限界集落の果てに

こんにちはこんばんは、萌えみのりです。
先日SHOWROOMのガチイベを終えました。負けたし3位ってなんの特典もないし終わってから放心状態だった。これがたんじろうならどうなる?俺たちは生きてるまだやれる!長男だから!
しかし私は長男でもないし日本経済を背負った柱でもないので「負けた」この一言につきる。何度やっても慣れることのないイベントのことは嫌いだが、今までとは違うことがあった。私が頑張るはずのイベント、オタクがめっちゃ頑張っていた。これまでのイベントって勝ち負けが目に見えていたりしたけど、今回はどっちかわからなかった。勝てるとも思えたし負けるとも思えた。本当にどっちかわからなかった。だから初めて、頑張るおたくのために頑張ろうって。今まではなんやったんやというと自分のために頑張っていたに決まっている。でも今回は他の誰でもないおたくのために、勝とうって思っていた。おたくの応援が私をそう思わせた。つまりたんじろうだったのはおたくだったのかもしれない。いやそれはない。


そもそもの始まりが「健康的になりたいから」ガチイベに参加という狂いも狂ったあほ丸出しで他のルームに謝ってほしいくらいの理由で参加した。
私は配信が好き、なんだと思う。配信がというよりおたくにちやほやされている空間だと思う。人(米もしかり)は誰かに認められたい好きになってもらいたいというとんでも承認欲求の塊(個人の見解)なので配信をすると少なからず自分を肯定してくれるやつが集まって「すき」と言ってもらえることに快感以外のなにがあるだろう。
それゆえに私は配信の終え方をいつも見失っていた。ひたひたに浸かっているぬるま湯から自力で抜け出すにはもう強制終了が必要だった。
ガチイベは基本的に時間制限があって1日に限られた時間しか配信が出来ない。これを利用して配信時間を短く、きちんと終了させ終わりの見えない配信をやめようと企てた。参加理由としては最低で、誰でもよかったならぬなんでもよかった。そう、ガチイベならなんでもよかった。
だから勝とうとかあんまり考えてなかった、まあ入賞したらラッキーくらいかと思いきや参加したイベントの特典は一位のみだった。それでも一番の目的としては健康に確実に配信を終えることができる日常だった。私だけが、そうだった。

私は推しに何十万とつぎ込んだ記憶はない。年月をかけてみればそれくらいにはなっても当然だが一週間、ましてや一日に注ぎ込む金額としては私の中ではおおよそ信じられない額だ。
イベントで私のおたくは相変わらず課金していた。無理するなということは容易いが、そう声をかけることも違う気がしていた。ファンの中でも一部かもしれないが、一位になろう勝とうって嘘でも言い続けてくれたから私も嘘でも勝とうと思うことにした。どんなに絶望的な状況でも配信者にできるただひとつのことはファンの心を折らないことだと頭では理解していても実行することは難しい。噓から出たまことのように、何度か繰り返したガチイベで培ってきた経験値とおたくの結束力が合わさってイベントの目的はもやは健康的に配信をすることより勝つことへとシフトしていった。私の中でも、おたくの中でもきっとゆっくりとでも確実にそれがあったから、私も健康なんかより勝つ気持ちで挑んだ。今まで目的は違えど目標は一緒だった。同じ方向を向いてきたけどこの戦いは初めておたくと矢印が向かいあった。私を勝たせたいおたくと、おたくのために勝ちたい私がそこにいた。

結果は冒頭にも書いたが三位だった。負けた。悔しかった。
今まで散々自分のために生きてきたし、こんな底辺がなぜ好かれているのか本当に謎なくらい少ないけれど確かにファンがいて、この戦いはおたくが喜んでくれたらいいなと思った。おたくなんか推しがしゃべってるだけで嬉しいからどうでもいいというかそれだけで満足する存在だと思う(持論)。だけど一位になったらおたくの課金も頑張りもすべて報われると思ったら一位になりたかった。でもなれなかった。負けたら引退とかにしとけば勝てたかなとか余計なことを考えて、今日また配信が始まる。

失ったおたくの口座の残高も、時間通りに終わる配信ももう戻らない。時を戻せない。悔しくて、悔しくて、自分のおたくを笑顔にさせてあげられなかった。人気なくて、ごめん。努力もきらいですまん。そんな私を好きだと言うオタクの墓をここに建てよう。

恒例行事みたいに化した貢献者note
なので今回も正直な気持ちを記しておきます。


10位 たけはら
給料日前でお金がないと言ってたのに10位に滑り込んでてわらう。たけはらといえばもう誤爆(他のルームに間違えてギフトを投げる)みたいになっちゃってるけど前線で人気アイドルを推していたやつの推し方はすさまじい。常に鼓舞、猪突猛進、お前が絶対1位と言わんばかりの推され方に励まされないやつはいない(個人の感想です)。だからたけはらが他の女を推してたら憎いし許せない気持ちになるくらいには彼女の応援にとても救われている。でもオタクと推しなので結ばれません。

9位 へちょゆき(砂嵐 豆)
歌の成長について後方腕組み支援面している感じの優しいおじさんなのだが相も変わらへちょゆきに関する情報はあまり得られていない。アマゾンの奥地へ向かうべきなのだろうが、おたくがアピールすれば済むことなので向かわないことにした。拗らせもなく一般常識を身にまとっているのにこの順位にいるってことはつまり私が好きなんだろう。危うい発言にハラハラしつつも見守っているヘビーリスナー。砂嵐豆という名前はダサいからもうやめてもいいよと思ったけどへちょゆきも大概だった。

