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北海道COMITIA16に参加します

2022年12月3日(土)11:00~15:00に札幌コンベンションセンター大ホールで開催される北海道COMITIA16にkaguyadepthが参加します。

お品書き

スペースNo.

G11(音楽・デジタル)

頒布物

新作

旧作

今回の頒布物はウンディーネシリーズのみです。その他旧作は持ち込みません。

試聴

注意事項

スタンプカード

kaguyadepthでは、同人イベントでの初回購入時に、便利でお得なスタンプカードを配布しています。
スタンプカードをお持ちの方は、忘れずにご持参ください。

本部企画

北ティアSoundCollection

12:30頃からラジオ番組形式で音楽サークル作品を紹介する館内放送「北ティアSoundCollection」があります。
新作『ウンディーネ3』から2曲放送予定です。お楽しみに!

見本誌閲覧コーナー

3年ぶりに復活した見本誌閲覧コーナー内に設置される試聴環境システムで新作『ウンディーネ3』を試聴することができます。
時間は11:00~15:00です。ぜひご利用ください。

新作『ウンディーネ3』について

企画が二転三転した前作ほどではないにしろ、コロナに感染して作曲できなくなったり、M3-2022秋参加で東京に行ったりと、完成までに紆余曲折ありました。
ここではCDのライナーノーツに書ききれなかったさまざまな出来事や、本作への意気込みなどをまとめました。

登場キャラクターについて

  • 『ウンディーネ1』はアレックス軍曹、『ウンディーネ2』はレイチェル大尉、『ウンディーネ3』はシーパワー王子が主人公なので、北海道COMITIA16のお品書きはジャケットのコブラ各種と主人公が並んだレイアウトにしました。この顔ぶれは次回作『ウンディーネ4』へとつながっていきます。

  • 『ウンディーネ3』は藤崎景子さんが描いたシーパワー王子が本当に可愛いので、『ウンディーネ1』の大人になった王子のひねくれた性格とのギャップに悶えていただければと(笑)

  • 前2作は蛇神ウンディーネの討伐を目的とした話ですが、『ウンディーネ3』は蛇神ウンディーネがまだ恐怖の大王と呼ばれていた頃の話です。

  • 『ウンディーネ1』ではコブラ大好き人間のレイチェルに対してコブラなんて使い物にならないと言っていた王子が実はコブラで戦ったことがあったという話です。

  • サブキャラのクリスとピーターの元ネタはYMOですが、ピーターが無類の音楽好きなのは『音盤紀行』(毛塚了一郎のマンガ)の影響もあったと思います。

頒布開始日について

  • 北海道COMITIA16は先行販売になります。一般販売は2022年12月23日(金)のMSX版沙羅曼蛇35周年に合わせて開始します。

  • 『ウンディーネ1』は2021年7月4日(沙羅曼蛇35周年)、『ウンディーネ2』は2022年6月5日(北海道COMITIA15)頒布開始でした。

  • したがって年1作ペースで続編を出せばよかったわけですが、なぜ1年に2作も出すことになったのかといえば、それはMSX版沙羅曼蛇35周年があったからです。

  • 沙羅曼蛇35周年を記念したウンディーネシリーズとしてはMSX版沙羅曼蛇35周年を見過ごすわけにはいきません。MSX版沙羅曼蛇はファンにとって特別な存在です。

  • 沙羅曼蛇はOVAが1988~89年に発売されましたが、その発売日合わせにあまり意味を見出すことはできません。これが最後のチャンスなのです。

制作スケジュールについて

  • 私は続編を作るのが苦手で、大風呂敷を広げてしまう傾向にあります。『ウンディーネ2』の反省から企画は極力シンプルにし、制作期間も長めに取りました。

  • ところが8月の第7波で新型コロナウイルスに感染してしまい、後遺症でしばらく作曲できなくなってしまいました。M3-2022秋にも参加しなくてはなりません。

  • 作曲一次締切の9月18日に作品の要となる3曲(オープニング、ステージ3、ボス)ができたのはよかったのですが、作曲最終締切の10月1日は過ぎてしまいました。

  • 9月28日にリスケジュールし、10月10日にコード進行の参考書を購入、
    10月11日から作曲再開して、M3の準備を進めながら10月26日にマスターアップしました。

  • 10月14日に北ティアSoundCollectionの案内メールが届いた時点で作品はまだ完成しておらず、10月29日の募集期限に間に合わせなくてはなりませんでした。

  • 病気になったらもともと弱みだったコード進行から能力値が下がるとわかったので、今後はそこを補強していけばいいとプラスに考えることにします。

作曲について

  • 10月19日に『沙羅曼蛇2』のBPMや曲構成を調べました。メトロノームについてるタップテンポなのでざっくりですが。25年以上聴いてますが初めてです。

  • 前2作は『沙羅曼蛇』のボス曲に相当する蛇神ウンディーネのテーマをもとに全体的な曲構成をしたため、BPMが遅く重苦しい雰囲気が漂っていました。

  • また前2作は『沙羅曼蛇2』の未使用曲「NO FUTURE」を掘り下げることが裏テーマとなっていました。ストーリーも人類滅亡をかけた最終戦争ですし。

  • それに比べて『ウンディーネ3』は全体的にテンポアップして、少年らしいはつらつとした明るい曲が多くて、軽い印象になっています。
    想定するゲーム内容も前2作に比べればそこまでハードではありません。

