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格闘技に戻ってきた

正に明日誕生日で39歳
30代最後の年になってまさか格闘技を復帰するとは、、、、

丁度一か月前に普段から親交のある小比類巻さんから夜電話がくる。
「後藤さん、、、」
夜遅くにいきなりの電話、物凄く深刻そうに話始める。
「え?コヒさんどうしたんですか!?」
「試合出ませんか?」
「え?あ、、、じゃあ、、ハイ。というか、僕が出て良いんですか?www」

試合というのはこの試合の事だ

調べてもらえば分かるが、かなり凄い社長さんたちが日ごろ練習している、キックボクシングの技術を披露する場として試合を組んでいる大会です。
凄い社長さん達の中で「僕はエグゼクティブじゃないけどいいのかな???」という所に疑問を感じて、曖昧な返事になってしまった。
ただ、コヒさんには非常にお世話になっているので、人助けだともって大会に出る事は全然やろうと思ったし、むしろめちゃくちゃありがたいチャンスだと思った。

しかし、のちに気づくのだが、まず75キロg契約という事と、トーナメントという事実を知る。。。

コヒさん、、俺75キロって一回もなったことないです。。。
今年ボディメイクをしようと食べきれないぐらい食べて増量しまくって筋肉を付けまくった時期がある

この時期なんだが、この時でもMaxで74,2とかしか行けなかった。
つまり僕に減量は必要ない。
そしてその日だけだと思ったらまさかのトーナメントで見事勝利した僕は3月にも試合が確定。
しかし、チャンピオンベルトがもらえるようなので

最後の格闘技人生だと思い、3月までは本気で戦おうと思っている。

そして、今回8年ぶり?ぐらいのリングだったが、とにかく怖い!!!

上から目線とかじゃないけど、ずっとプロのリングと関わっていたり後輩や知り合いがプロのリングで戦っているのを生で見ていると、当然ながら今回の大会は社長とは言えアマチュア。
それなりのレベルだろうな。と思っていたのだが、改めてリングの下と、上の風景は大きなギャップがある。

リングの上は本当に裸一貫で嘘がつけない、そのまんまなんだよな。
肩書や実績なんてなんのもない、それはバックボーンにはならないんだ。
今回僕の相手はあつまるという会社のスタッフさん。
この会社がめちゃくちゃいい人たちのまさにあつまりというのは割愛させてもらうが、本当に良いスタッフさんしかいなかった。

そのスタッフさんは元々野球をやっていた子で僕よりも身長も大きく、おそらくフィジカルでは僕より強いと思う。
パンチは貰わなかったが、押し込まれるときに圧の違いを感じた。
その体躯から繰り出されるパンチが「ああ、これは貰ったらヤバそうだ」というヒヤヒヤする拳の連打だった。

10年以上格闘技に時間をかけてきた僕も、野球を本気でやっていた、フィジカルを使った一撃なら、一発で負ける要素が十二分に会ったのだ。
それがリングの上、嘘がつけないってそういう事。

実績から見たら勝って当たり前、余裕でしょ?相手素人でしょ?なんて言われるかもしれない。
だけど、実際戦っている僕自身にはそんな周りから見えている余裕な景色は一切なかった。

本当に改めてプロのリングに上がり続けている人たちをリスペクト!
そしてプロの元日本ランカーでも恐れずリングに上がってくれた江中寛樹さんに感謝

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