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◇ぺこぱのコントから学ぶ、自分を振り返る大切さ。#9




みなさんは一度はぺこぱのネタを見たことはあるだろうか?


今までにない「否定しない優しいツッコみ」が斬新で
いまやテレビでは見ない日はないほど大人気だ。

(もしいままで見たことがないという人がいるのならば
ぜひ見てほしいと思うくらい超絶おすすめ!)





この2人の漫才を見ると


否定しないツッコみたちが
「こんな捉え方もあるのか!」と
ものすごく勉強になる。


とくに相手の行動や言葉を
〝否定〟しない方法が
自分の中の狭すぎる考え方を大きくしてくれる。


物事に対しても
「こうじゃなきゃいけない!」とかは本来なくて
ただ自分が〝否定〟と捉えているだけで


こっちが良くて、あっちは間違っていることはなく
どちらでもいいんだ!ということを
2人の漫才からは教えてもらえる。


自分がいかに否定や固定概念で
ガチガチに固められているかに
気付かされることもあり


否定や固定概念のブロックたちが
ひとつひとつ崩されて行くのだ。



そして
「そうだよね…そもそも自分の行動がいけないんじゃん!」
という自己反省のキッカケを与えてくれる。


ただ笑いだけではなくて
このようにたくさんの学びや気づきを与えてくれる
漫才と出会ったのは生まれてはじめてだ。



*



ふつうのツッコみというと
相手に対して「それはお前がいけない!」
というように相手に意識が向くが


ぺこぱのツッコみは
相手に対して意識は向くけど
最後は自分に対して意識が向く。



そこがこのタイトルでも書いた
「自分を振り返る大切さ」を気付かせてくれるのだ。


たとえば、幼稚園のインタビューのコントから


ツッコみ「元気だね!名前は?」

ボケ「いや、お前が先名乗れよ!」

ツッコみ「口わりぃけど、君の言う通りだ。


というセリフなんかがまさにそうだ。


ふつうなら
「なんだこいつ!」と怒りが沸くところだが


「いやいや、自分から名前を名乗ることがそもそも大切だよな~」
と自分の行動を振り返ることが出来るし



「俺の首が壊れたら、それは自己責任。そうだろ、自分でやってんだもん。



まさにその通りだ、と笑いながら
このセリフにも納得してしまった。


これも「お前がやらせたことだろ!」なんて
相手を責めたくなるが


自分が首を振ることを選んだのだから

たとえ首を痛めたとしても

それは相手のせいではなく
その行動を選んだ自分だから自己責任なのだ。




*


こんなふうに漫才を通してみると
冷静に「そうだよな~」「たしかにな~」と
自分を振り返ることができるが


現実の世界となると
自分を振り返ることはなかなか難しくなる。


人は多くのことは他人や環境など


あいつが悪い。
この状況がいけない。

となにかと周りののせいにしがちで
自分の言動を振り返れる人は少ない。



自分が悪いんだ、自分に原因があるんだ
と認めることは難しいし

そんな自分を認めたくなかったりする。


だけど、この世界は何事も
原因と結果で成り立っている世界だから


いま起きている出来事には
何かしら自分の中に原因があるということ。


その原因を変えれば
自然と今後の結果も変わるという仕組みだけど


基本的には
自分の行動を変えようとする人は
ものすごく少ない。


なぜなら相手が変わった方が
ラクだと思っているからだ。



*



「相手が変わればいい。」と
自分が変わることをするよりも
相手が変わることを望んでいる。


本当は自分が変わった方が手っ取り早いけど

「自分は変わらない!相手が変わればいいんだ!」
と変なプライドや意地が邪魔をする。


だけど、
相手は自分のために生きているわけでもないし
自由意志も気持ちもあるから
機械のようにコントロールをすることも不可能である。


つまり、
自分の行動を変えることが大切なのだ。



そんな自分の行動を変える大切さも
ぺこぱの漫才からは気付かせてもらえる↓




「僕の名前は…明日言います!」

「いや、今言えよ!って言っている時間があるのなら俺から言えばいいだろ!しゅうぺいです!」

「お願いしま~す!」



という始まりも

「聞いてねえのなら、何度でも言おう!」


「いや、立たねえのなら俺が座ればいい。」


というツッコみたちも


相手を変えようとするのではなくて

自分にも原因があると認めたうえで
自分の行動を変えることをしていることが学べる。


相手がやらないのであれば
自分がやればいいし

相手が聞いてないのなら
自分がもう一度伝えればいい。


聞いてないのなら
自分の伝え方が悪かったのかもしれないし
タイミングが悪かったかもしれないから

100%相手が悪いとも言い切れない。

自己紹介するときも
相手が自分で名乗ることをしないのならば

代わりに誰かが言ったっていい。

必ず自分で名乗らなきゃいけないというルールはないし
他の人が言ってはいけないというルールもない。


*

このようにぺこぱの漫才からは

自分の言動を振り返ること
自分の行動を変えることの大切さを
学ぶことができて

世の中にあふれている定概念や
自分の中にある要らないルールを
どんどん壊してくれる。


相手を否定しない捉え方も
人間関係を良好にするのに
きっと役に立つ。


こんなにもたくさんのことを
笑いながら学ばせてくれたのは
ぺこぱの漫才が生まれて初めてだけど

このように漫才からも
人生において大切なことは
たくさん学べる。


文字で書いただけでは
きっとこの面白さと素晴らしさは気付かない。

ぜひ、実際に映像で
ぺこぱの漫才を見てほしい!


人生で大切なことは
自分次第でどんなことからでも
学べるし、気づかせてもらえる。



あなたは今日どんなことを学びましたか?

そして
自分のことを振り返れていますか?


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