ソイワックス(ソフト)の燃焼性比較
モノづくりを始めて、いろいろ迷うポイントの一つが「どのメーカーの、どういった銘柄の素材を使うか」ということ。
例えば、「容器に入ったキャンドルを作るぞ💪」となった時、パラフィンにするか、蜜蝋にするか・・・といった大きな部分の悩みもさることながら、たとえ「よし、ソイワックスにしよう!」と決めたとしても、ネットで調べるといくつも種類があり・・・
そして、試すだけなら100gくらいで十分なのに、最低販売量が1kg!送料もかかる!ということも多く、おサイフにはなかなか優しくありません💦
そんな訳で、今回はコンテナ向きソイワックス(ソフトタイプ)の比較実験の結果をご紹介したいと思います!
<実験に使用した素材>
・「エコソイワックス」 マンディムーン
・「プレミアソイワックスソフト」 カメヤマ
・「ソイワックスソフト(NatureWaxC-3)」 kinari
<実験条件>
・以下の図のような開放型のガラス容器に、4x3+2の太さの綿芯を座金付きで設置し、溶解したワックス38gを投入した(投入時のワックス温度は約50℃)。
なお、今回このような形状の容器を選択したのは、燃焼時に発する熱が発散しやすくなるようにするため(熱による影響をできるだけ受けないようにするため)である。
・十分冷えて固まった後、120分を1サイクルとした燃焼実験を行った。
・芯の長さは各サイクル開始前に5mmになるよう切りそろえた。
・消火後、十分冷えてから次のサイクルの実験を開始する、という形で合計3サイクルの実験を行い、途中の燃焼の様子を観察した。
<実験結果>
開始10分後の様子を以下の図に、本実験で得られた結果のまとめを表に示す。
なお今回、この先は有料とさせていただきました。
前回の「木工の塗装向けオイル」の実験結果については特に不都合なこともないため無料で公開しましたが、今回の実験については各製品の性能比較のような意味合いになり、あまりオープンに拡散するとメーカーさんにとって迷惑だと思いましたので、そういった意味で有料とさせていただきました。どうぞご了承ください_(._.)_
(この先の内容)
・1サイクル目の30、60、120分後の様子
・2サイクル目の40、60、90、120分後の様子
・3サイクル目の60、120分後の様子
・全体のまとめ
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