとは、2007年から小学館の雑誌で連載された少女漫画(作者:みづほ梨乃)であり、Flashゲームも作られ、2011年にはアニメ化もされ、池袋でイベントもあったらしい。

・しかし単行本は出版されておらず、いまや当時の雑誌を購入する以外にこの漫画を読む方法がない。

・はっぴーカッピのメディアミックス展開を担ってるのが株式会社サンキャラット・ラボという所らしいのだけど、その会社、できたのが2015年なんだよね。それって、もう皆はっぴーカッピを忘れた頃じゃない?

 この会社は原作漫画をyoutubeで公開しているし、なんならかなり最近にも投稿している。

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 モノクロだった漫画をカラー化し、AIによる合成音声をつけて動画化編集までしているので手が込んでるのだけど、再生数にはあまり恵まれていない……

 しかしところどころ数万再生されていて、コメント欄では「広告で出て来た。懐かしい」というコメントで溢れている。広告費ぶっこんでるのか……

 うーむ、普通に原作漫画を電子媒体で販売してくれれば私個人は嬉しいのだけど、その手順を踏むよりもyoutubeで動画として公開して広告収入を得た方が合理的と判断したのか……


 もぐぐうまま、別にそこまではっぴーカッピに強い思い入れがあるわけではないのだけど、こういう「かつての一発屋芸人は、皆から忘れられた現在でも僅かなファンを相手に細々と活動している」みたいなのをつい追いたくなってしまう

 株式会社サンキャラット・ラボ、このあとはどういう展開を考えてるんだろ……




・今まで「粗大ごみの出し方をググるのが面倒」という理由で粗大ごみを出すのをいつまでも渋っていたが、とうとう今日は布団と炊飯器を捨てられて、収納スペースが大きく広がった。

 私の自宅のカビ/ダニ/ほこりの温床といえば、実家から持ってきた布団であった。それを長らく捨てていなかったので、今日までスリップダメージを受け続けて来た。久しぶりに引っ張り出したソレは、ラスボスのような黒い魔力を放っていた。誇張表現ではない。本当に引き出した瞬間、「ムワッ」あるいは「ピリッ」というカビ臭い空気に呼吸器をやられ、換気を余儀なくされたのだ。あの布団で体を掻かずに一晩寝られた人間がいるなら、6万円くらいなら賞金を出してもいい。

 ただ布団を捨てただけのエピソードをどこまで味のする文章にできるかで文章力が計り知れますわな。寿司で例えるなら卵焼きみたいな文章。



・ま~た新ルパン三世を買ってきてしまった。ほぼ全巻揃ったぞ。


・ルパン三世、基本的に毎話完結なのだけど、毎回都合の良い始まり方/終わり方をするから好きなんだよね。あくまでトリックを描くのが目的なので、急に始まってトリックを描くだけ描いたらスッと終わる。

・急にルパンが銭形に連行されてる所から話が始まったり、ルパンが宝の隠し場所を尋問してる所から話が始まったりする。


・例えば、7巻目の冒頭の無料部分を試し読みして見て欲しいのだけど

(読んだ? 読んだ前提で話を進めるね)

 いきなり知らないゲストキャラが広野で佇んでる所から始まって、読者は「おや? 誰が何をしている所だろう」と思いながら読み進めると、どうやら旗を奪うゲームをしているらしいということがわかってくる。

 ルパン三世はそういう始まり方をよくする。

・現代の漫画は、読者がわかりやすいように冒頭で5W1Hをナレーションで説明しがちだと思うのだけど、寧ろそこを伏せていきなりデカい背景絵から入るだけで面白くなることをモンキーパンチ先生は知っているのだ。これは見習わなくては。


 バズってたアレに似ているなと思った。

 この動画を初めてみた時、確かに面白いのだけど、なぜ面白いのかがわからなくて悶々と考えたことがある。考えた結果、以下の2軸だという結論に至った。

 1.謎のキャラが、謎の空間で、謎の目的をもって行動している。それがなんなのかわかりそうでわからないまま終わるという点

 2.虹色のカカポが下ネタではしゃいでいる点

 この1は、前述した「ルパン三世の冒頭」に通ずる面白さと思う。この動画の冒頭5秒、かなり引き込まれるのではないだろうか。下らなさに反して勉強になる動画だなと思った。しかし……

・その後、ネッコというアカウントを筆頭に、模倣動画がたくさん作られ、ミームとなった。

・模倣動画の面白味は、元ネタとなった動画の「2.虹色のカカポが下ネタではしゃいでいる点」の点しか引き継いでいない。

 元の動画は「謎のキャラが、謎の空間で、謎の目的をもって行動している」点が面白味でもあったのだけど、派生動画の面白味はその逆で、既知のキャラが既知の行動をしている点が面白味となっている。

・ミームが広まるうちに「推しコンテンツの布教をしながら下ネタを叫べば面白い」というフォーマットが完成されてからは、ちょっとオタクのそういう面に幻滅した節があった(勝手に幻滅してろという話だが)



・次回はブロックチェーン技術が嫌いという話を書くかもしれません。


・おわり





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