【日記2022/8/7】鑑賞せなアカンっしょ~
・2200字強。
・肉と野菜だけ食べるつもりだったのだけど、日本人なのでどうしても米が食べたい気持ちになり、しかし米は炊くのを怠っていたため、代わりの炭水化物として、冷蔵庫のタコ焼きを投入した。
・(タコ焼きってそうやって使うものじゃないと思うのだけど)
・もぐぐうままが「終わりのズボラ飯」というタイトルの料理ハウツー本を出版したら、その本は衛生観念が地の底に落ちている「ごく一部の同族」にだけ刺さる本になること請け合いである。
・火を通す食材の順番についてググっていたら、「野菜は生で食っても腹は壊さないので、後の方に入れても大丈夫」との知見を得て一歩前進したね。野菜は最悪生でも食っても死なないという情報をもぐぐうままに渡したらもう、行くところまで行くよ?
じゃがいも、かぼちゃ、もやし、枝豆、きのこ以外は生でもオッケーね……
・前から気になっていたDEATH NOTEを12巻一気に読んだ。
・抽象的なネタバレを含むので注意
高度な頭脳戦が行われていてすげってなった。リアリティラインが高いね。
この漫画を一言で説明するなら「世界規模の人狼」だ。広い世界のどこかにいる天才人狼と天才探偵が、お互いを特定して殺す/逮捕することを目的に情報戦を繰り広げている。
人狼では最も合理的な言動ばかりしているとアレコレと推理されてしまうので、あえて自分が不利になるような非合理的な言動をとることで5W1H(誰が何時何処で何故どのように何をしたか)という情報を相手にミスリードさせることがある。「合理的に動きたいが、しかし非合理的に動かないと相手の推理が進んでしまう」というもどかしさを常に抱えながら意思決定をしているの、人狼的であった。
・前半は物理的な情報戦が繰り広げられていてとても漫画的で面白かったけど、後半はテキストベースの情報戦になってきて小説的だった印象。
・Nが出て来てからは「俺はお前があいつがお前を見抜いていると思い込んでいるのを利用しているのを知っていたけどね」みたいな複雑な会話劇をずっとしていて、私には理解が及ばなかった……しかし前半がバリバリに面白かったのは確かだ。
情報の出し方が上手い。過去から描くか、未来から描くか、騙す側から描くか、騙される側から描くか、といった情報を出す順番がデスノートは100点であった……
やはりカイジを読んでるときも思ったけど、リアリティラインの高い漫画って、「どれだけ面白い要素を増やせるか」と同じくらい「どれだけ面白くない要素を排除できるか」が大事だなと思った。デスノートでは頭脳戦を描くことに集中しており、ノイズが一切なくてよかった。
・レッツゴー怪奇組、一巻目がキンリミで読めた
・ビュー先生は絵にめちゃめちゃ遊び心があるので、全ての漫画家の中でn番目に尊敬している。
・メチャ子の顔が良いから、メチャ子が描かれている1コマ1コマが ”ありがたい” な……
・レッツゴー怪奇組、萌え漫画をやろうとせずに萌えをやっているので好きだ。
・普通、ギャグ漫画はギャグを描きやすい土台でギャグを描くし、空気系漫画は萌えを描きやすい土台で萌えを描くと思うのだけど、この作品はあくまで怪談漫画の体裁を保った上でギャグと萌えを描いている。
・まだ伝わってないだろうな。
・普通、空気系漫画って「萌える漫画を描いたので、みんなこれを読んで萌えてね!」という意図が見えるじゃん。(ごちうさ、らきすた、きんもざ、中二病、ゆるゆり、のんのん、ゆゆ式、キルミー、でじこ、がっこうぐらしなどを思い浮かべてください)
・そういった漫画って、確かに可愛いし ”萌え” があるんだけど、なんか「どうぞ萌えてください」と据えられたものを見ているとき特有のやましさというかこっぱずかしさがあるのだけど、レッツゴー怪奇組はあくまで怪談を描くのがメインの目的なのでそういうやましさ抜きで萌えを摂取できるので私の中では前衛的な作品だと勝手に思っている……
・今の話に共感できた人いないでしょ。
・はいはいお開きお開き。
・帰った帰った。
・次回はブロックチェーン技術が嫌いという話を書くかもしれません。
・おわり
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