  • 発売時期こそMSX版沙羅曼蛇を意識していますが、作品内容としてはゴーファーの野望エピソードⅡに近いのかなと思います。

  • 蛇神ウンディーネのテーマで全力出しすぎたためボス曲は毎回悩みのタネです。今回はなんとか恐怖の大王の不気味な雰囲気が出せたかなと思います。

  • ウンディーネシリーズではもともと捨て曲がないよう心がけていますが、当初メロディーのハッキリしたフュージョンっぽい良い曲を作ろうと考えすぎました。

  • 萌尽狼というハンドルネームでチップチューンを始めて2023年で20周年になりますが、ゲームボーイ音源に頼りすぎたのではないかという悩みもあります。

  • トータルで30分に満たない内容ですが、今回の反省は次回作にいかすとして、今の自分に精一杯できることをありのままで出すことにしました。

特典「MFクロス」について

特典「MFクロス」
  • 特典は『ウンディーネ1』はカセット箱、『ウンディーネ2』はボツ曲CDでしたが、当初『ウンディーネ3』は何も考えていませんでした。

  • MSX版沙羅曼蛇はテレホンカードが付いていました(全3種)。無地のテレホンカードが製造終了となり、現在オリジナルのテレホンカードは作ることができません。

  • ジャケットイラストの背景が大気圏内(水の惑星の海上を飛行)で色鮮やかなので、少年心がうずいてノベルティグッズを作りたいと思いました。

  • 私が欲しいもので本体よりも高くないものとして11月8日にMFクロスを作ることに決めました。大きさにもよりますが原価は200~300円前後が相場です。

  • そんななか旅風舎では100円前後で作れるため、こちらに依頼することになりました。

  • 旅風舎ではOPP袋詰めをセルフサービスにすることでさらに安くできます。120枚で約2時間かかりました。テープ留めでシワが寄らないようにするのが大変でした。

  • 普段使っている大洗みむら時計店のガルパンメガネ拭きが17×17cmなのでそれに近い15×15cm、メガネは洗っても落ちない脂汚れが付きやすいので片面印刷にしました。

  • 『ウンディーネ1』は100枚なので特典が全員に行き渡らず、また『ウンディーネ2』はダウンロード版は有料のものをイベントで無料としたため、『ウンディーネ3』はCDと同数作って、余ったら自分が使えるようにしました。なのでショップ委託でも付きますから遠方の方もご安心ください。

  • 本編のボリューム不足を特典の豪華さで補ったわけではありません。本編のボリューム不足を特典の豪華さで補ったわけではありません!(大事なことなので2回言いました)

M3-2022秋について

M3-2022秋
  • 今回の旅程は9月25日の午後に組みましたが、たいへん焦っておりましたので午前中まではM3参加辞退の可能性もあるような精神状態でした。

  • 行きと帰りの空港が違うダイナミックパッケージはスカイマーク公式で予約できないので、今回はじめてHISを利用しました。全国旅行支援の恩恵はなし。

  • 10月29日は早朝4時起床、5時に予約していたタクシーで出発、5:50の特急で札幌駅へ、6:56の快速で新千歳空港へ(鹿で15分遅延)、8:55のSKY790便で茨城空港へ、10:50の高速バスで水戸駅へ、11:44のガルパン列車Ⅳ号車で大洗へ、6年ぶり6回目のガルパン聖地巡礼後、17:27の特急で東京駅へ、19:20浜松町のホテルにチェックイン、19:40から西紀貫之さんと15年ぶりくらいに食事。

  • 10月30日は朝食バイキングでしびれ鍋、15時頃M3撤収、16:55のSKY723便で新千歳空港へ、予定変更して札幌駅で途中下車してエスタで夕食。

  • スカイマークの機内無料サービスは新千歳~茨城はキットカットのみ、新千歳~羽田はキットカットとホットコーヒー。ポケモンカップのコーヒーは有料。

  • 着陸態勢のSKY790便からJR常磐線赤塚駅、ケーズデンキスタジアム水戸(ガルパンとコラボしている水戸ホーリーホックのホームスタジアム)、
    富士見塚古墳公園、霞ヶ浦大橋が見えました。また、高速バスからクックファン(ガルパンに初期から関わる常盤良彦さんの店)が見えました。

  • 茨城空港にセイコーマートがありました。ガルパン関係は見当たりませんでしたが、ねば~る君や茨城県公認Vtuber茨ひよりのパネルなどがありました。

  • 大洗は徒歩で、ガルパンギャラリーとまいわい市場での買い物、大進のアジフライ定食、幕末と明治の博物館で行われていた水浜電車の展示がメイン。
    商店街は通り過ぎただけで常連さんが多く近寄りがたい雰囲気、等身大パネルのありがたみも薄れた気がします。街並みはところどころ変わっていました。

  • 浜松町でホテルに向かう途中、ビックカメラの店舗擬人化でおなじみナイセンクラウドのショールームがありました。
    また、東京モノレールのキキ&ララが可愛かったですね。

※旅行の写真はkaguyadepthウェブサイトに掲載しております。


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