4月8日~4月14日 春の始まり、好きな花
4/8(月)
明日明後日と休みを取っているので最強の気分。
しかし眠い。季節が夏に向かっているので夜あまり眠れない。朝も早くに目が覚める。季節によって気温も太陽光も違うのだから一年中同じ生活リズムで生きる方が不自然なのではないか。
夕方から雨。
4/9(火)
雨よく降る。室内の掃除、実家に冬物の服を置きに行く。
お店のラーメンが食べたくなったので来来亭でこってりラーメンと半炒飯のセット。やたら塩辛い気がしたがこんなもんだっけ?からいと思う割に一味唐辛子を足した。
夕方まで曇り空から時々雨が落ちてきた。
4/10(水)
赤坂山へ。湖西道路を走り白髭神社に寄る。
マキノ高原の登山者用駐車場に車を停める。この辺りは寒いのでまだ桜が満開だ。
登り始めはキツイ階段道だがすぐに気分よく歩ける良い道になる。木々の芽吹きはまだ始まったばかりという感じだ。
東屋のある広場を経て沢の近くに出る。この辺りはイワカガミの群生地なのだがまだ全然咲いていない。ニリンソウの群落もただ緑色をしているだけだ。
もっと登るとやっと花をつけている株に出会えた。今年はかなり開花が遅いのではないか。
森を抜けて猫耳鉄塔の下に出る。鉄塔は美浜町に続いているようだが高浜原発に繋がっているのだろうか。このあたりは風と雪のせいか低い木しか生えていない。
地面を見ているとカタクリの葉をいくつも発見するがこれらも花はまだだ。お地蔵さんの真ん前にも一株あって、これが花を付けたらなんとも和む情景になるだろうな。
赤坂山の山頂を過ぎ、明王の禿の北側斜面はカタクリの群生地だがここも葉ばかりで花は一つも見当たらない。今年は空振りかと少なからずがっかりしながら歩いているとバイカオウレンの小さな花を見つけた。
バイカオウレンは草丈10cmほどの小さな小さな花で、好きな花なのだが探してもなかなか見つからないことも多い。すっかり嬉しくなってしまった。
小躍りしながら進んでいくと道が北に折れるところで遠くに白山が見えてさらに幸せ気分に。来てよかったなぁ。
三国山に到着し、狭いが陽当りのいい山頂で棒ラーメンとコンビニおにぎり。
昼食を終えて引き返す。明王の禿手前の急坂でカタクリが二輪咲いているのを発見。行きしは急な下りで余裕がなく気が付かなかったのだ。
平日だというのに人の多い赤坂山山頂を通過し、行きとは違う道を通るため高島トレイルに進む。左手には琵琶湖が、右手には少しだけだが若狭湾が見えるダイナミックな道だ。ここでもバイカオウレンをたくさん見つけることが出来た。
さらに進んでいき、どうもマキノ高原の見え方がおかしいぞと思っているうちに大谷山に着いてしまう。分岐点の寒風を完全に見落とし、行き過ぎてしまっている。しまったと思い引き返すがまだ慌てるような時間じゃない。
寒風まで戻りマキノ高原への下り道をゆく。下っていくとそこかしこにカタクリの花が。やはり標高が低い方が暖かく花が早いのだろう。
イワカガミはほとんど咲いていなかったがカタクリもバイカオウレンもばっちり見られて大満足の春のハイキングだった。
4/11(木)
休み明けの出勤。特に感慨はなく唯々だるい。隣の席の人が休みで少し楽だった。人はいないに越したことはない。
紫エンドウの実がたくさんついている。ソラマメにも莢が出来ていた。
4/12(金)
朝外に出ると太陽の光が強くてまた季節が進んだなと思った。桜が散るときは今年の桜ももう終わりだな、と少し寂しく感じるが花の後に何事もなかったかのように萌え出てくる新緑にすぐに心を奪われていく。
4/13(土)
夜尼崎で友人と飲む。
帰り自転車で適当に走って帰る。散歩にしろなんてことない町を無目的に流すのが一番楽しい。登り基調にも関わらず一時間弱で着いた。案外近いものだと思った。
4/14(日)
神社の春祭。外はぽかぽかと暖かく気持ちがいい。祝詞にヒバリの鳴き声が被さる。こうやって新しい季節の到来を祝うのは良いものだと思った。
眺めの良い所でボサっとしていたら首の付け根をブヨに咬まれた。