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チェコの就学ビザ申請について

今回のブログでは、チェコの就学ビザ申請についてシェアします。
ぜひ最後まで読んでください!


必要な書類

チェコの就学ビザを申請するためには、以下の書類が必要です。

  • ビザ申請用紙

  • カラー写真(3枚)

  • パスポート(+データ面のコピー)

  • 入学証明書

  • 銀行の預金残高証明書(英文)

  • 英文預金残高証明書のチェコ語訳

  • クレジットカードのコピー

  • 入寮証明書

  • 海外旅行傷害保険の保険証券

  • 無犯罪証明書(アポスティーユ認証付き)

(申請者が未成年で、両親が同行しない場合、これらに加え、両親が申請者のチェコ渡航に同意する同意書が必要です。)

多いですよね。私はすべての書類を集めるのに2か月半かかりましたが、計画的に行えばもっと早く集めることもできると思います。

(2024年現在ではこれらの書類が必要でしたが、今後変更される可能性があります。ビザを申請する際は、必ず大使館のホームページをご確認ください。)


保険の申請での困難

この中で一番手こずったのが、保険の申請です。
理由は、私には障害があるから。

保険申請にはチェックリストを埋める必要があり、その中に「後遺症が残るほどの怪我をしたことがあるか」という質問が含まれていました。私はこの質問にYesと答えました。

すると、保険会社から「一つでもYesがある場合は、医師からの診断書を英語かチェコ語で用意し、症状などを詳しく説明した文章をチェックリストに再度記入してください」と指示されました。
私は自分で保険加入の手続きをしたことがなかったので、「そっか、障害があったら、診断書を提出しないといけないのか」と思いました。

そして、病院を予約し、主治医に診断書を書いてもらいに行きました。
「英語で診断書を書いてほしいのですが…」と言うと、驚いていました。

時間との戦い

一番大変だったのは、主治医からの質問に答える際、主治医からの質問を英語に翻訳して保険会社に送り、保険会社からの返答を日本語に翻訳して主治医に送るという作業を何度も繰り返していたことです。

チェコと日本の時差は7時間(サマータイム中)あり、午前中に質問を受けても、保険会社からの返信が来るのは、早くても午後4時(チェコ時間で午前9時)以降になるため、1つの質問に答えるのに最低でも1日かかってしまいました。

すでに大使館へのビザ申請の予約を取っていたため、「保険を取得できるのか」「予約日までに間に合うか」と不安でした。しかし、主治医が迅速に診断書を作成してくれたおかげで、約3週間後には英文での診断書を用意することができました。主治医には本当に感謝しています!

英文での診断書と詳細説明を記入したチェックリストを保険会社にメールで送り、3日後に「申請が承認されました」というメールを受け取りました。そのメールには支払いリンクが添付されており、そこから支払いをしました。

まとめ

私は他の国のビザを申請したことがないので、実体験をもとに比較はできませんが、チェコのビザ申請に必要な書類は多いと思います。また、預金残高証明書や無犯罪証明書など、書類を受け取るまでに時間がかかるものもあります。私は合格通知を受け取ってすぐにビザ申請のための書類集めを始めるべきだったと後悔しています。

私の経験が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。


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