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白髪染めは、慎重に。(ヘナの呪い)

30代でも十分気になる白髪ですが、40代前半にもなると結構深刻な悩みになってくる『白髪』。 白髪に対処するパターンとして、経験上4つのパターンがあると思っています。

①ありのまま生きる。
このパターン。顔は若いのにグレーヘアって方。似合う人はめちゃくちゃカッコいいですよね。これが理想なのですがなかなか・・羨ましい限りです。

②ジアミン系のカラー剤で毛染めする。
今の私のパターンです。ただ、白髪染のパターンも色々あって、単純に黒く染めるだけとか、白髪の箇所だけレタッチしていては毛先が退色してくるので、退色に対処した染め方が必要になります。

③いっそのこと金髪。
このパターンの方も比較的いらっしゃいます。白髪に負けないためにいっそのことの金髪!思い切った決断ですが、顔が更けていて髪が金髪って結構大変なのです。安っぽく見えてしまうこともある。メンテが大変。そして地肌は老化しているので脱毛の危険性もあり・・。まぁまぁおすすめはできません。

④ヘナカラーで染める。またはハーブ系のカラー剤で染める。
これが私の2年前の決断でした。あるときからヘナカラーで染めだして、毎月ヘナで染めるようになったのです。

当初は、キレイに染まるし退色しないし、いい感じに染まってるー!と喜んでいました。私が染めた色はヘナとインディゴ(藍)の混合染めだったのですが、いい感じの黒色って感じで、白髪を感じさせない感覚でした。

半年ほどは、さほど気にもせず、ヘナ染めだけは近くの理髪店、カットとパーマは行きつけの美容室へ行っていました。

半年たったある日、美容室でパーマをあてたのですが、うまくあたらずやり直してもらいました。

そのころ、会社で良く、「〇〇さん、髪の毛真っ黒ですよね。めちゃくちゃ黒い・・」と言われるようになりました。

その次の月。美容室でカラーをしていたのですが、一部分だけがうまくカラーが出ず、また、キシキシとめちゃくちゃきしむので、どうにかしてほしいとお願いしました。

でも、ヘナを使っている以上、どうすることもできないという話でした。

え?ヘナだめなの?ということで、色々調べ始めました。美容室も2件ほど、変更してみました。

すると、ある美容室で言いにくそうに、美容師さんが話してくれました。

「ヘナは特別な性質があって、髪の毛にコーティングするように、うずを巻くようにからみついて、何があっても取れなくなるようなイメージでどんどん蓄積していきます。だから、ブリーチを何度やっても色は一切退色せず黒いままです。これが『ヘナの呪い』と言われるものです。」

「蓄積していくので、真っ黒でキシキシしてくるようになります。ツヤも透明感もないので、確かに白髪ではないけど、人形みたいな髪の毛になるし、パーマも当たらなくなってきます。根元から生え変わらない限り、それが永久に続きます。正直、お客さんがヘナを使われている場合、僕らはあまり多くは話さないようにしています。」

「すでにヘナを使われている以上、その箇所が黒いままの状態で美容師は何もできないからです。とにかく時が経つのを待って、再びカラーができるように、パーマがあてられるようになるのを待つしかないんです・・。」

😭えええっっ😭 待つしかない?そんなことある?

でも、どれだけ調べても、本当にそうとしか書いていない。ヘナは、不可逆的な染め方になるので、一度染めたらもう戻せないという覚悟で、染めてくださいと。書いて、ある・・・。

「わかりました。覚悟を決めます。少しずつでいいので、染められるようになるまで頑張ります。半年くらいしたら毛先だけでも色を入れたいです・・・」とお願いして、地道に白髪染と、髪の毛だけを切り続けると決めた。それが去年の10月でした。

そして今日。ついにすべてのヘナの呪いから解き放たれて、カラーを入れることができました。

それまでは、毛先だけメッシュを入れたり、インナーにだけメッシュを入れたり、頭頂部から少しメッシュを入れて行ったりという涙ぐましい努力と工夫で今の美容師さんがなんとか髪の毛を明るく見せるようにしてくれていましたが、今日は全体カラーで明るく、ジアミン少な目のカラーで染めてくれました。

「ヘナの呪い」はとけるまでがめちゃくちゃ長かったです。行けたか?と思ってもまだ途中にいたり、毛先だけ残っていたりしました。

ヘナカラーを検討している人に、ジアミンアレルギーでないなら、今は軽ジアミンの染毛料があるよ、ほかの方法も検討してみたら、と真剣に言いたいです。十分に検討してから、使ってくださいね!

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