ドラマ「岸辺露伴は動かない」雑感

お久しぶりです。もふこです。

今回筆を取ろうと思ったのは他でもない、また語りたいものが増えたからです。とっても単細胞だね!

タイトルの通り、NHKで深夜に再放送していた「岸辺露伴は動かない」を何となく視聴したところ、あまりの面白さに心の扉が無理矢理こじ開けられちゃったので

ああもうこれは感想書くしかねぇな...と思った次第なのです。ええ。

しばし適当な書き殴りにお付き合いください。

【雑感】感想を書いてみようじゃあないか。

岸辺露伴に対するイメージ
...なんですが、私はツイッタラーなんで、Twitterでのネタ的な情報しか知らなくて。

ネットミームに詳しい人なら分かると思うんですけど、「違う違う、そうじゃあないッ」とか、そういうの。

ジョジョに出てくる喋り方が特徴的な漫画家みたいなイメージしか無かったです。笑

というか、ジョジョに対する知識がそもそもなくて。吉良吉影がモナリザで○起して異常性癖に気づくやつとか、そういうネタばかり履修済みだったもんで...

劇画みたいなあの作品を、NHKが実写化したことに驚きました。

■実際見てみると!
「高橋一生が凄すぎるんだが!!!!!」

まず最初に感じたのは、岸辺露伴を演じた高橋一生氏の凄さ。アニメ版cvの櫻井さんと声が似ている訳ではないのに、完全に解釈された露伴先生だ...という意見をよく見ましたが

ドラマを観た後でNetflixのYouTubeとかでアニメ版岸辺露伴を見たら、その意味が分かりました...

実写ドラマや映画はよく、原作ファンのオタクなどから「コスプレ大会」「3次元が2次元を越えられる訳がない」などと言われます。実際、そのような作品は多いです。
ものすごくビジュアルを寄せて丸パクリし、口調や声はアニメ声優の演技に寄せる...という手法はよく取られます。良い例も中にはありますが、作品作りの上で丸パクリは流石に創作力が...と言われても仕方ないのと、そもそも原作準拠ですらなく、タイトルだけはいかにもそれだけど、中身やキャラクターがかけ離れている、オタクが見たいものとは別物の作品も、中にはあります。(泣)

実写ドラマ化するなら、それでしかできない解釈をするのも作品作りの醍醐味じゃない...?と思っていたら、それを目の前で体現されたのが高橋一生氏演じる岸辺露伴でした。

原作やアニメの露伴先生は濃いタッチの彫刻のような顔立ちですから、どっちかというと薄めテイストな高橋氏の顔とは全然違うんですけど

意外とコスチュームが似合ってる。特にギザギザのヘアバンドみたいなやつとか...違和感のない再現。

実際に現実に露伴先生が生身で存在したらこんなんだろうなというのを地でいっている感じ。

「おいおいおいおい...」も「〜じゃあないか」というあの例の言い回しも、cv.櫻井孝宏の言い方を丸パクリって感じではなく。

本当に、自然に再現したらこうなるんだろうなと、納得させられるような露伴先生像なんです...

高橋氏の、自分自身への露伴先生というキャラの落とし込み方があまりに天才。

ストーリーも、実写にするからこういう構成にしたんだとわかるようなものが多く、本気で作品を作りに来ているって感じが画面越しに伝わる、久々に良質な作品見たな〜って感じしました。

【おわりに】

岸辺露伴、ルーヴル行っちゃうみたいですね〜!!!おほほ!!!(狂)

今度はどんな面白い旅になるのか...すごく楽しみ。

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