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【6/30】いぬは、居ぬ!w

・1600字強


・また迷宮物語のことを考えてしまっているな


・私の中では「商業作品というのは、視聴者が咀嚼しやすいように整形されている必要がある」という固定観念があったので、迷宮物語のように作者がやりたいことを時系列めちゃめちゃに描写して、解釈を視聴者にぶん投げて放棄するような芸術を商業作品でやってもいいんだ…と思った。

・これって昔だからできたのかな。最近はこんな作品あるか?


https://www.youtube.com/watch?v=5IqFukYQAAU

・【公式】京騒戯画 第0話「予習編」

・私の知っているやつだと、京騒戯画の0話とかヤバだった。これも作中では何か筋が通ったことが起こっているのだろうけど、視聴者からは全く意味がわからない30分だった。作品全体としては割と時系列がめちゃくちゃで、どうとでも解釈できた記憶がある…

・一言で表すなら「”不思議の国のアリス”の京都版」


・あとボーボボもそんな感じか。あれは一言で表すなら「不思議の国のアリスのギャグ版」



https://www.amazon.co.jp/dp/B01C6OZ9W6

・前から気になっていた「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」を見た。トレーラーが既に良くて、よくあんな3Dモデル化が難しそうな漫画を3DCGアニメ作品にできたな…と思った。PEANUTS特有のあのデフォルメされたアクションが上手く3DCGに落とし込まれていて凄かった。

・BGM芸が多かったり、おふざけが多くてよかった。キャラが愛くるしい…

・全てのキャラが愛くるしい…

・原作を見ていたら「私の好きなあのキャラが動いてる!」「原作のアレの再現じゃん!」という楽しみ方もできるけど、そうでない人でも普通に楽しめる作品だ。あまり難しいお話ではないので、頭を空にして見れるのがよい

・なんだろうな。この映画においてはシナリオはおまけだから、ネタバレをガッツリ喰らってもこの映画の面白さは全く減らないという印象がある。ほこりをかぶったスヌーピーがくしゃみをする動作とか、そういうシナリオに関係のない動作ひとつひとつを愛でるアニメだなこれは…

・喜、怒、哀、楽、困惑、焦燥、安堵、増長、懐疑、唖然、拒否、陶酔、その他名前のついていない全ての感情が詰まっていた。この映画を宇宙人に向けて一言で紹介するなら、「人間の感情スターターパック」だな。

・愛くるしい…

・21世紀のアメリカの文化が全部描かれている感があるので、人類が滅んでもPEANUTSさえ発掘されれば21世紀アメリカの文化だけは伝わる。



・昨日フォロワと話した「爆弾ピンチ」の話でも書こっかな。

爆弾が爆発しそうな状況において、にっちもさっちもいかなくなるシチュエーションのこと。
特に、拘束された状態で時限爆弾or導火線に火のついた爆弾の設置された空間に放置されるシチュエーションが描かれやすい。

・これはpixiv百科事典の「爆弾ピンチ」のページでの説明。


・これ個人的に好きなんだよね。

・まず前提として、人間よりも「人間の作った道具」の方が当然、格下じゃないですか。それでギッチギチに拘束された人間が目の前にある道具風情(爆弾のことです)に命の期限を決められて、全く抵抗できないというのが屈辱じゃないですか?爆弾とは会話不可能だから命乞いをする余地も与えられていないのが屈辱。

・わざわざ導火線とか時限タイマーが見える所に設置されているということは、爆弾を仕掛けた犯人に「これでも見ながら余生を過ごしてください」と強いられているわけじゃん。そいで拘束されてる人間は犯人の思惑通り、つい導火線を観ちゃうし、怯えて泣き叫びながら思惑通り死んでいくわけでしょ。屈辱だ…

・基本的に「自分が他人の思惑通りになる」というのが無理なのだよね。(ここで言う「無理」というのは、腐女子がよく言う「待って無理」と同じ意味です)



・日記の文字数を稼ぎたいからって唐突に爆弾ピンチの話を始めるな





・終わり


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