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休日2ラウンドと拡散スリヴァーの能力(フロストアーマ)

休日モダンに参加してきました。

8護法スリヴァーズです。
サイドボードの否定の力はバタバタしていてそのまま。
本当はバーン対策のカードを入れたかった。

休日2R

ラウンド1
鱗親和
g1先手
薬瓶からスタート
相手もウルザの物語からの構築物トークンや歩行バリスタが並ぶも、
先制スリヴァー、拡散スリヴァーなどで地上を固め、最後に隠しておいた斬雲スリヴァーでキル。

サイドボード
in調和スリヴァー3

out四肢切断1、熱狂スリヴァー2

g2後手
1マリ
調和スリヴァーキープ。
調和スリヴァーが暴れて勝ち。


ラウンド2
レンアンドオムナス相棒ヨーリオン
g1後手
ロードを連打するも綺麗に捌かれていきオムナスも着地して負け。

サイドボード
in 倦怠の宝珠、四肢切断
out 横這スリヴァー、斬雲スリヴァー

不確定な船乗りがあったからキープしたけど、少し身が少なくて、序盤に削り切れず負け。
フリーでサイド後をしていただいたがやっぱり拡散スリヴァーキープが板。
拡散1枚あるだけで、対戦相手は至高の評決を持っていないと負けると言う状況に持ち込める。


拡散スリヴァー(フロストアーマー)と護法について

ゲーム後に拡散スリヴァーの能力で少し盛り上がりましたので改めてこの能力について話したいと思います。

拡散スリヴァーの能力を説明するにあたって、

「護法みたいなもんです。」


と答えるスリヴァー使いは多いと思います。
しかし実際は微妙に異なる能力で、護法が出た後もテキストの変更はなされていません。

そのこともあってアリーナでは護法のエフェクトがかからず、拡散スリヴァーに除去を打ってくる方もしばしば見られます。

では、実際護法と何が異なるのでしょう?

テキストを確認してみましょう。

護法のテキストは、、、

「このパーマネントがあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーが[コスト]を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す」
護法のテキスト

拡散スリヴァーのテキストは、、、

あなたがコントロールするスリヴァー(Sliver)・クリーチャー1体が対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、それのコントローラーが(2)を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。
拡散スリヴァー

微妙に違いますね。
〈拡散スリヴァー〉や〈不確定な船乗り〉などのいわゆるフロストアーマー能力は「それのコントローラーが○○を支払わないかぎり」という内容であるため、能力の解決前にそれを誘発させた呪文や能力のコントローラーが変わっていた場合に護法とは挙動が異なるようです。

つまり、何らかの方法で呪文や能力のコントローラが変わった場合、拡散スリヴァーらはその時点でコントロールを持っているプレイヤーがマナを支払わなければいけません(たぶん)。
そんな状況が起こるのかと言われるとめったに起こらないとは思いますが、覚えておいて損はありません。

これで護法とフロストアーマーの違いがわかりましたね。


なので今後拡散スリヴァーの能力を聞かれたらこう答えましょう。




「護法みたいなもんです。」




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