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干潮のときだけ出現する秘湯【瀬石温泉・北海道】水没する幻の温泉

北海道、知床半島の南側、羅臼の街から東の端に向かって走ると道路際に「瀬石温泉」という看板を発見。
たまたま見つけた温泉
朝風呂でも入るかとクルマを停めてよく看板を見ると
「岩から湯が出て満潮時には水没する【秘湯】」とのこと。。
水没!!?w(゚o゚)w なにそれ??
ひょっとして野天風呂??
興味津々で海の方を見渡すと海の中に岩でまるく囲ってあるところがある。
あれが温泉だろうか。海辺まで降りていってみよう。
10月上旬の北海道の朝、7時ぐらい。
気温8℃だけど、風がないのでそんなに寒いとは感じない。
湯船は2つありました。近くで見ると、ほんのり湯気が上がっててブクブクと底から小さな泡が昇ってきてる。手をいれてみると、ちょうどいい湯加減。片方はぬるめでした。
これはいいね。でもどこで着替えるの??
周囲には人がいそうな建物はないし人の気配もなし。
すると別の看板があり、脱衣場は9月15日まででシーズンは終わりだそうで。。。
まあ、ここらは寒いからシーズンオフも早いみたいですね。
でも、こんなチャンスはめったにないと入りま〜す。
もともとモフPは毛皮一枚だから着替えする必要なかったね(爆笑)
初体験の野天湯。
ゆっくり足を入れると湯船の底は羅臼の名物の羅臼昆布かなにかしらないけど海藻らしいものがびっしり生えててヌルヌルしていて、
めっちゃ滑りやすいですw(゚o゚)w
ここでこけたら自分が水没です笑  これは裸足じゃなくてビーチサンダルで入ったほうがいいと思いますが、あとのまつり。
足を滑らさないよう、そおっと底に着地すると
海藻がふんわりと舞い上がり、まるで昆布スープのような状態に笑
これはあんまりかき混ぜないほうが良いなあ笑
そして、ゆっくりと肩までつかると
あたたかぁぁぁぁぁい
目の前は視線の高さに波がドドドドドぉぉぉって音をたてて迫ってきてて
大迫力です。うかうか居眠りしてたら水没して波にさらわれるかも笑
波の後ろには、さっき昇ったばかりの太陽がキラキラと黄金に輝いている。
これは最高の絶景だわ!ヾ(´^ω^)ノ♪
温かい羅臼昆布のスープに抱かれて大自然との一体感が半端ない笑
野天風呂、初体験ですが、これはハマりそうだ(●´ω`●)v
ちなみにポカポカあったか効果は1時間ほど持続してました(●´ω`●)

後日談
その後、ネットでいろいろ調べたら、満潮や天候や海が荒れてて入れずという話が意外と多いことに気づきました。また湯の温度も日によってちがうようで冷たくて入れない人もいたりするようです。
たまたま通りがかりで入れたってすごくラッキーだったようです。



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