人間らしさを愛しすぎている
タイトルは昨晩、ワインを狂ったように飲みながら罵詈雑言交え友人と語らった際に言われたひとこと。
私のコミュニケーション方法は、一緒にお酒をのみながら臨戦状態になってつねに牙をむく犬のようにその人の意見に噛み付くことだったりする。
それに気がついたのはつい最近のことなのだけれど。
*
世の中にはアホみたいにシンプルに気持ちのいい人がいる。
ビジネスの世界みたいに裏を読まない、先を読まない、嘘をつかない、すぐに落ち込む、そんな気持ちのよい人が大好きだ。
出会うひとにはついそういったシンプルさを求めてしまい、変わっていくひとに「変わらないで」と、これまた噛み付いてしまう。
「つまらねぇ人間だ」
と、これは私の口から出てしまった一言なのだが、いざ冷静に考えてみるとこういった罵詈雑言はすべて自分に向けられている気がする。
いつだって歯向かう時は「お前は何もしてないくせに」といわれるのが怖くてしかたないのだ。
それでも私の汚い親しみを受け入れてくれるのは、もう、よっぽど自分に意見してほしい欲しがりさんとしか思えない。
2018年は私も欲しがっていきたい。
わん。
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