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メダルちゃんありがとう

ファームサンクチュアリ”オープンセサミ”の猫ギャラリーにいたメダルちゃんが9月20日の敬老の日に虹の橋を渡ったとInstagramで知った。

メダルちゃんは23歳で20数匹いる猫の中では最高齢のおばあちゃん猫。

7月の2週間オープンセサミに滞在している間、日中は暑く作業は中断になるため、猫ギャラリーで猫に囲まれながら休憩することにした。
ほとんどの猫は日中は寝ている。メダルちゃんはいつも椅子の下に架けられたお決まりのハンモックに寝ていた。

認知症があり同じ所をグルグル回ったり、噛み付いてしまうこともあるが身体はまだまだ元気そうだった。

ほかの若い猫とおもちゃで遊んでいるとちょっと離れたところに気配なくちょこんと座ってこちらを眺めていることがよくあった。ほかの猫がいなくなると撫でて欲しいと甘えてくるとてもかわいい子だった。

メダルちゃんはもともとオープンセサミにボランティアに来ていたおじいさんが赤ちゃんの時から可愛がってあげていたそう。おじいさんが去年急に亡くなり22歳で猫ギャラリーにやってきたのだ。
だからおじいさんと同じ匂いがするのか、私のズボンの匂いをじっくりと嗅いでいた。

次にオープンセサミに行ってもメダルちゃんに会えないのはすごく寂しい。

でも、メダルちゃんはおじいさんに愛情をたくさんもらい、猫ギャラリーに来てからもスタッフから可愛がられきっと幸せな猫生だったと感じて眠りについたと思う。

今頃おじいさんとくっついて仲良く暮らしているだろう。

ありがとう、メダルちゃん

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