Dress & Things #9
■Kieth Flack(キースフラック)
福岡・九州を中心に音楽&ファッションなどをキーワードにコダワリのショップを紹介させていただくコーナー“Dress & Things”。
第9回目は福岡市の親不孝通りにあるクラブ“Kieth Flack”をご紹介です!
キースフラックと言えばモッズメーデーはもちろん、モジュールでも紹介してきたDJたちのイベントも数多く開催しています。
福岡のモッズシーンを語る上で外せない場所なんです!
今年で27周年となる老舗クラブ、キースフラックの店長・牧野さん(SHOWY)とオーナーの疋田さん(HIKKY THE MADNESS)にお店のコンセプトなどお伺いしつつ、レギュラーイベントなどもご紹介したいと思います。
◆Texted & Photo by:小野タケシ(module モジュール)
■店のコンセプト
ローカルのDJ/BANDから世界のトップクラスのアーティストまで、良い音楽/PARTYを発信し続ける街のクラブ。
■店名の由来
心臓のペースメーカー的役割をしている部分の医学的用語。
大事な場所という意味を込めています。
■イベント
1Fと2Fとのフロアがあるキースフラック。
2フロアでのイベントもあるし、1Fと2Fそれぞれ別のイベントをやる日もあって常に楽しめ、2Fにはライブステージがあり熱いライブが繰り広げられています。
※1Fのフロア。プロジェクターもありVJも可能。
※1Fブース。写真は店長SHOWY。
※アルコール類も多数揃っています。
※でも、やっぱクラブといえばコレでしょう!テキーラのショット!!!
※ステージ側から見た2Fのフロア。
※2Fでのライブの模様。ステージとフロアの距離感が絶妙でアツいライブが堪能できる!
写真は店長SHOWYのバンド“STEP LIGHTLY”。
イベントが無い日は『Kieth Flack Lounge』としてBAR営業も実施。
※Kieth Flack Loungeではスタッフや様々なDJのプレイを楽しめ、フードや物販のショップが出店する事もあります!
※『日替わりカレー』も人気です。
※店長SHOWYのバンドSTEP LIGHTLY主催のライブイベント。
◆レギュラーイベント
・Kieth Flack PLAG
毎月第4火曜日に開催のオールミックスなイベント
・Kieth Flack ROCKS
毎月第2火曜日開催のロックなイベント
『Kieth Flack ROCKS』は約20年の歴史あるレギュラーイベント。
実はモジュールの編集長であるfame the mod(当時はKOW-CHANG)は元キースの店長で、ボク小野タケシもキースフラックのスタッフだったんです(笑)。
その頃「ロックなDJイベントやりたいね!」と立ち上げたのがこの『Kieth Flack ROCKS』。
DJはKOW-CHANG(現fame the mod)、匠(現キース店長SHOWY)、TAKESHI(小野タケシ)、D、龍とオールスタッフでした。
でも当時のイベント名は『キースフラックROCKで飲み会』(笑)
その時のフライヤーがコレです!
※手書きのフライヤーはボク小野タケシ作!
キースフラックはオールジャンルなハコなんですが、音響もしっかりとしててライブが出来るので比較的ロック色が強いイメージかなと思います。
福岡モッズシーン界隈のイベントも過去にたくさん開催しました。
※2000年初頭に開催したイベント『HOT WAX』。
以前のコラムでも紹介しましたが、福岡のモッズシーンは50'Sシーンとの繋がりも強く、これは50'Sシーンとのコラボのイベントでした。
DJでは福岡50'Sシーンの要であるナガイさんやWAKA(モジュール“Dress & Things #7”で紹介したDryBones福岡の店主・若杉氏)やKOW-CHANG、バンドではニートビーツやボクがやっていたベイリーズも出演。
※ベイリーズ主催のイベントもここキースフラックで開催。
手書きフライヤーはタケシ作。この頃ボクの中で手書きがブームだったんでしょうね(笑)。
※モジュール“On Air from FUKUOKA #7”に登場のUS-UKの主催イベント。
出店ショップ『だがしやロリポップ』はモッズメーデー福岡にもDJとして出演のA☆!の店。
そしてもちろんモッズメーデー福岡もキースで開催しました。
※モッズメーデー福岡2017のフライヤー。
※2Fメイン会場ではライブ、1Fは出店スペースとして開催しました。
※モジュール“Dress & Things #5”で紹介の『カラフルブティック モア』も出店。
※モッズメーデー福岡2019のフライヤー。
2019年の目玉は杉村ルイさんの『THE TOKYO LOCALS』。
この時ボクはベースで“THE FUKUOKA LOCALS”として参加させて頂きました!
※THE TOKYO LOCALSのライブの模様。
※2FのDJブース。
写真左:kou(maison de chatnoir)、右:fame the mod
※ハコの前にはスクーターを並べられるスペースもあり!
※コロナで延期・中止となってしまった2020年幻の(笑)フライヤー。
この様に福岡モッズシーンと深いかかわりのあるクラブ『Kieth Flack』。
現在コロナ禍の中、キースフラックだけではなく全国の、いや世界中のクラブやライブハウスは厳しい状況が続いています...
「事態が収まるまでは皆さまが安心してご来場いただけるように、感染対策を徹底して、まずは地元のアーティストを中心に日々の営業に精進致します!」とオーナーの疋田さん。
※キースフラックの感染対策ガイドライン。
今までの様に密な状態で心からなかなか楽しめない状況ではありますが、ハコ・イベンター・オーディエンス・出演者ともにしっかり感染対策を行い、イベントを楽しみたいですね!
早くこの事態が収束する事を切に願うばかりです。
■ショップデータ
Kieth Flack
住所 福岡県福岡市中央区舞鶴1-8-28マジックスクエアビル1/2F
TEL 092-762-7733
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