どうしたらコーチングが上手くなりますか?
「コーチングに興味があるんですけど、どうしたらコーチングが上手くなりますか?」
プロのコーチであることを告げると、ときどき聞かれる質問です。
おそらく、職場などですぐに使えるテクニックや技を教えてほしいんだと想像しますが、それ以上に大切なことがあります。
コーチングの、根幹に関わる超、超、超大事なことです。
それは「人間には、無限の可能性があること」に対する確信を持つことです。
「男子三日会わざれば刮目(かつもく)してみよ」という『三国志演義』の慣用句がありますが、「人は三日も経てば大いに成長しているので、再会したときは注意して見るべきだ」という意味です。それくらい、人っていうのは変わる可能性をもっているんです。
こういう話をすると「いや、僕は頭がよくないので」とか、「そんな才能はないんで」って言う人がいるんですけど、違うんです。あなたのポテンシャルが有るか無いかの話ではないんです。
そもそも「人間には無限の可能性」があるんです!
だから、もちろんあなたにも可能性はたっぷりあります。そこについてはまったく疑っていません。
これは、原理原則なので、そういうものとして受け入れる。コーチは、その前提がないと成立しません。
なので、コーチングが上手くなりたい人は「人間には、無限の可能性があることに対する確信」を持つことが大切です。コーチングをする人がその相手のことを心から信じて接すると、それは確実に相手に伝わります。
過去50年にわたる調査でも、コーチングをする人のマインドが結果に大きな影響を与えることがわかっています。興味がある人は『成長を支援するということ』を読んでみてください。
じゃあ、どうやったら「人間には、無限の可能性があることに対する確信」を高めていくかという話をしますね。
私のおすすめの方法は、自分の想像を遥かに超えた、すごい人と出会う経験をすることです。
なんのジャンルでもいいので、達人と呼ばれる人たちと触れ合ってみてください。例えば合気道の達人に投げ飛ばされるとか、農業の達人とか、最先端の科学者に会うとか、そんなことできるの!っていうような衝撃をうけるような人に会うといいでしょう。
自分が持っている知識や常識がいかに狭いかに気がつけると、そういうことあるかもなって人間の無限の可能性を信じられるようになると思います。
以上です。世界を味わおう。モギーでした!
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