8位 古林 兼三
やっぱり何度もみても古林さんがこの順位で??となる。多分恐らくはミルちゃん推しからのスタートだったのでそのイメージが根付いているだけなのですが、Twitterでしっかり星あつめをしている様子が垣間見えて感謝。
古林さんも多くを語らないので私の何が良くてここにいるんだ?となっていしまうのが本音なのですが書いてくれたnoteを読んだり歌のうまくもない私の歌配信で感想かいてくれたりするので、下手でもうたってよかったと思わせてくれる。うん、うれしい。


7位 かにかま・リアルゴールド・絶品グルメクォーター
かにかまさんも多くを語らないおたくでかにかま情報を得られず悔しいのですがそんなときはいつも、かにかまさんが何故私を応援しようと思ったかのきっかけを書いてくれた手紙を思い出すことにしている。あれを読むとなんだか気恥ずかしい気持ちになる私ですが、ひと一人の心を動かせていたのかと思うといつも勇気が出る。ほかに推しているVとはかけ離れた異端の存在であろう私ではありますがこれかもよろしく。たまにくれていたマシュマロが可愛くて癒されていたのでまたください。


6位  コロッケラーメン
最近知ってくれたジェムカン育児おじさんことコロッケラーメン。急激にはまりだして急激に課金してこの順位。確固たる意志を持って課金していたので潔いというかおかしいというか私の界隈では少ない新規のおたくなので反応が目新しくてよかった。コロラ(名前が長い)はおたくとしてnoteをかいているnote仲間なので是非読んでほしい。ガチイベの感想みたら「楽しかった」なので萌えみのりのおたくとしてはもう合格以外の何でもない。ようこそ底辺市場を這いつくばう教室(ルーム)へ!


5位 木立 了
このイベントで一番心をぐしゃぐしゃにしてのは彼ではないかと思う(笑)笑いをつけていいのか悩んだけどやっぱりおもしろかったのでつけた。
念願のASMR配信でどれだけ嬉しかったか金額でわからせにきたそうでめちゃくちゃわからされた。知ってはいてもやっぱり思いの丈は可視化されないとわからないものである。ASMRのときは私も照れがあるので彼の後押しや褒めがあるだけで心の持ちようが随分違う。そして何よりイベントとは関係なくめちゃくちゃ拗らせてることに笑ってしまうとともにとても嬉しい。そこまで思ってもらえることはアイドル冥利につきる。アイドルではないがそう思わせてくれるありがたい厄介おたく。


4位 ぜのん
今はケムリちゃんのことが好きなおたく。とか書いたらケムリちゃんが困ったような顔で「おい」と言ってくる。この順位は紛れもなく私が好きだろう、うむ。ぜのっしーもガチ恋よりではあると思うが他の人と違うのは常に明るくコメントしてくれる優しい陽のオタクである。彼もまた推し肯定マンなので彼がいるだけでコメントもとりあえず埋まるし場の雰囲気は明るくなるのでありがたい。どんなときも基本元気なので配信者に向いているのでは?となる。にじさんじに受かったらDMください。


3位 やす/ぞの@ツイッター初心者
いろんな推しがいる中で私を推していて大丈夫か?となるし振る舞いは常に大人を感じさせる。でも最近ドエムだってことがわかったのでもっと雑に扱ってもいいような気がしないでもないこともない。どうですか?そう言えばやすぞのさんもnoteで急に性癖を披露しているので全然まともなんかじゃなかった。この順位も納得も大納得。しかし課金もさることながらYouTubeのコメントもしてくれたりと意外と積極的なおたくなのでたすかる。


2位 あわあわラフレシア (夕錬)
夕錬さんのnoteには私の歴史がつづられている。ウィキのように細かく鮮明にかかれた記事は愛がなけりゃ書けないよなぁと他人事のように思う。この順位も覚悟しての順位なんだと思う。課金で殴ってこないと2位にはいない。夕錬さんも多くを語らずな印象なのだが実はえろもいけるし絵もうまい。これからも可愛い絵とえろい絵をたくさんかいてくれたらうれしい。あとnoteのサポートでひとこと感想をくれるのが可愛いなぁって思う。にこにこ。


1位 国保(こくほ)
イベントが終わって、ぼーっとして、note書くか~って改めて貢献者のページみて本当に声出して笑った。それくらい頭飛びぬけてこいつの課金はおかしいしいかれている。今も笑ってる。それだけで十分なほど、国保から元気をもらっている。国保の残高はミリも元気ではないが、私の数少ないファンでも入れ替わりがあるなか必ず貢献者の順位に居てガチ恋なのかと思いきやそうでもなくてもうオードリー好き仲間と認識しているだけなんじゃないかと思うくらい本当に訳がわからない課金の額でめちゃくちゃ笑っている。
悔しいってかいていたのだけは1ミリもずれることなく同じ気持ちなので次は私が笑わせられたらなと思います。まずは28日にまさやすさんで笑おう!





今回、おたくが(金を)失い傷ついて、私が得たものはなんだと思いますか?

おたくの金は好きなことをするためにあるということ、そしてそれを行使する勇気。見返りもなく、一心不乱に応援してくれたその行為に報いたい。
まずは手始めに事務所へ確認して、どうやって岡田コウ先生と連絡をとれば失礼にあたらないかを教えてもらってこよう。
話はそれからだ。


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