Blender:何体もモデリングしたあと気付いた、もっと早く知っていれば…!ってこと ~「適用」のタイミング~

適用のタイミングは、Blenderでの作業において非常に重要。

以下、適用のタイミングについて!

適用のタイミング

  1. 基本的な形状が完成したとき: モデルの基本的な形状が完成し、これ以上大きな変更を加える必要がないと判断したときに適用する。例えば、左右対称のモデルを作る場合、左右が完全に一致していることを確認してから「ミラーモディファイアー」を適用する。

  2. 詳細な調整を行う前: モディファイアーを適用することで、モデルのメッシュが固定されるため、その後の詳細な調整がしやすくなる。例えば、「サブディビジョンサーフェスモディファイアー」を適用して表面を滑らかにしてから、細かいディテールを追加したりなど。

  3. 他のモディファイアーとの互換性を保つため: いくつかのモディファイアーは同時に適用できない場合がある。そのため、モディファイアーの順序を考慮し、適用が必要な場合は順次適用していきます。例えば、頂点グループを利用するモディファイアーを適用する前に、メッシュの形状を確定さるなど。

  4. アニメーションやシミュレーションを行う前: モデルにアニメーションやシミュレーションを適用する場合、その準備としてモディファイアーを適用します。これにより、計算負荷が軽減され、正確な動作が可能になります。

  5. エクスポートする前: モデルを他のソフトウェア(例えば、Unityや他の3Dモデリングソフト)にエクスポートする場合、モディファイアーを適用してモデルを確定させます。これにより、エクスポート後のモデルが意図した通りの形状を保つ。



具体例を挙げると、
例えば「ミラーモディファイアー」を使って左右対称のキャラクターを作っているとします。その場合は、形が完全に出来上がってから「ミラーモディファイア」を適用するのがいいです。次に、「サブディビジョンサーフェスモディファイアー」で滑らかな表面にしたい場合、これも適用します。最後に、細部を調整したり、テクスチャを貼り付けたりする前に、これらのモディファイアーを適用することで、モデルの形状が確定し、次の作業がしやすくなるって感じ。

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