2021年
もう2022年の3月半ばですね。早すぎる。
去年書いた作品たちを振り返ります。本当はもっと早く書く予定だったのですが、ぐだぐたとしてたら3月になっててびっくりしてます。2度目だけど早すぎる。
好きから始まる彼女と僕
テーマ:冷たいあの人
登場人物:金井菖珠、藤井美弥
主人公が告白して爆速でフラれつつ、エンコーならいいよという。そんなメモを頑張って短編にしましま。
ぬいぐるみ買った後の流れがお気に入りです。
水族館行くと美味しそうってなりません?私はいつもなります。家族に楽しくなさそうと言われます。めちゃくちゃ楽しんでます。
海の広さを知る者ら
テーマ:うちに○○がいます
マザーグース:ライオンとユニコーン
登場人物:シキ、海洋研究所所長、カルメン
白百合は海から離れられないという以前投稿した作品のリメイクです。海洋研究所で働く男とセイレーンというのは同じですが、話の流れや結末は全く別物に仕上がりました。
シキがせいたいという言葉を連呼するセリフがとてつもなくお気に入りです。自由人。
優秀賞を頂けたということもあり、自信作です!と言えるお話です。
余談ですが、マザーグースのライオンとユニコーンは白パン、黒パン、そしてプラムケーキを上げてどちらも追い出します。人間とセイレーンもプラムケーキを最後にこの地から離れます。
はずれもの
テーマ:ありがとう
登場人物:モロエ、生贄様(二エコ)、エナミ
ありがとうというテーマを見た瞬間から暗い話にすると決めて書きました。暗いです。
ありがとうを言うはずの生贄様がありがとうを言わず、呪いのような言葉で消える。相変わらず趣味を爆発させると後味の悪い作品しか書かない。
次男として長男として、息子として
テーマ:うそつき
登場人物:シユ、ズームォ(シア)、母上
望んでいない、それでもそう決まっているから。そんな諦めをぶち壊すお話が書きたかったです。
元々引かれているレールを走るのは大変なことだと思います。静かな母親が大胆な行動をするというのが好きです。かっこいい。
川喜田結、18歳
登場人物:川喜田結、夢乃、伊左桔平、広太
本当はこのお話をうそつきに投稿する予定でした。好き勝手しすぎてこれは違う、と思ったのですが書き切りたい欲もりもりだったので書いてみました。
結はこの後どうするのだろうか?あまり考えてません。悩み事が増えて大変だ、なんて他人事のように思ってます。
結はもっと桔平のこと大事にしなさい。
けらけら笑うのは?
テーマ:暗闇の中で
マザーグース:ハンプティ・ダンプティ
登場人物:少女、それ(ハンプティ・ダンプティ)
1000文字という短い作品です。
マザーグースのハンプティ・ダンプティそのままのお話。名前がよくないって少女のセリフが書きたくて書いたお話です。
好きの先の今の私
登場人物:村瀬詩音、村瀬慈音
シリーズ名:詩音だったり緑だったり
冒頭の捨てたものは私が実際に捨てたものです。インターフェースとかノートは捨ててない、というか元々ないものです。これは詩音の捨てたもの。
この話は私の実体験がたくさん詰まったお話です。21歳のうちにこのシリーズを書き切りたいので頑張りたいです。頑張ります。予定ではあと3話の予定です。
囲まれる緑と澄んだ香り
登場人物:早峰緑、坂吉澄香、店長、先輩
シリーズ名:詩音だったり緑だったり
これまた同じシリーズ。緑が主人公です。
テーマは緑を取り囲む鎧たち。そして、その鎧を嫌がる女。女は澄香のことです。
澄香がなりたい職業はそのうち書きます。頑張ります。頑張るしか言えてない。
ウタ歌う龍の子
テーマ:お母さん
マザーグース:三反の畑
登場人物:真牛、母、カマド、祖父母
北谷真牛の美声と名前をお借りしました。
この話を書いてなかったらこの後に書く琉球の話も書いていなかっただろうな〜とぼんやり思う作品です。
琉球の王族たちは龍のイメージが強いのでタイトルに龍を入れました。この後も琉球の話はタイトルに龍を入れるのが私の中でのルールになってます。
幼き龍の国
テーマ:ねぇ覚えてる?
