見出し画像

うみべの女の子

という漫画を読んだので、感想の記録。

恋というには強(したた)かで打算というにはあまりに脆い……。浅野いにおが描く、身勝手で切実な十四歳の青春。海の近くの小さな町に暮らす平凡な中学生・小梅。小梅に思いを寄せる、内向的な同級生・磯辺。思いよりも先に身体を重ねてしまった二人。秘密の時間を過ごせば過ごすほど、心の距離は遠ざかっていく――。

LINEマンガ

LINEマンガでおすすめに出てきたので、読み始めました。

青年漫画なだけあって、性描写多め。が、全然えっちじゃない。なんか、風景のように、ただ淡々と二人のやりとりを見ているような、そんな感じ。

きっとそれは、あまりに現実的で生々しいからかもしれない。


小梅がほんのり憧れていた先輩に告白して「付き合えないけど口でしてよ」ふられる。(先輩ほんまにクソ野郎)

ショックを受けた小梅は、自分に好意を寄せている磯部と関係を持つところから、話が始まる。

女は、ずるい生き物だ。女のわたしもそう思う。



好きじゃないけど付き合った元カレを思い出して、申し訳ない気持ちになる。けど、もう顔も思い出せなくて、好きになれていなかったことを再確認する。最低だ。

ここから先は

495字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

よろしければサポートおねがいします◎