夢をかなえたいチアリーダーのみなさんへ「目標を達成する人、そうでない人」
あなたのチアリーダーとしての目標は何ですか?
いま所属しているチアチームの目標だったり、みなさんの個人としての将来の夢や目標があったりすると思います。
また、チア講師の方であれば、レッスンの中で生徒さんに目標を言ってもらったり、スクールやチームとしての目標を立てることも多いでしょう。
恩師に言われたひとこと
ただ、実際に「目標を達成する」ことって意外と難しいですよね?
がんばっても結果が出なくて、悔しい想いをしたことがある方も多いと思います。
私もたくさん経験があります。
「こんなにがんばったのにオーディションに落ちた」
「自分のベストを尽くしたのに賞を取れなかった」
「時間をかけて準備したのに、仕事で結果が出なかった」
20代のチアリーダーとしてかけだしの頃はとにかく必死でした。
会社員としてフルタイムで働きながら、空いてる時間はチアの練習にあけくれる毎日。
ただ、前には進んでいる実感はあるものの、なかなか思う様に結果がでない。
「私はこんなにがんばっているのに…」
そんな時、恩師に言われた一言でハッと目が冷めました。
「それってがんばっている’つもり’になっているだけじゃない?」
まさにその通り。
結果が出なかった時のことを振り返ると、それはただ自己満足しているだけのがんばりだったのです。
私自身が意識を変えたこと
それから意識を180度変えました。
何かを成し遂げたい時は「必要な努力を、正しく行える様に」計画をたて、スタートした後はそれがしっかり実行できているかを確認。
また、自分が指導する立場になってからはこの原則を、生徒やメンバーに意識してもらう様にしています。
目標が達成できなかった時は
・努力する方法自体が間違っていた
・努力する量が足りていない
このどちらか、もしくはその両方ではないか、考えてみてください。
例えば、「トータッチを高く跳びたい」という目標があった時に
「トータッチを高く跳んでいる人の動画を100時間見る」
これは正しい努力の方法でしょうか?
動画を見るだけではなく、実際に自分でやってみないと意味がないですよね。
また、「トータッチを高く跳ぶ為に、体を柔らかくする必要がある」という目標に対して
「毎日柔軟運動を1分します」
これで努力の量は足りるでしょうか?
これらは極端な例ですが、もし今あなたが思った様な結果が出ていないと感じているのであれば、目標に対して一度振り返ってみる必要があるかもしれません。
正解はない
そして「正しい努力の方法」「必ず目標が達成できる努力の量」の正解は、残念ながらありません。
一人一人の能力は違うし、目標も違うからです。
正しく技術を身につける方法や自分の能力を伸ばす方法は先生が教えてくれるでしょうし、今はネットやYouTubeなどでいくらでもコンテンツを見つけることができます。
ただ、それらをどうやって使い、実践していくかは、自分で考えるしかありません。
私の経験からすると、これはどの年代でもどのレベルにおいてもほぼ変わりません。
10倍の倍率を勝ち抜いた人だけが入れるプロのチームでも「自分で決めた目標を達成し続ける」ことができる人は少なかったです。
逆に、小学生でも自ら考えて、正しい方法で努力し続けられる方もいます。
NGの考え方
また、こんな考え方はあなたの足を引っ張るだけです。
・環境のせいにする(雨が降っているからできない、場所が狭いから思う様に練習できない、など)
・人のせいにする(先生が教えてくれないから、**ちゃんのやる気のなさに影響されるから、など)
周りのせいにしたり、人のせいにすることは今すぐ辞めましょう。
環境や他人は自分の力で変えることは難しいです。
その代わりに自分ができること目を向けましょう。
そして、正しい方法で努力をし続けて、目標をクリアしてください!
その先には素晴らしい景色が広がっているはずです。