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20代最後なので何か書いとく


大学在学中に成人(20歳)になり、勉学や就職活動などほとんど疎かにしたまま大学を卒業した。当然ながら無内定である。なので大卒後の2年間はほとんどニート状態だった。

その後は何やかんやあって、いろんなところに就職したり退職したりを繰り返しながら、最終的には IT業界に就職して今に至る。

多少なりともプログラミング的思考はできるようになったが、肝心の仕事自体は全くできないので、大して意味はなかった。どれだけ知識や技術を身につけても、それを仕事に活かせるかどうかはまた別の能力だということが分かった。

学生時代からすでに「自分は社会に出ても躓いてそのまま終わるのではないか」と予見していたが、見事にその通りになった。

コミュ力なし、協調性なし、責任感なし、体力なし、頭も悪い、面倒臭がりで完璧主義、詰められると癇癪起こしてブチギレ、人的魅力も皆無、何事にも興味・関心なし、一人でいるのが好きで人と話すと疲れる、おまけに生まれつき発達障害(ASD)グレーゾーンだったという有様。

当然の結果である。どの会社でも役職に就いたことがないばかりか、何の実績も上げられなかった。辞めるときに引き止められたことすらないばかりか、逆に喜ばれたほどだった。

そんな僕でも社会に出て分かったことや身につけたものはある。それを紹介していく。

とにかく図々しくなること

僕のような無能が社会で生きていくには、とにかく図々しくなることが必要不可欠である。周囲のことなど二の次に、ただひたすら自分の要望を押し通し続ける努力をしなければならない。

筋トレや健康的な食事で肉体面をひたすら強化するのはもちろん、道行く人に道を譲らずぶつかり合ったり押し退けたりと、これでもかと自分の図々しさを磨いていった。

加齢に伴って自ずと育まれる図々しさだが、相手から舐められないためにも、自分から育んでいかなければいけない部分もある。

相手に舐められないこと

物流会社で働いたとき、非正規であるにも関わらず早出出勤を命じられたり、有給を申請しようとしたら上司に怒鳴られたりと、やりがい搾取をされた。

印刷会社で働いていたときも、上司からパワハラに遭っただけでなく、「懲戒解雇にするぞ」と脅されて自己都合退職を余儀なくされた。

前職の IT企業でも、上司から大声で怒鳴られるのはもちろん、仕事の責任転嫁もされた挙句、それを理由にさらに怒鳴り散らされるなど散々な目に遭った。

自分が何故こういう目に遭ってきたのか、それは自分が相手から舐められているからというのが最大の理由だと考えた。

では相手から舐められる要因は何なのか。以下が思い浮かんだ。

・無能なのにバカ正直に相手の要求に応じているから
・相手の前で狼狽えたり萎縮したり優柔不断になったりすぐ謝ったりしているから
・見知らぬ他人や親しくない人には、常に眉間に皺を寄せておく

を挙げる。

人の要求は基本的にエスカレートするものなので、こちらにメリットがないなら、一切応えないことも大事である。

ウクライナだってロシアによるクリミア半島の侵攻を許した結果、侵攻が一気に激化したのだ。そういう不安要素は最初から徹底的に叩き潰しておくに越したことはない。

相手から舐められる要因になる言動や行動は慎むべきで、基本的に愛想良くしないことが大事である。

精神的な余裕を保つこと

僕は人と接するとき、必ずと言っていいほど録音を行っている。万が一のときにはネットに晒してやるぞと精神的に余裕が出るからだ。

前職の IT企業で上司からのパワハラに耐え兼ねて始めた録音だが、今でも継続している。

会社にいるときはもちろん、面接時や、賃貸契約時、マチアプで会った女性とデートするとき、風俗に行ったときなど、ほとんどあらゆる場面で録音するようになった。最早ただの録音魔である(笑)

良い結果を出すために頑張るのではなく、自分の気持ちにケリを付けるために頑張る

かつては頑張っても結果が出なければ、時間と労力の無駄だと思っていた。僕が大学在学中に就職活動を放棄した理由でもある。

しかし最近は別に結果が出なかったとしても、やってみようと思えることであれば頑張った方がいいと考えるようになった。

自分に気持ちにケリを付けられるからだ。

頑張らなかったら頑張らなかったで、心にモヤモヤが残ってしまう。

だからこそ、自分が少しでもやってみようと思ったことがあるなら、ひたすら挑戦していけばいいと思う。

僕も今マチアプをやってて、実際に何人かの女性とお会いしたことがある。しかし結果などほとんど見えているので、ぶっちゃけやる意味などない。しかしこれも自分の気持ちにケリを付けるという一環でやっているわけなので、自分の気の済むまでやるつもりでいる。

実は大して好きなものでもないのに、勝手に好きだと思い込んで時間や労力を無駄に浪費してはいけない

大学時代は漫画イラスト研究会というサークルに所属しており、そこで漫画やイラストを描いていた。

しかし完璧主義な性格が災いしてか、1日かけても下書きすら終わらないほど描くスピードは遅く、クオリティもクソだった。しかもやっていることの大半が模写とかトレパクという、救いようのない有り様だった。

そんな状態であるにも関わらず、僕は漫画やイラストを描くことが好きだと勝手に思い込んでいた。

本当に漫画やイラストを描くのが好きなのであれば、とにかくいろんなものを片っ端から描きまくってるだろうし、何より才能があったりする。上達のために作品を公開して、いろんな人から意見を貰ってフィードバックに役立てるといったことを絶対にするのだ。

僕は全くそういうことをしていなかった。下手の横好きでも何でもない。ただ当時は将来的にやりたいことなんてないから、漫画やイラストを描ける技術とかあればそれで食べていけるのではないかと超漠然と考えていたのと、他に自分にとって取り柄になるものがなかったというのが主な理由である。

今仕事でやっているプログラミングにもその考えを適用させている。だからこそ、家ではプログラミングなど一切やるつもりがない(中途半端に勉強しても意味がないからだ)。

まとめ

恋愛や結婚といったイベントは当然ながら経験できなかったし、これからも経験することがないまま生涯を終えるだろう。

しかしそれ以外であれば一通り経験はできたと思う。

残りの人生は、過去にやり残したことや日常生活でちょっと気になったことに着手する程度のフェーズといったところか(マチアプが最たる例の一つ)。

まぁ我ながら最悪の結果というわけでもないから、よくやったとは思う。

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