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安心して "わたし" を表現できるブランド《cankoto》 ゆるりとはじめます

ずっと、表現することが怖かった。

だけど、そんな怖さに負けないように、いつの日か勝てるように、何度も何度も奮い立たせて歌ってきた。

そんな私が、本当は望んでいたもの。
それが「安心して "わたし" を表現できる世界」でした。

いろんな人に出会って経験を重ねた今、そんな世界を望んでいるのはきっと私だけじゃないと、ちょっぴり自信を持って思えるようになっています。

だから「そんな世界ならいいのに」と、ただぼんやり空を眺めているのはやめて、小さな一歩を踏み出すことに決めました。

《cankoto》は、願いや想いをたっぷり抱えただけの、まだ空っぽな存在です。これからどうなっていくのか未知数でしかありません。

そんな状態で誰かに話すなんてできない性格なのですが、これだけは時間がかかってもいつか絶対カタチにしたい…!そんな風に思えたのは初めてで。

決意表明の意味を込めて、プレオープンみたいなイメージで、このnoteを公開するというちょっとした挑戦をすることにしました。

ぜひ、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

はじめに

まずは私のプロフィールを、cankoto にまつわりそうな話を中心にご紹介します。

自分なりに意思表示しているつもりでも、「ちゃんと自分の意見を言いなさい」とよく言われていた子どもの頃。想いが届かない辛さや人のことを優先してしまう性格から、本当の気持ちに蓋をするようになっていきました。
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神戸大学発達科学部人間表現学科(現:国際人間科学部)に入学し、一人暮らしを始めてから自分と向き合うように。幅広い芸術に触れたことで、”表現” の概念が広がりました。そして、音楽サークルでステージ経験を重ねた大学4年生の春。思い切って就活を辞め、中学生の頃から憧れていたシンガーソングライターとしてライブ活動をスタート。
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大学院修了後、就職や結婚をしてからも、音楽との生き方を模索し続ける日々。表現する怖さや届かない悲しさで傷だらけになりながらも、ライブ以外の活動方法を見い出せずにいました。でも2020年、ライブ活動が難しくなった時期。対話を通じて自分を学ぶスクール「生き方テラコヤ」に出会ったことがきっかけで、もう一度自分の本当の気持ちと向き合うように。
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少しずつ心から進みたい道が開けてきた今、インタビューライティングやコピーライティングの仕事に挑戦しながら、言葉と音の表現を探求中です。

《cankoto》 誕生の物語


2021年6月。私は初めて、zoomを使ったオンラインでのワークショップイベントを開催しました。

タイトルは「感覚をコトバに」。

対話や想いを大事にそれぞれ事業を展開している、心強いお二人から「一緒にイベントを作らないか」と誘われたことがきっかけでした。

音楽を聴いて、感じたことや見えた世界を対話でシェアし合う時間。ただそれだけなのに、だんだん自分自身との対話も生まれて、最後にはみんなが温かい気持ちに包まれるイベントになりました。

当時のイベントレビューがこちら↓

このときはまだ、続けていこうとは考えていなくて。でもそれから数ヶ月経っても時々このイベントのことが蘇り、不思議な "リンク" に出会うことが増えたんです。

そういえば「感じたことを歌にしたい」と思って、シンガーソングライターを始めたんだったな。
このイベントの形なら、表現を評価するのではなく、純粋に感じて受けとめ合えるかもしれない。これまでもそんなライブがしたかったのかも。

そんなある日、ふと昔使っていたノートを開いたとき。そこに音楽を聴いて感じたことが書き留められているのを見て、思わず笑ってしまいました。そんなことをやっていたなんて、すっかり忘れていたのにな。

今までのすべてがここに繋がっていたのかも。

だんだん運命を感じてきて、このイベントをちゃんと自分の活動としてやっていきたいと思うようになったんです。

2022年1月。友人にブランディングを教えてもらいながら、やりたいことのコンセプトを固めることに。その中に、ブランドの名前をつける項目がありました。

それまで、個人の活動としてやろうと思っていたけど、ブランドにしてみるのもありかもしれない。

ドキドキしながら、ブランド名を書いてみる。タグラインまで作ってみたりして。そしたらもう、最初から作ろうと思っていたくらい、ブランドの構想がブワァッと湧いてきて…。

このカタチしかありえない、なんて。
私の心にぴったりとはまってしまったのでした。

《cankoto》 込めた想い

もしかしたら気づいた人もいるかもしれませんが、cankotoは私が「感覚をコトバに」というイベントのことを、略して「感コト」と呼んでいたことが始まりです。

アルファベットにしてみたら、後ろに「oto(音)」があって。「cank」は俗語で「おしゃべりする」という意味があるらしい。音とおしゃべりする…ぴったりすぎる!(心の中でガッツポーズ)

そんな《cankoto》で大事につくっていきたいのは、こんな時間です。

  • 自分の本当の声に気づく時間

  • 感じたことを安心して表現し、受け取り合える場

  • 自然と自分にも人にも優しくなれるような体験

ここまで「表現」という言葉が多く登場しましたが、私が一番大切にしたいのは "本当の私" を知ること。偽らず着飾らない等身大の自分を知り、受け入れていく時間を何より大事にしたいです。

私の心の中にある、私にしか聴こえない声を感じる。
《cankoto》でそんな時間をつくっていけるよう、「感じる、私だけの音」というキャッチコピーをつけました。

そしてロゴは、最初のイベントを一緒に作ってくれたこのみちゃんが代表を務めるカタチ屋のサービスを利用して、デザイナーの光莉ちゃんに作ってもらいました。

ロゴに込めてくれた想いが本当に素敵…。このロゴに見合う活動をしていきたいなぁ。

「感じる、私だけの音」というキャッチコピーを見た時に心臓の音が思い浮かびました。自分だけの音=心の音 は、無意識だけど毎日感じている音。その無意識を「意識してほしい」という想いで、こちらのデザインにしました。

ロゴのコンセプト(一部抜粋)

今とこれから

2022年4月。大切な友人を招いて、第0回のワークショップを開催しました。実際動いてみると、思わぬ気づきや発見がたくさんあるもので。今後もプレオープン期間中は、周りの人の力を借りながら、コンテンツをより良く育てていきたいと思っています。

いつオープンするのかは、まだ分からないけど。続けていればいつも必ず「今だ!」って時が来るので、今は決めすぎずに進んでいきたい…と言いつつ、近いうちにできたらなと構想していたり。笑

一番に取り組みたいのは、音楽鑑賞×対話のワークショップ。実は大きな可能性が眠っているんじゃないかなと思っていたりする、今後の私の研究テーマです。

それ以外にも、"本当の声" に気づけるようなワークショップや商品開発、ライブやラジオ形式のコンテンツ、リトリートみたいなイベント作りにも挑戦してみたい。

この辺は、まだ秘密(であり、未知!笑)

ゆくゆくは、私が一番表現に苦しんでいた時代・小中学生にも届けられるようなコンテンツに成長させられるといいなぁ。

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《cankoto》のストーリーは、まだ始まったばかり。できればこれを読んでくれたみなさんに、成長を見守ってもらえると嬉しいです。

途中経過の報告が苦手なのですが、できる限りSNSでも情報をアップしていきますね。ゆるく気長に、待っていてください!

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