文芸部の友だち #シロクマ文芸部
文芸部に所属している僕の友達は、小説を書いている。僕にも読ませてくれることがあるその小説は、どうやら僕たちの日常が舞台になっているらしい。
そのため、というのか、そのせい、というのか。彼はいつでもなんでもネタにしたがる。
僕の失敗したこと成功したことはもちろん、どうでもいい普段の会話からだってなんとか小説にできないかと、うんうん唸っているのが彼の日常だ。
僕としては、『小説』として大げさに書かれている僕の失敗談が基になっている話なんかは、やっぱり恥ずかしいのでやめて