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mofi|コラム

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mofiの週刊マガジンに掲載し、小原および三谷個人のページで無料展開しているコラムをまとめたマガジンです。その週のコラム紹介や、ニュースに関するこぼれ話的な内容も載せています。
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#はみだしコラム

質問箱なんてものがありまして

2週間ぶりです。 今週の私は、急きょ数泊だけ東京にステイしています。いま、ちょうど滞在期間の折り返し地点を迎えました。私用をはさむ余裕はなさそうですが、突然ご連絡を差し上げる方もいるかもしれません。 恐れ入りますが、その折はお時間ございましたらぜひお付き合いください。 さてサンディエゴでは、今年もコミコンが大賑わい。完全に業界イベントと化したファンの集いで、大作映画やドラマたちの新着情報が次々に発表されました。 このあたりは今週のニュースにて。コムキャストのフォックス

真夏の週末興行。アメリカで注目のインディ映画7選

今週のmofiは海の日でお休み。ということで、この「はみだしコラム」で全米の週末興行をおさらいしつつ、現在アメリカで公開中の注目のインディ映画たちを紹介。大作映画だけではない「スペシャリティ」作品カテゴリーで、北米映画の層の厚さに触れます。 『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』に、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。日本の海の日の連休は大作が目白押しだったようですね。 一方の北米では、マーベル/ディズニーの『アントマン&ワスプ』が2週目でも2位に食い込む一方、ソニ

AXパネル登壇のご案内

2018年も7月に突入しましたね。今年も、いよいよ後半戦の始まりです。 今年になって私も初めて知ったのですが、7月1日は「カナダの日」。なぜかカナダ領事館のイベントに招かれたので、日曜は家族で隣国の建国記念を祝ってきました。近所のホームパーティーへご飯を食べに潜り込んだ的な参加レベルでした。完全に外様。 娘の名前には、カナダの代表的な樹木の漢字を折り込んでいます。 その娘が初めて参加する公式パーティーが、カナダを祝うイベントだということに、親バカな2人はニヤニヤ。 こ

モーガン・フリーマンの至言

三谷のコラム「撮影初日の感慨、契約の世界」のトピックに絡んで、少し横道に逸れつつ、むかし話。モーガン・フリーマンに投げかけた質問への回答と、コラムが触れている「プロデューサーの仕事」のあり方とのつながりに触れます。 「父の日」をはじめて父として迎え、「父」の肩書きにお似合い(?)なビール腹をさすりながら、穏やかな週末を過ごす日曜日。 全米ではこの週末に公開されたピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』(日本では8月1日公開)を家族で鑑賞することができたので、お父さん

ア・フュー・モア・シングス

今週の映画ニュースで選外となった音楽系記事と、次号用の予習ともいうべき『デッドプール2』関連コラムを紹介。今号の三谷コラムは、ネットワーキングのもうひとつのエッセンスに触れてます。 アメリカは先週末、戦没者将兵追悼記念日(メモリアルデー)の祝日で三連休でした。我が家はどこへも出かけませんでしたが、子供用のハイチェアやその他もろもろの買い物などで忙しくしています。 そんな連休を挟んだ今週のニュース、特に興行面が面白いことになっています。『ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

偉大なるケヴィン・ベーコン・ゲーム

今回紹介する206号コラムのトピックと、米カメレオン俳優ケヴィン・ベーコンとの関連性とは? コネクションを作る「ネットワーキング」のポイントを、別の角度から考察。 銀幕の寵児アメリカ人が大好きな加工食品をラストネームに持つ、銀幕の寵児ケヴィン・ベーコン。『フットルース』(1984年)で、田舎町の風紀をダンスで乱す反逆児役を演じた彼の姿に魅了されなかった30代など、いない。 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロードに言われるまでもなく、全人類が脳裏に焼き付けて

「レディ・プレイヤー1」の愛は本物か

講談社「クーリエ・ジャポン」さんで掲載させていただいている、コラムの最新話がアップされました。せっかくなので、こちらでもご案内。 「mofi|ハリウッドを読み解く週刊マガジン」を共同で運営している三谷と、昨年から対談形式で進めてきた連載。「現場目線のハリウッド」は、今回で9回目です。 この連載の個人的なポイントは、オフィシャルな場での踏み込んだ評論にも臆病にならないこと。「ハリウッドの底辺で現場経験を積んでいる若手が、話題の映画について話すこと」という体で対話しているから