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非スタプラアイドルオタクだった自分が「超♡ときめき宣伝部」にハマれたワケ

もともと別現場のオタクだった自分が、「『超ときめき♡宣伝部』(以外、とき宣)を推し始めるときに感じていたスタプラアイドルへの敷居の高さ」と、スタプラフェスを見て感じた「スタプラの中でとき宣"だけ"にハマった理由」を書いてみた。

1.はじめに

私もぎっちが超♡ときめき宣伝部のオタクこと宣伝部員になって半年ぐらい経った。私の宣伝部員活動は立川のアリーナライブから始まり、お話会、Zeppツアー、TIF、そしてスタプラフェスへと続いていった。

正直ここまでハマると思っていなかった。そもそも、当初はとき宣に限らずスタプラアイドル全体的に、他界隈から入りにくいイメージさえあった。それなのに、自分がとき宣にここまで入り込めたのはなぜか。疑問に思ったのでそれを紐解いていこうと思う。

2.スタプラへのイメージ

当初、私の中には「スタプラアイドルはスタプラオタクが好きなもの」という認識があった。より正確に言えば、「スタプラオタク以外のオタクがほとんどいない」とか「スタプラオタクもスタプラアイドルしか好きじゃない」と感じていた。要するに、スタプラの専オタしかいない閉鎖的なイメージがあるから、もともとスタプラオタクでない私がこれから推すのは難しいと思っていたのだ。

ちなみに「スタプラアイドルはスタプラオタクが好きなもの」という認識に関しては、スタプラフェスを見てもイメージを払拭できるほどのものを得られなかった(むしろ強まった)ので、きっとそうなんだろうなと思ったままである。

3.スタプラアイドルに感じた新規参入の壁

次に、なぜスタプラアイドルに対してそのような閉鎖的なイメージを持ってしまったのかを考えてみる。最大の理由は、スタプラアイドルというコンテンツが非常に大きなものだからだろう。

これはスタプラに限らず、ハロプロやジャニーズなど多数のグループから構成されるアイドル事務所に共通して言えるのではないか(厳密に言えば事務所ではないものもあるが、そこは目を瞑っていただきたい)。同じ事務所の中にカッコいい系、かわいい系、歌唱力バケモン系など、さまざまな方向性のアイドルグループがある。このため、自分のメインの推しグループと違う雰囲気の曲を楽しみたいって思っても、わざわざ他の事務所のアイドルに目を向る必要がない。結果的にこれが閉鎖的な空間を生み出す一因になっていると感じる。

大きなアイドル事務所所属のメリットはもちろんあるが、ここでは触れるつもりはない。デメリットだけを上げて否定するのが目的ではないこと、ご容赦いただきたい。

私が考える、大きなアイドル事務所のアイドルを推そうと思った時に、オタクが壁を感じる要因は以下の2つだ。

(1)歴が長い=積み上げてきたものが大きい

(2)ファン層が固定化されてる=身内感が強い

これらの要素によって、コミュニティが既に完成していると感じ、入ることへの抵抗が生まれる。さらに、仮に入ったとしても馴染めるかという2次的な問題がある。

これから成長していく現場であれば現場の雰囲気が変わっていくことへの期待ができる。しかし、完成しているコミュニティにはそれがない。


4.スタプラアイドルの中でのとき宣の異質さ

では、私がハマったスターダストプロモーションという大手のアイドル(芸能)事務所に所属している「超ときめき♡宣伝部」はどうだったか。前節の2つの要素それぞれについて考えてみる。

4-1.成長中であること

まず、とき宣の歴が長く、積み上げてきたものが大きいかどうか。これに関してはNOだと思う。今年で結成6周年と年数自体はあり、それだけやってきたものがあるが、新規が入りづらいほどではなかった。6年の間でそこまで大きく成長していなかったため、推すことに抵抗が少なく、むしろありがたかった。

私がアイドルを推せるかどうかの判断する基準の1つに「成長過程を楽しめるか」ということがある。例えば、もし今のとき宣がももクロクラスだったら、「ライブ行くのはいいけど今から推し始めても…」という気持ちになっていただろう。

とき宣は「すきっ!」がバズって、会場が大きくなって、チケットやグッズが買いづらくなってと成長中である。これからいろいろなことを楽しめるとき宣は、今が推し時だと確信している。

4-2.アイドルオタクが好きになりやすいこと

続いて、ファン層が固定化されているかという点だが、これも答えはNOだ。理由は、スタプラアイドルの中でもスタプラアイドル以外を推しているアイドルオタクや、広く一般にアイドルが好きという層からの支持を集められているように感じる。その要因は以下の2つと推察する。

1つ目の要因は、とき宣の曲は王道アイドル曲が多いという点だ。それが、スタプラ以外をメインに推しているアイドルオタクにも刺さっているように感じる。実際私がそうだったというのもあることに加え、他現場の知り合いでもももクロやエビ中以上にとき宣の曲を知ってるという人さえいる。

2つ目の要因は、王道系であることによってライブの楽しみ方がわかりやすいという点である。中でも一番ありがたいと感じたのは、初見でもある程度振りコピできるという点だ。めちゃくちゃ激しいダンスナンバーばっかというわけでもないので、他現場のオタクでも振りコピして楽しむことができる。他にもクラップやタオル曲など、この曲はこうやって楽しむ、というのがわかりやすい。これは、他現場のオタクだけでなく、そもそもアイドルオタクでないという人でもライブを楽しめるという大きな強みだ。

また、このご時世でコールができなくなった分、ライブを楽しむ手段としての振りコピの重要度が増していることも追い風になっていると考える。コールができる状況でとき宣のライブに行っていたら、疎外感を抱いてここまでハマることはなかったかもしれない。

また、もし、とき宣が歌やパフォーマンスで魅せるタイプのアイドルだったら、他現場オタクの注意を引けず、見向きもされていなかったかもしれない。よっぽどクオリティが高ければ話は別だが。

成長中のとき宣現場には、私の他にも他現場のアイドルオタクや、さらにはこれまでアイドルオタクでなかったという層まで入ってきている。スタプラオタク以外にもさまざまなオタクが存在する環境であるため、身内感はあまり強くない。


5.おわりに

元々推してたスタプラアイドルのオタクに加え、アイドルが好きなオタクとこれまでアイドルオタクでなかった人たちが入ってきたことが、今のとき宣の人気上昇につながっていると感じる。なので、元々アイドルの現場行っててとき宣にちょっと興味持ってるとか、他のアイドルを推してるけどとき宣推し増し検討中って方はぜひ一度ライブに来てほしい。

これからもいろいろな人をロックオンして成長していく姿を見せて欲しい。彼女たちの夢・目標である日本武道館公演も叶わない夢ではないと思っているし、実現する日を楽しみにこれからも応援していきます。


↑僕が思う宣伝部員の勢力図(酔った勢いで作ったやつ)


もぎっち

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