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東洋太平洋バンタム級チャンピオン栗原選手

栗原選手の凄い所は、驚異のKO率
なんと!86%と言われている!!

戦績は20戦15勝5敗(13KO)と正にチャンピオンレコード。

でも、この戦績でもっとも驚くのは実はKO率だけじゃない。
5敗の内、4敗はなんと4回戦時代の敗戦。

4回戦時代はなんと7戦3勝4敗という平凡な戦績。
これだけを見たらとてもチャンピオンになりそうとは誰も思わないだろう。
しかし、その後、パーソナルトレーニングの仕事を始め、身体の勉強をしていくうちに、自分の中でストレートの打ち方というのロジックが見えたそう。

そこから連勝とKOを積み重ねていったという感じ。
4回戦以降に負けたのは今は同じくOPBFの一つ上の階級のチャンピオンの勅使河原弘晶選手だけ。

世界4位の選手も2RでKOと、今のりの乗ってい東洋チャンピオン

とかちゃんねるにも世界を狙う期待の3人の一人に入っている。
そして、もう一人はその勅使河原選手。

余談だが、実は昔勅使河原選手にも昔DMを送った事がある

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その期待の栗原選手をこの度ストレッチさせていただく機会があった。

初めていった一力ジム

鐘ヶ淵ってどこ?って思いながら向かいました。
大通り沿いに面していて、昔なじみのボクシングジムっていう感じのジム

写真をもっと取っておけばよかったと今更後悔。。。

早速ストレッチをさせていただく前に、サンドバックを打って頂いた。
以前から僕は栗原選手のインパクト時の手首に違和感を感じていたが、右手首を4回戦の時に骨折していて、背屈制限がかかっていた。
ストレートでまず違いを体感してもらおうと右上半身からストレッチ

前腕の張りはそこまでないがとにかく手首が硬い、TEDではなくJMDという感じ。なのでストレッチよりも関節を直接攻めるJMを使った。
関節をパンチによってバンバン打ち込むので関節の内圧をさげるのと、関節の滑走をよくするようにした。

上腕はから三角筋にかけて大分張っていた。
そして肩の挙上癖が非常に強く、胸椎の可動制限が強く感じた。
肩を下ろす為に肩のダイナミックストレッチと、肩甲骨の安定性を上げる為に前鋸筋のアプローチ、更に肩のポジションを戻しやすくするためにローテーターカフを攻めた。

片方だけやって体感してもらった。
「肩甲骨がめっちゃ外転する!パンチが伸びすぎて距離が合わない!!」と栗原選手の嬉しいお言葉。
これが僕も現役の時に感じた感動違和感だった。
パンチが伸びすぎるんだ、だから距離が合わない、もちろん少しアップするだけでタイミングをすぐ合わせられる。

そして、左半身と、更に右ストレートを打つ時の右股関節の違和感と、足首の可動域制限を感じ、ジョイントバイジョイント理論で足首の可動域を大きく変えた。
それによって、股関節の動きと膝の安定性をあげてストレッチ終了。

最後にサンドバックを叩いていただいた。

全体的に回旋の動きが変わって、アフターの方が圧倒的に力強くパンチが伸びているように見える。
このパンチならガードしてても当たれば倒せるパンチのように見える。

今バンタムは本当に層が厚い、先日復帰した比嘉大吾選手、そして何より日本人最強の井上尚哉選手とその弟の拓真選手がいる。
ここの3人の選手と栗原選手が戦う姿が見れるのを本当に楽しみにしている。


関係ないが栗原選手のyoutubeでもおなじみの沼田さんがめちゃくちゃ面白い人。
どうやら、出張マッサージのAVが大好きでリングの上で出張マッサージのコントをやり始め。
youtubeはエロダメだから上げられないけど、Twitterに動画で上げたらバズるんじゃないか?って思ってみていた。

最後写真を撮らしてもらった。
是非世界チャンピオンになってください。

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