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やさしさに救われて

こんにちは。
今日、生まれて初めて救護室に運ばれました。
駅の構内にある事務室の一角。

通学途中の駅のフォーム。
突然、立っていられなくなるほどの立ちくらみ?に襲われ、思わずその場にしゃがみこんでしまいました。
ちょうど電車がくるタイミングだったこともあって、私の後ろに並んでいた多くの人は、そのまま電車に乗り込んでいきました。
(私が列の先頭だった)
誰からも、声をかけられることも無く。
電車は走り去っていきました。

想定内。
もう少ししゃがんで様子を見よう…。
そう思っていました。

しかし、しばらくすると。
奥の方から
「大丈夫ですか?係の人呼びましょうか?」
と女性の方が声をかけてくださりました。

私は「お願いします」
とだけ伝えました。
その女性は急いで呼びに行ってくださりました。

その後少ししてからも、別の女性が「具合悪いですか、係の方呼びましょうか?」と声をかけてくださりました。
「ありがとうございます、今別の方に呼んでもらいましたので大丈夫です」
と伝えました。
そしたら「お大事になさってくださいね」
とお返事をいただきました。
ありがたい気持ちでいっぱいになりました。

最初の女性は、呼んだ後、駅員さんがくるまで私に「大丈夫だよ」と声をかけ続けてくださって。
「よかった、だいぶ顔に赤みが戻ってきた…
最初は白かったよ」
とも言われました。
言われるまで、私は自分が顔面蒼白だということに気付きませんでした。

そして、駅員さんが車椅子を持って来てくださりました。
そのまま、私は救護室まで運ばれました。
車椅子に救護人として乗るのは初めてでした。
車椅子を押してくださった女性の駅員さんは、優しく声をかけ続けてくださりました。
心があたたかくなりました。
そして本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

ここで冒頭部分に戻ります。

駅の構内の一角。
簡易ベッドのうちのひとつを借りて。
私は休憩を取りました。
その時も、駅員さんは目線をベッドに座っていた私に合わせて、「楽な姿勢で休んでくださいね」と言ってくださって。

その後、30分くらい経過したのかな。
何とか回復した私は、お礼を言って救護室を出ました。

その後、学校へ向かって、午前の授業を受けました。
先生には事情を事前に話していたこともあって、授業が終わったあとに具合はどうかと気にかけてくださりました。 
ありがたかったです。

その時一緒にいた友だちにも、救護室に運ばれた経緯と休憩していたことを話したら、
「そうだったんだ…無理はしないでね」と言ってくれました。
言うかどうか迷ったけど聞かれた(というか一緒にいた)以上、話さないのも変かなと思い(私は彼女のことを信頼しているから、私が彼女に話しても大丈夫かなと思い)、話しました。 

そして今、この記事を書きながら振り返っています。

なんでこうなったのかな。
朝食を抜いたからかな。
寝起きすぐで家を出たからかな。
前日の夜、寝るのが遅かったからかな。
原因がありすぎて、自業自得にしか思えないんですよね…。
だから、声掛けてもらえないのも。
自業自得だから。
これは、自分が悪いからって。
そう思って、想定内だって思ってました。

でも、自業自得だと思っていたのにもかかわらず、声をかけてくださった方はいました。
本当に、ありがたかったです。

直接お礼が言えなかったのが心残りではありますが、ここに記されていただきます。

2人の女性、駅員さん方。
あなた方のやさしさに救われて、今ここに私はいます。


本当に本当に、ありがとうございます。










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