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パン屋さんで話した話し

こんにちは。旬タオルです。

今日はたまに行くパン屋さんに行った話を。

ここは対面式の小さなパン屋さん。

ニコニコした笑顔が素敵な店員さんが
ショーケースに並んだパンを取ってくれます。

雰囲気が柔らかく、
コミュニケーションが苦手な僕でも会話できます。

・・なんですけど、

今日は店員さんがお休みだったのか、

受付にはパンを焼いてる

ご主人

が出現。

少し頑固そうで、
「話しをしても続かないかなぁ。。」

と思っていたら、

「このパン、期間限定で明日までっす。」

・・とくるではありませんか!

僕も張り切って

「そうなんですね!きて良かった~!
ココのお店の季節ものって好きなんですよ。」

とお返事。

すると

店主「僕、季節ものってあまり好きじゃないんですよね。」

僕「え・・(この人、覚悟してきてる人だ)」

店主「素材を用意するのが大変で・・流行りを追うのも何だかね。」

なるほど。職人気質でした。

僕「でもシュトーレンは買わせてもらった事がありますが、こだわってましたよね?」

店主「そうなんですよ。他の所はそんなに知らないけれど、うちはドライフルーツをブランデーにつけておいて水分を含ませて、しっとりした生地と合うようにしています。許せないのがグラニュー糖ですよね。あれはクッキーみたいな固いものにかかっているのはいいですが、しっとりした生地とは相性が悪い。もちろん色んな考え方があるし、やり方も工夫すれば逆によくなる。合わせる小麦粉も実は何十種類もあって・・・」

全く話が止まりません。。

でも実は、
こういう自分の思いや考えを
熱く話してくれる職人さんが好きだったりします。

自分の事を語るのが苦手なので、

それが出来る事が
純粋に凄いと思うのもありますが(笑)。

コミュニケーションの練習で、
一番最初に始めたのが

「人の話を聞く」

ということでした。

もちろんただ聞き流しているのではなく(笑)、

共感したり
相手が何を伝えたいのか
理解しようとする

といった事を練習しました
(今も課題です)。

学生の頃、
海外とかで交渉をバンバンしていた先生から
教わった事があります。

それが

その人が言っている事を言い換えて聞き返す事

です。

人間は理解されたい生き物。
自分の話が通じていると感じられると安心します。

「それって、こういう事ですか?」

と言われると、
「あ、自分の話しをちゃんと聞いてもらえているな」
と確かに思います。

この時、別に間違っていても大丈夫です。

大事なのは「興味をもたれている」
事が伝わること。

教わった時はまっっったく
できませんでしたが。。

(人の話を聞いているのが
耐えられなくなって、
その場からスッ・・と去るほどでした。)

そんな状態から練習し、

縁があって
高級マンションの理事長に褒められ、
ご自宅に招いてもらえるようになったりされました。

もちろん具体的に耳を傾ける事も必要だと思いますが、

大事なのは「聞く心構え」
と思います。

それは前回お話しした
「いのちのごはん」
の教えが深く関係していると思います。

人の話をじっくり聞く姿勢、
聞く前の空気つくりが大事、

といったヒントが
ライフスタイルを通して載っています。

この辺りの話もこれからしていけたらと思います。

ちなみに今回のパン屋さんは、

「色々な店があって、
色んなトコに行ってもらって
その中で必要な時にウチに来てもらえれば良いと思ってるんですよ・・」

というちょっとツンデレ気質な方で、
何かとても好感がもてました(笑)

それではまたよろしくお願いします!





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