樫野埼灯台:日本最古の石造灯台 和歌山県
樫野埼灯台は、和歌山県東牟婁郡串本町沖の紀伊大島の東端断崖に建つ、日本最初の石造灯台として知られています。1870年(明治3年)に初点灯され、現在もその歴史的な姿を保ちながら、航海の安全を見守っています。
樫野埼灯台の特色
歴史的な価値: 江戸幕府が外国との条約で建設を決定した8つの灯台のうちのひとつであり、イギリス人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計によるものです。
建築様式: 石造りの洋式灯台で、日本初の回転式閃光灯台でもあります。その美しい外観は、明治時代の洋式建築の代表作の一つとして評価されています。
立地: 断崖絶壁の上に建っており、太平洋を一望できる絶景スポットとしても人気があります。
歴史的な出来事: 1890年、オスマン帝国海軍のエルトゥールル号が樫野埼沖で座礁し、多くの乗組員が亡くなるという悲劇が起こりました。この際、生存者の一部が灯台に助けを求めてきたという歴史があります。
樫野埼灯台の見どころ
灯台本体: 石造りの重厚な外観と、螺旋階段を上って辿り着く頂上からの絶景は必見です。
早朝の灯台、シルエットが美しい。静かな海でした。
旧官舎: 灯台とともに国の登録有形文化財に指定されており、当時の様子を偲ぶことができます。
アマリリスが咲いてました。
ユリと似てるけどアマリリスは太い茎の先端に数輪の花がまとまって咲きますが、ユリは茎が分岐してそれぞれの枝に花が咲くことが多いです。
その他
現在: 自動点灯の無人灯台となっており、内部は非公開ですが、周辺の遊歩道や展望台からは灯台を眺めることができます。
駐車場もひろくてトルコ風??のデザインのトイレがおしゃれでした。
トルコとの歴史もある灯台でした。
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