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Quest・Android対応経典

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VRChatのQuest・Androidについて基礎から応用までまとめていきます。
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【QuestTools V2版】Android(Quest)対応方法マニュアル

この記事はVRCQuestTools ver2の使い方を解説します。 V2での主な仕様変更点には小見出し部分に【V2】と記載があります。 ver1はこちらをご覧ください。 (今後加筆修正する場合があります) 前書きなんか、note書き始める時に「Quest対応についてわかりやすくきちんとまとめよう」って考えてたはずなんですけれど、応用とか番外編とか書いてばかりいましたね。 今回はPCアバターをQuest対応させる方法を基礎の1からご説明します! Android対応アバターへ

Quest勢でも超簡単にフルトラができる話

フルボディトラッキング。略してフルトラ。 足を動かしたり頭だけ捻って振り返ることができたりするアレですね! 実はフルトラってVRChatだとユーザーの過半数以上が利用しているらしいのでそこまで珍しいものではなくなってきていますが、フルトラユーザーってXを見てるとPCや機材などでガチガチに装備を固めた人達のイメージが強いですよね…。 ですが全然そんなことはなくて、なんとQuest勢(VR単体ユーザー)でもフルトラはできちゃいます! ということで今回はVR単体ユーザーがフルトラで

Android(Quest)対応方法マニュアルAdvanced!!

以前、基本的なQuest対応の仕方についてまとめました。 実はQuest対応はもっと奥が深く、調整次第で更にPCアバターに近づけることもできます!また、記事を公開してから少し経って環境が変化しているのでその解説も行います。 今回は、Quest対応アバターを更に魅力的にする方法を解説します! では、本編です。 前提Quest対応には"VRCQuestTools"を使用。 Quest対応の仕方及びツールの使用方法は以下の記事をご参照ください。 Unity2019を使用し続け

アバターがエラーアバターになった時の対処法

追記(2024/9/18) 本記事の方法で解決しなかった方のために記事を新たに公開しました。 「それでも解決しなかったら…」の項目にあるのでご覧ください。 前書き最近、Quest(Android)対応したアバターをアップロードするとエラーアバターになっちゃうんですよね。どうやら原因はVRChatの「Security Check」でテクスチャが引っかかってるみたいです。 今回は、アップロードしたアバターがエラーアバターになってしまう時の対処法をご紹介します。 では、本編です。

Quest勢のお気持ち

VRChatにおいて重要な要素の一つが「Platform」です。 Platformには”PC Platform”と”Android Platform”があり、Quest、PICO4、VIVE XR Elite、スマートフォンでVRChatをプレイすると”Android Platform”になります。 このAndroid Platfromというが通称Questと呼ばれています。また、デバイス関係なくAndroid Platfromでプレイしている人達は総称してQuest勢と呼ば

Quest単体✖︎mocopi&SlimeVRでフルトラする方法

※今回はスタンドアローンVRでSlimeVRフルトラする方法を中心に解説しますので、mocopi(アプリ)とSlimeVRの接続方法について事前に確認していただくことをオススメします。 前書き2024/01/20にmocopiがver2.0.0になりました。 メジャーアップデートということもあり大幅な変更点や追加機能がありましたが、なんと言っても一番の目玉はSlimeVR対応ではないでしょうか! mocopi(アプリ)を介してSlimeVRでフルボディトラッキングする機能な

Android(Quest)対応方法マニュアル

※先日、QuestToolsにメジャーアップデートが行われました。 本記事では1.14.0をベースに説明していますので、V2版は下記のリンクからご覧ください。 前書きなんか、note書き始める時に「Quest対応についてわかりやすくきちんとまとめよう」って考えてたはずなんですけれど、応用とか番外編とか書いてばかりいましたね。 今回はPCアバターをQuest対応させる方法を基礎の1からご説明します! Android対応アバターへのconvert(変換)からUPの仕方、よくある

【VRChat】QuestとAndroidの違いの話

前書き執筆している本日は2023/12/08です。 少し前にVRChatがMobile(スマホ)に対応したのを皮切りに、スタンドアローン(※単体で動作するもの)対応VRHMDが増えました。 (あの頭につけてる変なやつはHMDと言います) つい1年前までは手軽にVRモードでVRChatをするにはQuestかQuest2しか選択肢はありませんでしたが、今は多様なVRHMDの中からスペックや値段を比較して選べる様になり、VRChatがより楽しみやすい環境になったと思います。 し

ラスクちゃんがQuest対応させるのに一工夫必要な話

※いつも通り前書きがありますから「方法はよ」という人は目次を参考に必要な部分から読んでください。 公式Quest対応ラスクちゃんが何故かバグってるおま環説もありますが、BOOTHでラスクちゃんを買うと一緒に同梱されているQuest対応ラスクちゃんのハンドサインが何故かバグってるんですよね。 左手をidle状態にしないと右手のハンドサインが動かない。けれど常時右手で制御する表情は動く。 恐らくAnimator関連の何かが良くないのでしょうけれど、VRChatアバターのAnim

Quest・Android対応はそこまで簡単ではない話

誰だ!Quest対応はポチ!ポチポチ!ポチッ!!で完了とか教えたやつ!!引っ掻き回すぞ! ということで、実はQuest対応って皆さんが思っているより難しいです。 たまたま簡単なアバターとかはあります。ですが、みんながみんなそうでは無いでしょうし、僕の知り合いにQuest対応しようとしてくれたけれどできなかった人がいたので今回はQuest対応について解説します。 では本編です。 何故Quest・Android用にアバターを作らなければならないのかそもそもPCアバターをそのま