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波瀾万丈の人生をプラスに変えた

私は現在、某健診センターの看護師長として
20代から70代の看護師をまとめる業務をしています。


約60名の看護師の教育担当をしながら、
毎日、充実した生活を送っています。


私は一人ひとりの能力を最大限に
生かしながらその人らしさを
大切にして業務にあたっています。

また、2021年1月から副業コーチとして

・このままでは人生終わらせたくない
・今度は自分のために生きたい
・後悔しない生き方がしたい
・私の人生こんなもんじゃない
・もう一度、人生輝かせたい


でも・・・ひとりじゃ不安、
何から始めていいのかわからない


そういう方のサポート業をスタートさせました。

今、私はこうして充実した生活を送っていますが・・・・
振り返ってみると波乱万丈の人生でした。

27歳の時、もうすぐ生まれてくる娘が産み月で死産
どうして、私だけがこんなつらい経験を
しなければならないのか?
毎日毎日、泣いていました。


どうして? どうして?


答えは出ませんでした。


子供は私のおなかの中で亡くなっていましたが
医療的には普通の出産をするんです。


出産後には、母乳も出るんです。


飲んでくれる赤ちゃんがいないのに・・・
隣の部屋から聞こえてくる
赤ちゃんの泣き声と
幸せそうな笑い声・・・・
とても辛い・・出産と入院生活

神様は不平等だなぁ・・・・
私、何か悪いことしたのかな?
自分を責め続けていました。

でも、ある時気がついたんです。
朝、病棟のカーテンを開けると
燦燦と太陽が私を照らしてくるんです。


なんとなく直観でしたが、娘が
「ママ、私は大丈夫だから、泣かないで!」
と言っているように思いました。


そうだよね・・・ママ、泣いてばかりでは


だめだよね・・・・・・・。


その時から、私の生き方が
大きく変化していきました。

「娘はきっとこの世の中に生まれてきたかったはず
そして、いろんなことを経験したかったと思う」


じゃ・・・・
娘の代わりに私がいろんなことを
経験して見せてあげよう!


その後、無事に妊娠(次女)・出産をして
私のチャレンジがスタートしました。

29歳で看護学校に入学。

子育てしながらの学生生活。過酷な生活でしたが
とても充実していました。そして、4年後には
国家試験に一発合格し正看護師になりました。

その後、看護師として充実した生活を
送っていましたが、40歳の時、働きながら
大学に通うことにチャレンジ。

目的は2つ・・・・

1、亡くなった娘に大学生活を見せてあげたかった
2、私自身、もっといろんな知識を得たい。
医療の世界だけじゃなく広い視野で物事を
考えられる人になりたい(経済経営学を専攻)


日中は看護師として働き、夕方6時から90分授業を毎日
2コマ受けるというスケジュール、それを4年間
第二外国語、体育・試験・プレゼン・課題・・・・

仕事をしながらの勉強は過酷でしたが
いい先生と友達に恵まれ・・・・
働きながら4年間の大学生活は一生の宝物です。


一つも単位を落とすことなく、4年で卒業。


さあ...勉強したことを生かして、
今度は仕事に集中・・・と
思った矢先に、乳がん発覚
人生思うようにいかない・・・


「ママ・・・・もう、そろそろこっちに来て」
亡くなった娘が呼んでいるように思いました。


私の乳がんは悪性度が高く、主治医から
「左乳房全摘出、さらに抗がん剤治療8回」
と提案されました。

とてもつらい治療です。
「再発したら助けられない」
とも言われました。

「紗栄子さん、後悔しないために
今できる最高の治療をしましょう」

あの時の光景は今でもはっきり覚えています。
ドラマを観ているようでした。


その時、娘は高校3年と中学3年生
二人とも受験生・・・こんな大事な時にどうして
でも、待って・・・・私、まだやりたいことがある

このまま、何もしないで時がたつなんて絶対いや・・・
「もう一度、やりたいことチャレンジさせて...」


そして、私は主治医からの
提案された治療を開始しました。


手術はあっという間に終わりましたが、
大切なものを失いました。

また、治療はとてもつらい副作用との戦いでした。


全身のむくみ・脱毛・味障害・全身の倦怠感
毎晩、ベッドに横になり眠るとき・・・
「明日、目が覚めなかったらどうしよう」
「私が死んだら娘たちはどうなるの?」

そんな不安を抱えたままの闘病生活

また、同じ病棟で仲良くなった乳がん患者が
亡くなったことを新聞の
お悔やみ情報で知ることも・・・

大切な家族を置いて先に旅立つ・・
無念だったと思う・・・


一週間前にメールで
「体調がいいとき、ランチしようね」


って連絡くれたのに・・・・
涙が止りませんでした。

でも、その時私は決心したんです。
どんなに醜い格好になっても
私は生きている。


私はなにも悪いことなんてしていない・・・
生きている以上精一杯生きよう・・・
一生は一度きり、悔いの残らない人生を歩もう・・・・
私は娘の死、自分自身の乳がんの経験から・・・


どんなにつらい経験をしてもその経験を
糧に人生を謳歌できることを
学びました。


あのつらい経験があったからこそ、
今の私がいるんです。

今となってはとても貴重な経験、
そして私の人生をかえてくれた
ギフトだと思っています。

あれから6年が経ち、
今は再発もなく元気に過ごしています。

そして、今、副業としてやりたいことを
仕事にしています。

振り返ると大変なことを
たくさん経験してきました。

でも、どんなに辛い経験も自分の捉え方で
今後の人生が大きく変わると実感しています。

今は、こんな私だからこそ多くの方に
伝えたいことがたくさんあります。

今まで、誰かのために頑張ってきた人
人生このままでいいの?と悩んでいる人
時間がない。お金がない...と諦めている人

人生は一度きりです。
時間は限られています。
一人で悩む必要はありません。

私は何歳からでも人は輝けると信じています。


何があっても大丈夫です。
命ある限り、思い切って
人生を謳歌しませんか・・・

最後に私からのメッセージ


人生の主役はあなたです。
セカンドステージのスポットライトは
ずっとあなたを照らしています



ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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