生活の一工夫 レジ袋の活用法

スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどいろんな店舗のレジ袋が有料化して何年も経つけど、私は「袋もください」と言うことが多い。

その時に買ったものをまとめられるというのもあるけど、レジ袋は使い道が多いからだ。
まず、家では自室のゴミ箱に設置したり掃除の時に細かいゴミをまとめておくのに使える。
体調が悪くて吐き気が出てる時は枕元に置いておく。

さらに、レジ袋を持っていると外出する時の気持ちが楽になる。
外出中に気分が悪くなった時に役立つのはもちろん、ちょっとしたゴミをまとめておくことができるからだ。
大多数の人は外で飲食をした時のゴミとか買い物のレシートはそこら辺のゴミ箱に捨てればいいと考えるだろうけど、私は至近距離しか見えないためゴミ箱を探すのも一苦労。
ゴミ箱が見つかっても、燃えるゴミなのか? 燃えないゴミなのか?  ペットボトルや弁当の空は捨てていいのか? など、とても迷う。

食事の前後にはウェットティッシュで手を拭くし、出かけてる時に使い捨てマスクを取り替えることもある。
そんな時、ゴミ箱を探せないからと言ってその辺に捨てるのはよくない。いい子なのではなくて、ポイ捨てするメリットが「ゴミを持ち歩かなくていい」以外に思い浮かばない。
白杖を持ってるだけでも目立つのに、そう言う人がポイ捨てなんかしたら周囲の見る目は余計に厳しくならないだろうか?
このご時世、マナー違反してる人を見つけてはスマホで盗撮して鬼の首を取ったかのようにSNSに晒す人が近くにいるかもしれない。
「障害者だからって何やってもいいと思ってるんですかね?  ついでにこの人、スマホ見てましたw」など、視覚障害者全員を傷つける言葉とともに写真が投稿され、それが日頃から障害者に対して敵意を持ってる人の目に留まりバズってしまうなんてこともあり得る。とても恐ろしい。
そういうリスクを回避できるなら、レジ袋の3円や4円、お安いものだ。本当は無料にして欲しいけど。
環境やマナーを守るというより、自衛のために外出中に出たゴミをまとめて持って帰っている。

それから、ゴミをまとめる袋を持っているとファストフード店など食べ終わったものを自分で片付ける方式のお店に行きやすくなるという効果もある。
どういうことかというと、食べ終わったものを自分で片付ける方式のお店では無理をして自分でやろうとすると片付ける場所を探すのに手間取ったり、運んでる時に他のお客さんにぶつかる恐れがあるので、食べ物を注文した時に店員に片付けのこともお願いしておく。
そうなるとどうしても店員の手間は増えてしまう。
だからせめて、使用済みティッシュや紙ゴミなど持ち帰れそうなものはビニールにまとめて持ち帰ることにしている。

お手数をおかけしてることに変わりはないけど、もし自分が片付ける立場だったら使用済みでクシャクシャになったペーパーやティッシュは特に触りたくないはずだから、それだけでも協力したい。

それに、こういうのってその時は誰かに咎められなくても巡り巡って返ってくるような気がしている。

長くなったけど、レジ袋は私の生活の中で欠かせないアイテムなのである。
レジ袋などのビニール袋は燃やす時に環境に負担をかけているからできるだけ使わないほうがいいという話もわかるけど、買い物の時の一回きりではなくて120%活用すればいいと考える。

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