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#2 コーヒー


「どんなコーヒーが好きなの?」

そう聞かれると「浅煎り」としか答えなかったわたしは最近なんだか恥ずかしい気持ちになりました。

浅煎りのどういうコーヒーが好き?
どこの国の豆が好き?
このコーヒーならどのフードが相性がいいの?

具体的に答えられないことに恥ずかしさを感じるようになりました。


去年あたりからどっぷりコーヒーにハマって飲んでいます。
家にいるときや仕事中は歯の着色が気になるので基本ミネラルウォーターですが、休日にカフェに行くときはコーヒーがほとんど。たまにカフェラテ。(ラテアート見たさに)

ちなみにコーヒーには絶対砂糖やミルクをいれたくない派です。

せっかく淹れてくれたのに砂糖やミルクをいれたら、コーヒーにも淹れてくれた人にも失礼だと思ってしまうし、せっかくのコーヒーが台無しになる!と思ってしまうからです。
あくまでわたしの考えですが…

砂糖やミルクをいれるなら、最初からカフェラテやカフェオレを選べばいいのに!って。


この間、カフェに行って、オーナーさんとお話ししました。
「今は中煎りですが、もっと浅くしたくて」
「浅煎りと深煎りどちらが好きですか?」
コーヒーのお話し。

「断然浅煎りです!」

深煎りも好きですが、やっぱり酸味があったほうがわたしは好き。ごくごく飲める。

5年前にローステリアオーチャードさんに母と父とわたしと3人で行きました。
2度目の訪問のとき。

母とわたしで初めて行ったときに美味しくて感動したので2人で「父に飲ませたい」と言って、父を連れて行ったとき。

ちなみに父は浅煎り派、母は深煎り派なので2人のコーヒーを少しわけてもらい比べて飲みました。

「父さんの飲んでいるコーヒーのほうが好き」
「じゃあ浅煎りだね。コーヒーは浅煎りが通なんだよ。今は深煎りが多いけどね」

と言っていた父。
多分それを聞いてから、よりわたしは浅煎りを好むのかもしれません。



コーヒーを飲んだら、その場でメモをする。
何の豆か写真を撮らせてもらう。


年々わたしのカフェ巡りの楽しみ方が変わってきてるなぁ。でもそれがさらに楽しい。


⋆⋆⋆⋆⋆

ちなみにカフェでオーナーさんと話したあと、お寿司屋さんに行ってソーセージを食べに行きました。

ですが、頼もうとしたら、メニューになく。

「すみません、ソーセージ頼みたいのですがメニューになくて…」
「そうなの。個数も限られてるからメニューに載せてないのよね。今はあるよ。時間かかるけどいいかしら?」

と、女将さん。

お寿司屋さんのカウンター席なのに、ソーセージが目の前に。異空間。でもそれがおもしろい。

いただくと、「え?!なにこれ、美味しすぎる」と心の中で絶叫。

「すごく美味しいです。これはここで作られているのですか?」

「息子が作ってるの。5年前に帰ってきてね。主人がお寿司、息子がソーセージ。わたしは実家が餃子屋だから餃子なの」

すごくすごくおもしろい!!!

「へー!!おもしろいですね!!」
と思わず、言ってしまいました。


こんなのワクワクするじゃないですか。


「だからワインも置いてるの。何のお店かわからなくなっちゃった」

と笑いながら、お話ししてくれました。



ちょっとコーヒーの話からずれてしまったけど、この日はいろんな人とお話しできて、いつも以上に素敵な日でした。

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