登場人物:ナビ、摩鬼
シリーズ名:人魚と相成った王女
このお話はシリーズになるとは思っていませんでした。
摩鬼の正体を書けなかったの悔しいな〜と思ってはいましたが、書きたい欲が止まらずあと3話続きます。
このお話は方言をたくさん入れられました!わかりにくいかなとは思ったのですが、私の自己満足で入れたかった。大満足です。
このお話で摩鬼が言っている感情に合わせてあとの3話を書きました。
私の理想の私
長編です!半年かかりました。
不思議の国のアリス、特に一番好きなハートの女王のお話書きたい。それがこのお話の元です。
説明文を書くとどうしてもアリスという名前が飽和します。
龍護る女たち
テーマ:夕立
登場人物:真乙(百度踏揚)、母上、兄上、兵士、王妃(宇喜也嘉)
シリーズ名:人魚と相成った王女
プロット通りに進んだお話ですが、尚宣威が出てくる予定はありませんでした。私が好きなので最後にぶち込みました。
百度踏揚がとっても好きなので、その心情を書きたい。書かせろ。そんな気持ちで書いてたお話です。
百度踏揚は周りに振り回され続けた人生です。宇喜也嘉や尚宣威との関わりは私の想像なのですが、それを抜いたとしても振り回されています。そんな彼女に救いを。お話を書くにつれてそんな気持ちがこみ上がってきました。
龍待つ海
テーマ:子どもの頃の友達
登場人物:木の精(師匠)、摩鬼
シリーズ名:人魚と相成った王女
プロットには師匠はキジムナーだと書いてあります。動き回るキジムナーよりも動かず静かに寄り添っている木の精の方が、摩鬼への肩入れを表現しやすいと木の精に変更。
師匠は話し方にとてつもなく困りました。人間じゃない喋り方してほしいけど、人間じゃない喋り方ってどんな?と掴むまでは手探りでした。今書けと言われても無理だと思います。
表紙は夜明け。摩鬼の夜明が近づいてるお話です。
ハリネズミたちの距離
長編です!
このお話は中間突破を目標として書いたのですが、実際に中間突破して最終候補に選んでいただきました。
実際に選ばれてみて、とてつもなく悔しいです。大賞に選ばれたかったな……!小説を書いていて悔しいと思ったのは初めてなので、これを糧にもっともっと頑張ります。
王女と龍の忘れられた名
テーマ:今どこにいますか?
登場人物:摩鬼(真空)、師匠
摩鬼の生前は酷いことばかり詰め込みました。
史実だけでも酷いのに、憎いはずの人を好きになってしまって、その上子供を自分で殺す。登場人物たちに酷いことばかりさせたり経験してもらってますが、いつも心を痛めます。やめないけど。
結果的に人魚と相成った王女は百度踏揚と尚宣威という私の大好きな人物2人のお話でしたね。こんな予定じゃなかったけど、こうなって大正解大満足なシリーズです。
百度踏揚も尚宣威も本名がわかっていません。2人とも神名と王名。そんな二人に私なんかが恐縮ではありますが、名前をつけさせて頂きました。
いつか、新たな記録が見つかり、2人の本名がわかる日が来るのを楽しみにしてます。めっちゃ知りたい。
おじいちゃんが死んだ。
これは帰りの飛行機で突発的に書いたお話です。私の実体験です。
色々変えてるところもありますが、基本的には本当のことです。手紙のくだりもまじです。まじで両親に言われた言葉です。酷い。
コロナが流行ってから会えてなく、連絡もしないままお別れとなりました。
おじいちゃんのおかげで琉球が大好きになって、琉球の小説たくさん書いてるんだよと伝えたかったです。
終わりです!長編も書いたし大満足な1年でした。
人魚の話ばっかり書いてるな、とこれを書きながら突っ込みました。
今年は書くより読むに力を入れたいので、あまり書けないかもしれませんがちびちび書いたりするのでよろしくお願いします。
ちなみに、今書いてるのは青春がテーマの小説です。頑張ります。あとは居仁と尚維衡のお話も書きたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?