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世の中は、人々の学びでできている

私は社会人になってから、色々な分野への学びへの意欲がものすごく高まったと感じる。

たとえば語学、デザイン、また文章を書くことについても学んでいるし、ずっと大好きだった音楽については作詞作曲や、ボイストレーニングについても興味がある。

大学生になるまで自分がこんなに好奇心旺盛な人間だと思ったことがなかったのに、社会人になってなぜ突然こうなったのか。
私はひとつ大きな理由があると感じる。

それは、自分の学びが世の中を動かせることを実感できるようになったからだと思う。

私は学生の頃、アルバイトこそしていたものの、働いて世の中の役に立つことの実感を得たことが無かった。

大学生の頃からビジネスについて考えたり、起業したりする人もいるわけだが、私は2年前そんな思考や行動に至るきっかけなど何も無かった。
本当に世の中のことを何も知らない、ただのアイドル好きな大学生だった。

けれど社会人になって、自分の学生の頃の「仕事」というものに対する捉え方がいかに狭苦しいものだったかを感じるようになった。

学生の頃、仕事とは会社に行ってやらなければいけないことをこなすことだと思っていた。だから社会人になるのがとても嫌だった。

けれど実際社会人になって、全くそうではないことを知った。

今私は、仕事とは誰かが喜ぶこと、もっと言えば世の中の役に立つことを自分で創出していくことなのだと感じている。

私がこの考えの変化を起こせたのは、自分のやりたいことやアイデアで仕事を生み出すことを体現している人に運良く出会えたり、話を聞くことができたからだ。

だから今この世に無いものでも、自分の学んだことを掛け合わせたら新しい仕事ができるのではないかと想像ができるようになった。

そうやって何かに繋がるのだというイメージが出来上がったことで、学びが楽しいと思えたし、色々なことに興味が湧いた。


大人の学び直しがトレンドになるように、きっと何歳であろうと学びを求める人は増えているのだと思う。

本業に縛られずに個人で何でもできる時代に、もっと色んな人が自分の興味のあることを学び、誰かに新しい価値を届けられる時代になれば良いと思う。

いつか、大人になって何かを学びたいと思った誰かにとっての障壁を減らす良い環境を整えたり、学びと遊びの境界が曖昧になっちゃうくらい楽しく勉強を継続できるような仕組みが作れたらいいなぁと漠然と考えている。

今何かを学んでいる皆さんの学びが、周りの人や世の中、巡り巡って自分を笑顔にする日が訪れると信じています。







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