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メモリ使用率の異常〜トラブルを楽しむ〜

トラブル発生

先日購入したMac mini 改造でSSDを別のMacの起動ディスクにしたところ、目に見えるトラブルが発生していた

『メモリ異常使用』

起動して数分放置(常駐アプリ以外アプリは起動していない状態)すると、使用済みメモリが急上昇し始め、結果圧縮メモリに変化し相当なメモリ使用率になった

PRAMクリアやセーフモード、さらにはOS再インストール(上書き)をしても解決できない
こんなトラブルは僕のMac史上初めてのコト

わらしべMac Proが来てから、トラブルが楽しみになってきている
今までになかったトラブルを前に原因追求&解決するのが暇つぶしには好都合だ

トラブルの原因予想

「メモリ使用率の異常」を、Google先生に尋ねてみたところAppleアップルコミュ二ティでも同様の問題報告している方がいらっしゃった

8GB中5.6GBの使用率
初心者の方は起動して、そのくらいメモリを食うのか具体的にわからないと思います
僕の経験上だと、macOSのバージョンにもよりますが、3〜4GB多くて5GBが妥当なメモリ使用率だと思います
先ほどの、僕のメモリ異常はその範囲を超えています
さらには、アプリを立ち上げてもいないにも関わらず圧縮メモリまでされている異常事態なのです

さて今回のトラブルの原因を考えてみる
まず疑うべきはMac自体のハードウェアが原因なのか?否か?

別で持っている起動ディスクSSDを使って同じMacで起動してみると。。。
メモリ異常の兆候は見られない
メモリ使用率4GBを下回っている結果となった
別のMacで先ほどのSSDで起動しても全く問題ない

となれば、トラブルが生じた起動ディスク自体が原因なのではないか??
となれば、完全にSSDを消去して今一度macOSを入れてみる

もし仮にこれで解決できればOKなのだが、しかし原因がSSDだと予想するだけの要素は僕の中であったのです
動画書き出しとして稼働していたので、相当な書き込み読み込みがあったし10年以上も使用してきた戦歴を誇っていました
(そのSSDだが、当時16500円もしたMLC搭載の256GB
MLCという言葉自体もう馴染みがないかもしれないが、書き込み読み込み耐性が強いとされているSSDと理解してもらえればいい)

よく耐え忍んでくれたが、まだ使えないものかとmacOSクリーンインストールを此の期に及んでやってみる

クリーンインストール

ディスクユーティリティのボリュームのみ表示から削除クリーンインストールを実行する
すると、以下のような症状が発生

クリーンインストール後のCPU使用率

メモリ使用率は通常に戻ったが、CPU使用率がフルスロットル!
更なるトラブル発生しました

が、ここは至って冷静に行動します
『セーフモード』&『PRAMリセット』を実行します

すると、

起動時はCPU使用率100%まで上がりましたが、時間経過とともに下降
通常の使用率に戻った

しかし、数時間後にはCPUの暴走が発生

MRT/xpcproxyが暴走し何度も再起動してもフルスロットル状態

再度クリーンインストールの実行することに
今回は「ボリュームのみを表示」からの削除ではなく「すべてのデイバスを表示」からSSD自体の削除からのクリーンインストール

するとどうでしょう!!
今回のメモリ暴走も、CPU暴走も無くなりました
結果原因はSSDだったと判明しました

トラブルに見舞われたSSDは10年以上使い続けて何十回もOSインストールをしてきたモノ
近々でインストールした際にバグが残ったままで、発生したと思われます

ボリュームのみの削除だとコンテナ自体の削除はしないので、SSD自体の削除をすることで1から作ることでバグ自体を除去できた模様

数台Macを持っているからこそ原因分けができる環境でしたが、Mac初心者さんはAppleサポートに連絡して修理してもらう事を勧めます
サポート切れている方は、僕のようにSSD本体の削除を行うと解決する可能性があるかもしれません

トラブル回避の備忘録として掲載しておきます
ではでは

#Mac
#Apple
#Memory
#SSD

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