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【日記2022/10/11】王手しあおうって

・1900字弱


・ウロマガが書籍化されたにょ~

 ウロマガ、エッセイってこうあるべきだよなと思うようなエッセイなのでおススメです。

 ウロマガがどのように面白いのか長文で説明しようとしたけど野暮なのでやめます。ウロマガは面白いです。世の中のエッセイは面白いエッセイとそうでないエッセイに二分されるけど、ウロマガは面白いエッセイです。宜しくお願い申し上げます。



・博奕のアンソロジーとやらを読んだ

・博奕というテーマって、作者が勝敗をどうとでも操れてしまう分、物語の主軸は勝負にありながら、勝敗以外の部分で面白味を作らないといけないから難しそうだと思っている。

・グエーだった

・カイジのように「ギャンブルの仕組みやその攻略法」を楽しむ本であることを期待して購入したのだけど、そうではなく博奕によって物語や人生が左右されているぞ~という「風」を楽しむ小説ばかりでした。「博奕が先、小説が後」じゃなくて「小説が先、博奕が後」なの。

・多くの小説って基本的に「吹いてくる風」を楽しむものなので好きではない。情景が描写され、人間が会話しているだけでそれが「風」になり、内容がなくても楽しむことができる人はできるのだろう。

・「小説を開き、何かが始まりそうだと期待しながら読み進めたけど最後まで何も始まらずに終わった」というのは私の中では幼少期の頃からのあるあるだ。他の人が面白いと思っている「風」が私には面白くないのだ。

・私は村上春樹がいけ好かねえ~と思っていたのだけど、敢えて読んでみようと思って、試しに他人がオススメしていた「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の上巻を購読しみたのだけど、盛大に何かが始まりそうで何も始まらなかった。アレも、吹いてくる風を楽しむタイプの小説です。

かぜ」とは:
風流、風味、風情のような言葉

・例えば私は星新一の作品だけは好きだし、私以外にも「小説は苦手だけど星新一だけは好き」という人間もちょくちょく見受けられる。その理由は、アレにはSF的な面白さが詰まっていて、かつ ”その面白さを描写するのに不必要な描写の一切が排除されている” からに他ならない。

 登場人物の名前も容姿も適当でいいし、登場人物の一挙手一投足や心情、情景なども詳細に描写しなくてよい。そういう描写は必要最低限にしておいて、お話の主軸の部分だけ見してくれと思っている。

 世の中の小説もみんなそうやって "本筋の面白さに寄与しない、余計な情報” を全て排除すれば自然とショートショートになるのでは? と思う。



・ピッキングを趣味にしている人間によるGood記事

・ピッキングの道具や知識はできるだけ一般人の目の届かないようにされているけど、それって本当に良いのか? という文章。

 武器や爆発物の作り方など、悪用されたら危険な情報の取り扱いは、確かに慎重を要する。そうした情報を隠し、一般から遠ざけるやり方を「隠蔽のセキュリティ」または「あいまいさによるセキュリティ」 (Security through obscurity)という。
 隠蔽のセキュリティには賛否あるが、否定意見が支配的だ。専門家と悪者だけが情報を握り、一般社会で知られないのでは検証が進まず、かえって脆弱になるというのが否定派の主張だ。
 では錠前破りの情報はどう扱えばいいのだろう。この記事を読んで不法侵入が起きたらどうする?



・超将棋

・タダだったからという理由でプレイしているけど、めっちゃウケるなこれ。将棋の駒を勢いよく弾いて、王将を盤外に押し出した方が勝ちの物理演算将棋。脳筋すぎる。

 レビューに「これなら俺も藤井聡太くんに勝てるかもしれない」とあってワロタ。

 角と飛車は大体同じ強さ。銀は重く、金はもっと重い。敵陣に入れば成ることができるけど、そうでなく何かの拍子に裏返っちゃった場合も成る。

これは知らん人同士の対戦を覗き見している

 この二人はもう普通の対戦に飽き始めているようで、歩を全部立ててみたり、飛車や香車を立てて真上に垂直発射してみたりと、勝負に関係のないことをして遊んでいて、言語を交わさぬ奇妙な友情を感じる。

 取った駒は横の台に置かれ、使いたいときはその台から発射することができる。そんなことある?

 リリースされたのは約一年前なのだけどプレイヤー数がめっちゃ少ないのが残念だ。配信映えもするだろうし、いつか大バズりすると思う。ちなみに私は現在超将棋ランキング8位です。ちょろいぜ。

・wikiまである。


・次回はブロックチェーン技術が嫌いという話を書くかもしれません。

・おわり

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